電気自動車ヘッドライン（日産リーフ） | スポーツカーの中古車販売・買取・査定ならGTNET

2012年2月3日更新

NISSAN LEAF
2011年RJCカーオブザイヤー受賞　日産リーフ

日産自動車の次世代エコカーとして開発され、2010年12月から一般発売されたゼロエミッションカー「リーフ」。ライバルのプリウスが、動力源にエンジンとモーターを併用するのに対し、リーフは、床下に搭載したバッテリーとモーターを動力源に走行する100％電気自動車。ボディ形状は、5ドアハッチバックの5人乗り（3ナンバーサイズ）を採用し、Cd値0.28の優れた空力特性を誇る。動力源のバッテリーは、リチウムイオンを採用し、192個のセルを直並列接続することにより90kW以上の高出力を実現。充電は、フロントバンパーの充電口からおこない、充電時間は200V急速充電で30分（80％充電）、200V通常充電で約8時間、家庭用100V充電時は約28時間を要する。最高出力109PS、最大トルク28.6kgf-mを発生するモーターを前輪駆動で搭載し、最高速度145km/h、メーカー曰く「3リットルガソリンエンジン並みの加速」が得られるそうだ。航続距離は、満充電で約200km。主なグレードは、上級グレードGと汎用グレードXを設定。販売価格は376万4250円～と高価だが、EV補助金制度を利用すれば最大78万円の補助を国から受けることができる。日産ディーラーや高速道路のサービスエリアに設置された公衆充電器を賢く活用すれば、遠方へのドライブにも対応できる。

●NISSAN LEAFの性能・仕様

車両型式	ニッサンZZA-ZE0	総電力量	24kWh
全高	4,445mm	航続距離	200km（JC08モード）
全幅	1,770mm	原動機	EM61
全高	1,545mm	最高出力	80kW（109PS）/ 2,730～9,800rpm
最低地上高	160mm	最大トルク	280N-m（28.6kgf-m）/ 0～2,730rpm
車両重量	1,520kg	最終減速比	7.9377
乗車定員	5名	駆動方式	前輪駆動
駆動用バッテリー	リチウムイオン電池	サスペンション	F:独立懸架ストラット式 R:トーションビーム式
総電圧	360V	タイヤ	FR:205/55R16

●NISSAN LEAFのグレードと価格（補助金）

リーフG：406万350円（税込）: 補助金活用時の参考価格　328万350円（税込）
リーフX：376万4250円（税込）: 補助金活用時の参考価格　298万4250円（税込）

●NISSAN LEAFのボディカラー

外装色　アクアブルー、ホワイトパール、ブリリアントシルバー、スーパーブラック、ラディアントレッド

●フル充電に掛かる電気代

深夜電力を賢く利用すればコストはガソリン代の1/6以下！

■夜間電力使用時（9.17円）: フル充電1回＝約220円
※東京電力・おトクなナイト8　23時～7時
■昼間電力使用時（28.07円）: フル充電1回＝約673円
※東京電力・昼間電力　8時～22時
■日産ディーラー使用時: 急速充電1回500円（80％充電）

ガソリン車（20km/L） 200km走行時のガソリン代＝約1450円。
※レギュラーガソリン　145円/1Lに設定

サーキット仕様 NISSAN LEAF NISMO RC

2011年、日産とニスモはリーフをベースとした本格的EVレーシングカー「NISSAN LEAF NISMO RC」を開発。量産車のパワートレイン（モーター、バッテリー、インバーター）を流用しながらも、モーターをミッドシップに搭載することにより運動性能の劇的な向上を実現。量産車のイメージを残しつつ本格レーシングカーのフォルムに進化を遂げた。ボディサイズは、片側86mm拡大され、全高も333mmローフォルム化。さらに、カーボンモノコックの採用によりノーマル比-600kg（車体重量925kg）に及ぶ軽量化を実現。サスペンションもダブルウイッシュボーンに変更され、ブレーキキャリパーもAP製キャリパーに変更。モーターおよびバッテリー性能は市販車同等だが、軽量化に伴うパワーウエイトレシオは5.71kg/Nmから3.30kg/Nmに向上。最高速度は150km/hと量産車と変わりないが、航続距離はフル走行で約20分、0-100km/h加速は6.85秒をマーク。筑波サーキットのベストラップは1分7秒16、袖ヶ浦フォレストモーターウェイにおいては、ステラロードスターを凌ぐ1分16秒185を記録する。バッテリーは、カートリッジ交換式を採用する。

