SUPER GT 2014 Round.7 予選 - イベント・レースレポート

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SUPER GT 2014 Round.7

2014年10月5日

SUPER GT第7戦タイ、初イベントのポールはNo.46 S Road MOLA GT-Rの手に!


10月最初の週末、4日にタイ・ブリラム県にあるチャンインターナショナルサーキットにおいてSUPER GT第7戦「BURIRAM LIMITED SUPER GT RACE」の予選が行われ、初レースイベントでの予選トップタイムをNo.46 S Road MOLA GT-Rの本山哲がマーク。ベテラン選手が初開催タイの地で今シーズン初ポールポジションを手にすることとなった。

 

完成間もないチャンインターナショナルサーキット。ストップ&ゴーに近いコースレイアウトながら、前日にコース歩行や2時間に及ぶ練習走行を終えたドライバーからは、アップダウンも組み込まれたとてもチャレンジングなコースであり、アタックしていても楽しいと、サーキットの第一印象は概ね好評だった。

 

まず午前中に公式練習を済ませ、午後からのQ1がスタート。もちろんノックアウト方式のタイムアタックにつき、上位8台までに入ってQ2へと向いたい。予選のファステストラップも気になる一方、まだ路面コンディションはまだまだタイヤのラバーが乗り切っておらず、クリアラインを外して走るとハイリスクとなる。様々な要因が入り乱れる予選では、まず着実な走りでQ2を目論む車両が続出。その中で大きく飛躍したのが、No.24 D’station ADVAN GT-R(ミハエル・クルム)。前戦鈴鹿では悔しい思いをしているだけに、ついにチャンス到来とばかり、トップタイムをマークし、Q2への進出を決めた。一方で明暗がくっきり分かれてしまったチームがある。朝の練習走行でトップタイムをマークしていたNo.12 カルソニックIMPUL GT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/安田裕信組)だ。Q1に出走した安田は、それまでのフィーリングとの違いにうまく合わせることができずタイムアップのチャンスを喪失。結果、Q2進出を阻まれた。チャンピオン争いにいる12号車にとってQ1敗退は痛恨の結果になったといえる。

 

そして迎えたQ2。このセッションで健闘したのが24号車の佐々木大樹。コンビを組むクルムの勢いをキープするかのように、自己ベストタイムを更新し、トップへ浮上。順調にセッションを消化しているかと思われたが、その座を奪取したのが46号車の本山だった。朝の練習走行中には車両トラブルにより不安材料が残る中での出走となったが、ベテラン本山がすべてを払拭するかのようなアタックを披露。若手をベテランの意地で押え切る活躍を見せ、初サーキットで記念すべきポールポジション獲得を実現させた。2位の24号車に続いたのは、No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)。トップ3すべてをGT-Rが独占する結果になった。

 

一方、GT300は地元タイのチーム、No.99 i MOBILE ASSのドライバーであるアレクサンドラ・インペラトーリが大活躍。2011-12年とS-GTに参戦したキャリアを誇るインペラトーリが、初アタックとなるこのコースの特性をしかと把握。好タイムでポールポジションを獲得した。なお、暫定ではNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(佐々木孝太/井口卓人組)が続いたが、セッション後の車検で車両違反が判明し、タイムが抹消されることに。結果、2位にNo.3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/ルーカス・オルドネス組)が、3位にはNo.7 Studie BMW Z4(ヨルグ・ミューラー/荒聖治組)が続いている。

■第7戦タイ 予選結果

・GT500
1.No.46 S Road MOLA GT-R(本山 哲/柳田真孝組)1’24.704
2.No.24 D’station ADVAN GT-R(ミハエル・クルム/佐々木大樹組)1’24.739
3.No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)1’24.974
4.No. 8 ARTA NSX CONCEPT-GT(ヴィタントニオ・リウッツイ/松浦孝亮組)1’25.077
5.No.32 Epson NSX CONCEPT-GT(中嶋大祐/ベルトラン・バゲット組)1’25.205
6.No.39 DENSO KOBELCO RC F(石浦宏明/オリバー・ジャービス組)1’25.353

・GT300
1.No.99 i MOBILE ASS(ウッティコン/アレクサンドラ・インペラトーリ組)1’33.507
2.No. 3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/ルーカス・オルドネス組)1’34.268
3.No.7 Studie BMW Z4(ヨルグ・ミューラー/荒聖治組)1’34.417

  • GNNS_GT7_Q_1004_PH2

  • GNNS_GT7_Q_1004_PH1





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