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2018年7月13日

磨きのすゝめ


暑い!

めっさ暑い!

磨きっくです。

 

さてさて、今回はコーティングの下地処理にあたる磨きについて軽くご紹介します。

前回のブログでは輸入車のコーティング紹介、からのー、新車でも磨いてピカピカの下地作りますという話をしたわけで。

しかーし、GTNETはGTスポーツカーがメインであり、やっぱり絶版のレアな国産スポーツカーの取扱いも充実してるせいなのかー、 コーティング作業の大半は、経年車の塗装なのです。

しかもスポーツカーなので、使用の用途によって塗装状態はピンキリ!

以前ブログで紹介したGC8 インプレッサもなかなかの強敵でした。

んで、今回のお題になる車はっつーとですね、

またしてもインプレッサです。

またしてもブルーです。

ラリーカーベースだけあってハードな使われ方のお車が多いんでしょうか?(違)

 

さて、磨き作業の前にまずは洗車です。 トランクの排水部分だったりモールの隙間だったり、細かいところの洗浄を行って、次にボディ全体を洗っていきます。

洗車が終われば、専用の粘土クリーナーで鉄粉や洗車で落ちない付着物などの除去を行うのですが、

 

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粘土がブルーに、、、、 どうもリアバンパーをぶつけた形跡があって、しかもDIYで補修したんでしょうか?

ワイルドな仕上がりしてらっしゃいます(汗)

で、拭きあげてエアブローしながら水気を飛ばしたら、マスキングテープで養生、準備は上々で、いざ磨きの時間です。

 

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照明を当ててみると、そこかしこに傷がありますね。

傷にも、深い傷や浅い傷、細い傷に太い傷といろいろ種類があります。 すべて磨いて消してしまえば、それはそれはキレイなわけですがー、何事も甘くないのが世の常なわけで。

磨くということは少しづつ塗装を削っていくということなので、磨き続ければいつかは塗装はなくなります。

どこまで磨いて、どこまでの傷を消して(残して)、全体の仕上がりをキレイにまとめあげていくか。

同じ年式や色、似たような走行距離の車は世の中にたくさんあれど、塗装状態まで同じお車はほぼいないと思います。

ディティーラー(コーティング作業などを行うスタッフ)は、 お車1台1台ごとに「あーでもない、こーでもなーい」と最善の仕上がりに頭悩ませながら磨いてます。

さっきの↑写真のような傷の場合、↓こんな感じに仕上げます。

 

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ビフォーアフターの写真を撮るときは、できるだけ照明が写り込む位置も同じになるように撮った方が比べやすいので意識してます。

で、この写真で言うと右上のあたりに深めの傷があるのですが、磨き終わった写真でもよく見ると傷は残っています。

決して磨き残しではなく、他のパネルとの磨き度合いのバランスの兼ね合いや、塗膜そのものの厚さのことを考えての仕上がりです。

照明を当てているのでわかりますが、屋外で普通に見ればほぼ気にならないレベルだと思います。

お次のビフォーアフターはこちら。はい、ドン!

 

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どちらが磨いた後か一目瞭然ですねコレ。 傷まみれのパネルは、傷によって光の反射が散ってしまうせいか色まで違って見えてしまいます。

濃色車は特にですよー!

さて、皆さんお忘れかもですがー、このお車、粘土クリーナーが真っ青になって、僕の顔も真っ青になりそうなぐらい嫌なパネルがあります。

 

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見るからに怪しい、、、

 

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補修してあるところがどうにも色が剥げそうですので、磨きはこのあたりで仕上げです。

ちなみに磨き終わった後のバフは、

 

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真っ青(笑)

 

 

そんなこんなで磨きについての小話でした。

洗車してワックス塗るだけでも、お車はキレイに見えますが、この磨き作業をするとさらに別格のキレイさが手に入りますよ!

W&Wのコーティングはどれも磨きの下地処理が金額に含まれていますので、おススメです。

是非、ご用命ください。お待ちしておりまっす!




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