SUPER GT 2013 Round8
SUPER GT第8戦もてぎ、No. 6 ENEOS SUSTINA SC430
11月2日、栃木・ツインリンクもてぎにおいてSUPER GT第8戦「MOTEGI GT 250km RACE」予選が行われ、秋が深まる薄曇りの中、No. 6 ENEOS SUSTINA SC430がQ2でトップタイムをマーク、今シーズン初のポールポジションを獲得した。
青空が顔を出したのはほんの僅かな時間ではあったが、最終戦の予選日は比較的安定した天気になった。そんな中、まず朝の公式練習でトップタイムをマークしたのは、No.38 ZENT CERUMO SC430。今シーズン尻上がりに調子を上げ、一時はチャンピオン争いから脱落したかに思われたが今やランキングトップで最終戦を迎えている。今回は3戦連続のポールポジション獲得に注目が集まったのだが、予選でトップタイムをマークしたのは、6号車だった。
なお、気になるチャンピオン争いだが、現在トップの38号車が予選4位からスタートするのに対し、ランキング2位のNo.36 PETRONAS TOM’S SC430(中嶋一貴/ジェームス・ロシター組)は予選13位に甘んじており、明日の決勝ではタイトルを巡る過酷な戦いが展開されそうな気配だ。
一方、GT300では暫定トップのNo.16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴組)は予選3番手。ランキングでは5位とやや劣るNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太組)が今季5度目のポールポジションを獲得。S-GTからの勇退を発表した山野が有終の美を飾れるかどうかも注目の的となる。
・GT500
1.No. 6 ENEOS SUSTINA SC430(大嶋和也/国本雄資組)1’41.367
2.No.17 KEIHIN HSV-010(塚越広大/金石年弘組)1’41.490
3.No.23 MOTUL AUTECH GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ組)1’41.514
4.No.38 ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)1’41.582
5.No.39 DENSO KOBELCO SC430(脇阪寿一/石浦宏明組)1’41.598
6.No.100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/小暮卓史組)1’42.144
・GT300
1.No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(山野哲也/佐々木孝太組)1’48.264
2.No.11 GAINER DIXCEL SLS(平中克幸/ビヨン・ビルドハイム組)1’48.354
3.No.16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中山友貴組)1’48.389