ハイブリッドカー＆EVカーニュース

日産のフーガハイブリッドが1週間で1千台を超える受注へ 2010/11/18: 日産は、11月2日に発売したフーガハイブリッドの受注が開始およそ1週間で1010台になったと発表した。当初の販売計画は点き200台が目標であったため、計画の5倍以上に相当することになる。日産によると、購入者の年齢層は60歳以上が55％を超えているという。また、同車は次世代自動車として自動車取得税と自動車重量税が免税になる。
三菱のi-MiEV、ビックカメラで販売開始へ 2010/11/10: 11月9日、ビックカメラと三菱自動車が、EVの普及にむけて連携する競艇を結んだ。三菱自動車によると、家電量販店と自動車メーカーによる「電気自動車の普及に関する基本協定」を締結するのは、日本初という。この協定に基づき、両社は協力の上ビックカメラの一部店舗において、 i-MiEVの商品紹介、試乗会等の普及促進活動を順次実施する予定。まずは、ビックカメラ有楽町店において、i-MiEVの展示をスタートさせた。
パナソニックがトヨタに続き、テスラに出資 2010/11/08: 11月4日、パナソニックがアメリカの電気自動車ベンチャー企業であるテスラ・モーターズとの資本提携を発表。今後、EV（電気自動車）用電池を共同開発する。今回の提携にあたり、パナソニックはテスラに対し、3千万ドル（約24億円）を出資。発行済み株式のおよそ1.5％に該当し、株式の約2％を取得することになる。テスラに対しては、これまでもトヨタが5千万ドル（約40億円・約3％）出資しており、EV車の開発を共同で進めている。
米テスラ・モーターズとトヨタがEV事業で提携へ 2010/05/24: 日本での電気自動車発売を開始したアメリカのベンチャー企業、テスラ・モーターズがトヨタと電気自動車事業で包括提携すると発表した。トヨタはこの提携によってハイブリッド車に留まらず、本格的にEV車事業に乗り出すことになった。テスラは'03年創業のEV専門メーカーとして知られ、近く株式公開を予定している。これにあわせ、トヨタは出資を行い、その持ち株比率は2.5％程度になるという。また、アメリカでの生産工場として、今年4月までトヨタとGM（ゼネラル・モーターズ）との合弁生産を行っていた工場（NUMMI）の一部を買い取り、生産拠点にあてるとも言われている。
電気自動車テスラ・ロードスター発売!! 2010/04/26: 米国からプラグインの電気自動車が発売された。テスラ・モーターズというこれまで自動車の開発は行ったことのない会社が、電気自動車を武器に自動車業界へと参入してきた。スポーツタイプの電気自動車、テスラロードスターを発表し、その加速力はガソリン車を凌ぐほどだ。価格は1000万を超える。エコカーの時代をスポーツカーで切り開く新たな挑戦が米国から発表された。日本には12台が輸入され、5月初旬に発売される。
ホンダハイブリッド車の投入計画 2009/07/22: ホンダは、ハイブリッド車の投入計画を前倒しするとともに、中・大型車向けのシステムも開発すると発表。小型車「フィット」のハイブリッド車を２０１０年末までに発売するほか、来年中としていたスポーツカータイプの「ＣＲ─Ｚ」の発売時期を２０１０年２月に前倒しする。すでに投入している低価格の「インサイト」、「シビック」のハイブリッド版と合わせ、１０年中に４車種を取りそろえると発表した。　
トヨタ　プリウス発売1ヶ月で18万台受注！ 2009/06/19: トヨタ自動車は、新型プリウスの受注状況について、発売から約１ヶ月（6月17日の時点）で、約18万台になったと発表。ちなみに、納車時期は年末から来年になることもありそうだ。　
三菱　電気自動車i-MiEVを発売 2009/06/05: 三菱自動車は、電気自動車「i-MiEV」を発表。家庭用電源で充電することが可能で、充電時間は100Vの場合で約14時間。急速充電の場合、約30分で許容量の80％まで充電できる。パワーは64ps、走行できる距離は最大で160km。車両価格は459万900円。一般向け販売は、2009年7月から開始され、納車時期は2010年4月以降になる。　
トヨタ　プリウスをフルモデルチェンジ 2009/05/18: トヨタ自動車は、プリウスをフルモデルチェンジし、同系列全店で販売する。新型は、システムの90％以上を新規開発し、エンジン排気量も従来の1.5リットルから1.8リットルに拡大。10・15モード燃費は38.0km/Lを実現した。価格は205万円（L）から。