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生産時期:1998年03月発売モデル, 車体本体価格:ASK~299.25万円(消費税込)
1995年10月、インテグラにタイプRの称号が与えられた。 93年に3代目として登場したDC/DB系のインテグラがマイナーチェンジし、それと同時にタイプRのグレードが設定された。ホンダは、レースで培ってきたノウハウをエンジン、ボディー、サスペンションに惜しみなく投入し、カタ ログ数値だけではない、実質的な戦闘能力の高さを追及した。DC系の3ドアクーペとDB系の4ドアハードトップにタイプRが設定された。B18Cエンジンは、1.8リッターで200ps、8400回転まで回るレーシングエンジンである。 FFの泣き所であるアンダーステアも、リアの剛性を強めて、フロントの剛性はわずかに柔らかくすることで、ロー ル剛性のバランスを巧みに操ることで解消させた。これらはまさにレースでの技術である。具体的には、リアのバネレートをフロントよりも硬くし、スタビライザーの径を拡大した。そして、ボディの強化はリアホイールハウスの板厚アップなどリア回りを中心に行われた。 タイプRに設定された専用装備は、前後の揚力バランスをとるために、専用のフロントバンパーとリアウィング。 MOMO製のステアリングにタイプR定番のレカロセミバ ケットシートである。シフトノブはチタン削りだし。ホイールもタイプR専用に軽量化した15インチアルミホイールが与えられた。このモデルが96スペックと呼ばれる初期 のインテグラ タイプRである。
1800cc水冷直列4気筒横置のDOHC VTECエンジンを搭載する3ドアクーペの型式はDC2。最高出力は200ps/8000rpm、ECUをはじめ、ピストン、カムシャフトなどを変更することにより、NAエンジンとして当時世界最高峰となるリッターあたり111psを実現した。インテークポートの手動で研磨されていたという点も、当時話題を呼んだ。
エンジン型式は3ドアクーペと同じだが、4ドアハードトップは車名型式はDB8となる。3ドア同様、5速マニュアルミッションのみの設定。 内外装は基本3ドアと同様で、TYPE R専用のエンブレム、デカール、エンジンヘッドカバーなどを装備された。また、ライトウェイトスポーツカーらしく、レカロ社製バケットシートの採用、195/55R15のハイグリップタイヤを装着している。
車名/グレード | 駆動 | 排気量 | エンジン | 型式 | 燃費 | 車輌価格 |
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SiR [2WD・5MT](48451) | 2WD | 1,800cc | 直列4気筒横置DOHC | E-DC2 | 13.8km/㍑ | ¥1,921,500 |
SiR [2WD・5MT](48452) | 2WD | 1,800cc | 直列4気筒横置DOHC | E-DC2 | 13.8km/㍑ | ¥1,963,500 |
SiR [2WD・4AT](48441) | 2WD | 1,800cc | 直列4気筒横置DOHC | E-DC2 | 12.4km/㍑ | ¥2,021,250 |
SiR-G [2WD・5MT](48551) | 2WD | 1,800cc | 直列4気筒横置DOHC | E-DC2 | 13.8km/㍑ | ¥2,079,000 |
SiR-G [2WD・5MT](48552) | 2WD | 1,800cc | 直列4気筒横置DOHC | E-DC2 | 13.8km/㍑ | ¥2,163,000 |
SiR-G [2WD・5MT](48553) | 2WD | 1,800cc | 直列4気筒横置DOHC | E-DC2 | 13.8km/㍑ | ¥2,121,000 |
SiR-G [2WD・5MT](48554) | 2WD | 1,800cc | 直列4気筒横置DOHC | E-DC2 | 13.8km/㍑ | ¥2,205,000 |
SiR-G [2WD・5MT](48555) | 2WD | 1,800cc | 直列4気筒横置DOHC | E-DC2 | 13.8km/㍑ | ¥2,121,000 |
SiR-G [2WD・5MT](48556) | 2WD | 1,800cc | 直列4気筒横置DOHC | E-DC2 | 13.8km/㍑ | ¥2,205,000 |
SiR-G [2WD・5MT](48557) | 2WD | 1,800cc | 直列4気筒横置DOHC | E-DC2 | 13.8km/㍑ | ¥2,163,000 |
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