SUPER GT 2015 Round.2
SUPER GT第2戦富士、最速タイムでNo. 1 MOTUL AUTECH GT-Rがポールゲット!
2015年SUPER GT第2戦の予選が5月2日に静岡・富士スピードウェイで行われ、コースレコードを更新して最速タイムをマークしたNo. 1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)が今季初のポールポジションを手にした。
ゴールデンウィーク真っ只中のレースウィークは晴天に恵まれ、この日も予選日ながら多くの観客がサーキットへと足を運んだ。朝から気温もぐんぐんと上昇。公式練習では、路面コンディションが刻々と変化する中で順調にラップタイムを縮めるクルマが続出、午後からの予選に向けてさらなるタイムアップが期待された。
迎えた午後からのノックアウト予選。午前のセッションですでに1分27秒台に突入していた1号車のクインタレッリ。そのパートナーである松田がQ1のアタックを担当し、1分28秒0で暫定トップに立った。加えてライバル達もこれに次ぐ好タイムをマーク。いよいよQ2での本格的なタイム合戦に注目が集まった。
そのQ2。満を持してコースイン、アタックに入る各車の中で真っ先に1分28秒台のカベを打ち破ったのは、やはり1号車。アタッカーのクインタレッリは1分27秒552のタイムをマーク。ライバルの追随をシャットアウトし、今シーズン初のポールポジションを獲得することとなった。2番手にはNo.12 カルソニックIMPUL GT-R。アタッカーのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラは途中までクインタレッリと変わらぬタイムを刻んでいたが、最終セクターでのタイム差がそのまま順位となったようだ。3番手にはレクサス勢のNo.38 ZENT CERUMO RC Fが食い込んでいる。
一方、GT300クラスは朝の公式練習でトラブルが発生、存分に走行できなかったNo.31 TOYOTA PRIUS apr GTが予選で速さを取り戻す。すると、他を寄せ付けないタイムとなる1分36秒952をマーク。岡山に続いての連覇を狙って決勝スタートを切ることとなった。
・第2戦富士 予選結果
GT500(TOP6)
1.No. 1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)1’27.552
2.No.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)1’27.877
3.No.38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路/石浦宏明組)1’28.312
4.No.36 PETRONAS TOM’S RC F(伊藤大輔/ジェームス・ロシター組)1’28.335
5.No.24 D’station ADVAN GT-R(佐々木大樹/ルーカス・オルドネス組)1’28.642
6.No.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大/武藤英紀組)1’28.672
GT300(TOP3)
1.No.31 TOYOTA PRIUS apr GT(佐々木孝太/中山雄一/嵯峨宏紀組)1’36.952
2.No. 3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/高星明誠組)1’37.028
3.No.10 GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/千代勝正/富田竜一郎組)1’37.242
