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生産時期:2005年02月発売モデル, 車体本体価格:315~523.95万円(消費税込)
フェアレディZは毎年進化することが約束された車として発売された。それが物語るように、まずは、2004年に5AT車にシンクロレブコントロールが採用され、シフトダウン時にエンジン回転数を適正な回転数に自動で合わせるシステムを導入した。また、サンシャインイエローを追加で発表し、これまでのシルバーパーツの色味も変 更された。全車にヒーター付き電動格納式ドアミラーも標準装備された。2005年9月には、搭載エンジンをパワーアップして走行性能を向上させた。35thアニバーサリーモデルに採用された7000rpmまで最高回転数が引き上げられたエンジ ンを引き継ぎ、これにエアダクト径の拡張、バルブタイミングの最適化が図られ、最高出力が14psアップ の294psとなった。これに伴い足回りも強化された。新構造のデュアルフローバスショックアブソーバーが採用されて、あらゆるシーンで理想的なサスペンションのピストンスピードを実現させた。また、ブレーキの径も16インチから17インチへとアップした。エクステリアでは、 フロントバンパー、ヘッドライト、テールライトが変更され、 ホイールデザインも変更された。インテリアには、アルミパーツを多く採用することで高級感を高めた。このマイナーチェンジで、新たにマルーン色やブリリアントシルバーなどを含む8色が追加された。2007年1月、ついにフェアレディZ33は300psオーバー の実力を手に入れた。新開発のVQ35HRエンジンは、 ツイン吸気システムやステンレス製等長エキゾーストマ ニホールドの採用に加え、フリクションロスや各部の剛性アップなどが施された。最高出力は313ps、最大トルク 36.5kg-mのハイパワーを実現した。このマイナーチェンジに合わせて新たなグレードとして VersionNISMOが追加された。GT参戦で得たノウハウを投入した新たなエアロパーツをみにまとい、内装には専用のメタリック調の本革素材を使用した。ボディー剛性も専用のチューンが施され、フロントピラー回りの溶接点数の増加、リアタワーバー周辺に補強パネルの追加、フロントラジエター周辺への補強バー追加、 フロントとリアへのヤマハ製パフォーマンスダンパーを追加した。 足回りは専用のスタビライザーを装着することで、高いハンドリング性能と直進安定性を確保した。ホイールは、タイプGで採用されたレイズ社製のフロント18インチ、リア 19インチの異径サイズが組み合わされた。
最高出力280ps、最大トルク37.0kg-mのユニットを積むフェアレディZ33のベーシックモデル。5速ATと6速MTが設定された。本革巻のステアリングホイールやアルミペダルを標準装備し、運転席と助手席にエアバッグを装備。また、アクティブヘッドレストを装備するなど、安全装備も充実している。フェアレディ-Zの空気抵抗値は、スポーツカークラスのトップレベルである0.30をマーク。ポルシェ991に匹敵する数値を実現した。
ベースグレードに、ブレンボ社のブレーキキャリパーを前後に装備し、ブレーキ性能を向上させたモデルで、フェアレディZ33の中で最もスポーティなモデルである。バージョンSには、6速MTのみの設定となる。
ベースグレードに、パワーシート、本革シート、BOSEサウンドシステムなどの快適装備を充実させたモデルである。AT車にはマニュアルモード付きの5速ATが搭載された。
ベースグレードに、バージョンSとバージョンTの装備を組み合わせたモデルで、フェアレディZ33の中で最も豪華な仕様となっている。
バージョンSTの6速MT車をベースに、高応答・高変化角e-VTC(可変バルブタイミングコントロール)のエキゾースト側への採用。カム作動角の拡大、インテークマニフォールドのショート化/径拡大、ピストンリングの張力アップを図った。そして、クランクとコンロッド接触面の鏡面仕上げ、コンロッドボルトの変更、クランクシャフトの油圧経路変更などが施された。エンジン出力は280psと変更はないが、最高回転数は7000rpmとなり、レスポンスの向上及びスムースなエンジンの伸びを実感できる。また、外装では軽量化された新デザインの18インチホイールを採用。リヤのリム幅も0.5J拡大して走行性能を向上。内装ではブラック&タンの2トーン専用本革シートをオプションで設定した。ボディ色は専用色のプレミアムサンシャインイエローの設定となった。
北米で先行販売されていたオープンタイプのフェアレディZ33の日本国内仕様である。電動開閉式のソフトトップを装備。ロードスターのオープン機構は、世界初のワンレバー3ロック方式と、電動ソフトトップによる容易な開閉操作、開閉時間は約20秒を実現。また、オープンボディの弱点であるボディ補強も細部に渡って行われた。動力性能はクーペと同じく、5速ATと6速MTが設定された。
ロードスターのベースモデルに、クーペタイプ同様にバージョンTの仕様が加えられたグレードである。パワーシート、本革シート、BOSEサウンドシステムなどを装備する。
車名/グレード | 駆動 | 排気量 | エンジン | 型式 | 燃費 | 車輌価格 |
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35thアニバーサリー [2WD・6MT] | 2WD | 3,500cc | DOHC・V型6気筒 | GLJARSYZ33EDAE---- | 9.4km/㍑ | ¥3,885,000 |
バージョン-S [2WD・6MT] | 2WD | 3,500cc | DOHC・V型6気筒 | GLJARSYZ33EDAB---- | 9.7km/㍑ | ¥3,465,000 |
バージョン-ST [2WD・6MT] | 2WD | 3,500cc | DOHC・V型6気筒 | GLJARSYZ33EDAC---- | 9.7km/㍑ | ¥3,780,000 |
バージョン-ST [2WD・5M-ATx] | 2WD | 3,500cc | DOHC・V型6気筒 | GLJARSNZ33EDAC---- | 9.0km/㍑ | ¥3,885,000 |
バージョン-T [2WD・5M-ATx] | 2WD | 3,500cc | DOHC・V型6気筒 | GLJARSNZ33EDAA---- | 9.0km/㍑ | ¥3,570,000 |
ベースグレード [2WD・6MT] | 2WD | 3,500cc | DOHC・V型6気筒 | GLJARSYZ33EDA----- | 9.7km/㍑ | ¥3,150,000 |
ベースグレード [2WD・5M-ATx] | 2WD | 3,500cc | DOHC・V型6気筒 | GLJARSNZ33EDA----- | 9.0km/㍑ | ¥3,255,000 |
ロードスター 黒 [2WD・6MT] | 2WD | 3,500cc | DOHC・V型6気筒 | 2LJARSYZ33EDA----- | 9.3km/㍑ | ¥3,675,000 |
ロードスター 黒 [2WD・5M-ATx] | 2WD | 3,500cc | DOHC・V型6気筒 | 2LJARSNZ33EDA----- | 8.6km/㍑ | ¥3,780,000 |
ロードスター 青 [2WD・6MT] | 2WD | 3,500cc | DOHC・V型6気筒 | 2LJARSYZ33EDA-C | 9.3km/㍑ | ¥3,675,000 |
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