名古屋弁講座
皆さん こんにちわ。
名古屋弁講座のお時間です。
方言というものは様々ございますが、
今現在、完全な状態で残されていることは稀なんじゃないでしょうか?
ここ、名古屋をとってみても、ほとんど純粋な名古屋弁というものを
しゃべっている人はいないと言っても過言ではございません。
最近、テレビで見かけることも多い(?)我が市の市長さんが
かなり濃い名古屋弁をしゃべっていますが、
あのくらいのレベルの名古屋弁を使えるのは最早じーちゃんばーちゃんクラス。
つまりトップクラスでしかないのです。
タモリさんが以前、名古屋弁はみゃ~みゃ~言えばいいなんてことを
言ってたりちょっと違ったり?しましたが、
名古屋弁はその程度のものではない。実に奥の深いものなのです。
以前、ドラマ『春日の局』で、故“藤田 まこと”氏が
素晴らしい名古屋弁で徳川 家康役を演じてらっしゃいました。
それを観て、これで名古屋弁もメジャーなものになると確信したものです。
そこで、ここでは日常会話で使える名古屋弁の基礎的な言葉を皆さんと一緒に
学んでいきたいと思います。
初級編
『雨がひどいので、ずぶ濡れになっちゃった。』コレを名古屋弁では
『雨がどえりゃ~でよぉ、びったんこになってまった。』と、なります。
最後に『がね。』と付けるのもいいでしょう。
少し応用すると、
『傘もっとらせんでびったんこになってまったがね。』とも、使えます。
『机を持ち上げて下さい。』学校やオフィスで頻繁に耳にしますね。
『机つってちょ~』または『机つってちょ~でゃ~』と使いましょう。
この『ちょ~でゃ~』はよく使います。主にお願いするときの言葉です。
覚えておくと便利ですよ。
中級編
『ずいぶん雑ですね。』
『で~らぁ、あらけにゃ~がね。』『あらけない』はレベル高い単語です。
並みの名古屋人でも使いこなせないでしょう。
サラッと使えればスマートに見えますよ。
『いばっているんじゃないの?』
『ちょ~すいと~せん?』
“ちょ~すいとる”はいばっているという意味です。“超好いている”ワケでは
ありませんよ。
『飛べない豚はただの豚だ。』(ポルコ・ロッソ)
『飛べにゃ~豚はよぉ、ただの豚だでかんわ。』
映画の字幕をすべて名古屋弁に訳していくと、鍛わっていくと思いますよ。
『タクシーを3回乗り換えて帰れ。』(デューク・東郷)
『タクシー3べん乗り換えてきゃ~てきゃ~。』
・・・よりハードボイルドが増すってものです。
さて、いかがでしょうか?
おみゃ~さんらもでゃ~てゃ~わかってきたんじゃにゃ~かも?
そのうちよぉ、また講座開くでよぉ、き~たってちょ~よ。
2012年4月26日 10:35 | カテゴリ:新着中古車情報