SUPER GT 2015 Round.6 予選 - イベント・レースレポート

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SUPER GT 2015 Round.6

2015年9月21日

SUPER GT第6戦SUGO、No.46 S Road MOLA GT-R今季初ポール獲得!


今シーズン残り3戦となったSUPER GT。みちのく仙台に位置するスポーツランドSUGOは中低速コーナーが多く、またタイトかつショートコースのサーキットとして知られる。後半戦の戦いは、これまでの戦歴によって課せられるウェイトハンディにも差があるため、色々な意味で難しい一戦になるのは必至だ。そんな中、9月19日に行われた予選日は秋晴れに恵まれ気温が上昇。思わぬ蒸し暑さを感じる一日となった。そこで見事なトップタイムをマークしたのはNo.46 S Road MOLA GT-Rの本山哲。ポールポジション獲得数を自身通算7回目に伸ばしている。

まず、朝の公式練習でトップタイムをマークしたのは、No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也組)。前回の鈴鹿戦からエンジンを乗せ換え、フレッシュな状態で迎える一戦ということもあり、また、ウェイトハンディが50kgを超え、燃料流量リストリクターを絞った代わりにウェイトが軽減した状況を味方につけることになった。さらにサーキットの路面が新しくなったことがタイムアップにも繋がっており、午後からの予選ではコースレコード更新の期待も高まった。

午後に入り、気温、路面温度も少し落ち着いたが依然として蒸し暑さが先行。GT500のQ1は気温25度、路面温度32度でスタートする。朝トップタイムをマークした100号車の山本がここでも存在感をアピール、コースレコード更新で暫定トップにつけた。だが終盤、1分半を切ってNo.24 D’station ADVAN GT-Rの佐々木大樹が0.014秒という僅差でこれを上回り、トップを奪取。このままタイムアップとなった。

迎えたQ2。Q1と似通ったコンディションの中、100号車の伊沢がまたもトップタイムをマーク。今シーズン初のポールポジション獲得に王手をかける。ところがここで一気にタイムアップを見せたのが、No.46 S Road MOLA GT-Rの本山。大ベテランは満を持してのアタックラップでトップに浮上。しかも2番手の100号車に0.212秒という差をつけることに成功した。

一方、GT300はウェイトハンディが72kgという過酷な条件を負うNo.55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志組)がコースレコード更新の最速タイムをマーク。Q2でアタッカーを務めたベテラン高木が2番手に0.301秒という大差をつけて、自身10回目となるポールポジション獲得を果たした。

・第6戦SUGO 予選結果

GT500(TOP6)
1.No.46 S Road MOLA GT-R(本山 哲/柳田真孝組)1’11.607
2.No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT(山本尚貴/伊沢拓也組)1’11.819
3.No.64 Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット組)1’12.049
4.No.37 KeePer TOM’S RC F(アンドレア・カルダレッリ/平川 亮組)1’12.204
5.No.24 D’station ADVAN GT-R(佐々木大樹/ミハエル・クルム組)1’12.218
6.No. 6 ENEOS SUSTINA RC F(大嶋和也/国本雄資組)1’12.231

GT300(TOP3)
1.No.55 ARTA CR-Z GT(高木真一/小林崇志組)1’19.107
2.No.25 VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝允組)1’19.408
3.No.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)1’19.489

  • GNNS_GT6_Q_0919_PH1

  • GNNS_GT6_Q_0919_PH2





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