SUPER GT 2015 Round.8 予選 - イベント・レースレポート

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SUPER GT 2015 Round.8

2015年11月15日

SUPER GT第8戦もてぎ、No.37 KeePer TOM’S RC Fが今季2度目のポールをゲット!


ついに今シーズンのファイナルラウンドを迎えたSUPER GT。8戦目となる最終の舞台は栃木・ツインリンクもてぎが舞台となる。わずか2週間という短いインターバルを挟み挑むこととなったもてぎの予選は雨の一日となった。ストップ&ゴーのレイアウトを持ち、パッシングポイントも少ないと言われるもてぎでは、予選で少しでも前のポジションを手にすることが決勝で強いレースをすることへとつながる。それだけに雨という不確定要素を多く含んだ予選アタックでは、悲喜こもごものドラマを生むことになった。そんな中、ポールポジションを手にしたのは、No.37 KeePer TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ/平川 亮組)。Q2に出走した平川が絶好のタイミングでアタックを快走。開幕戦・岡山に続く、今季2度目のトップタイムをマークすることに成功している。

雨とはいえ、さほど寒さは感じないもてぎ。終日気温は11~13度、路面温度は13~16度と思ったほど低くならなかったことから、雨量に合わせて時折霧が出て視界の確保が充分でなくなることもあった。その中で、各チームともウェットコンディションのセッティング調整に余念がない状態だった。まず朝の公式練習でトップタイムをマークしたのは、No.64 Epson NSX CONCEPT-GT。小雨での強みを持つダンロップタイヤをうまくコントロールした中嶋が、ポテンシャルを引き出すことに成功した。

午後に向けて一旦雨脚も弱まったものの、依然としてサーキットは雨模様。午後2時にスタートしたGT300クラスからのQ1アタックでは小雨のコンディションを保っていたが、Q2に向う頃には次第に本降りへ。こうなると、コースインのタイミングひとつとってもチームにとっては重要な問題となる。タラ・レバは禁物とはいえ、どのタイミングでコースインしタイムアタックしたかによって、結果に明暗が分かれることとなった。朝から安定した速さを見せていた64号車も中嶋が着実にトップタイムへと標準を合わせてきたが、それを上回ったのが37号車の平川。負けじとラストアタックで64号車の中嶋も自己ベストタイムをマークする。が、0.125秒差でトップ奪還はならず。結果、37号車が今季2度目のポールポジション獲得に成功した。

一方、GT300クラスはNo.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)が朝から安定した速さをキープ。ライバルたちも果敢に攻めの走りで脅かそうとするも、叶わず。GT500同様、こちらも開幕戦以来となる今季2度目のポールポジションを手にした。

第8戦ツインリンクもてぎ 予選結果

GT500(TOP6)
1.No.37 KeePer TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ/平川 亮組)1’49.738
2.No.64 Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット組)1′49.863
3.No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也組)1’49.981
4.No.36 PETRONAS TOM’S RC F(伊藤大輔/ジェームス・ロシター組)1’50.023
5.No.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)1′50.256
6.No.38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路/石浦宏明組)1’50.317

GT300(TOP3)
1.No.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)2’00.602
2.No.11 GAINER TANAX SLS(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組)2’02.566
3.No. 0 グッドスマイル 初音ミク SLS(谷口信輝/片岡龍也組)2’02.752





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