SUPER GT 2012 Round8
SUPER GT最終戦もてぎ、超最速ラップでNo.38 ZENT CERUMO SC430がポール獲得!
秋晴れに恵まれる中、SUPER GT第8戦もてぎの予選が行われ、No.38 ZENT CERUMO SC430の立川祐路が快走を見せて、ポールポジションを獲得。明日の決勝では、開幕戦以来となる優勝を目指す。
早朝こそ薄曇りのどんよりとした天気だったツインリンクもてぎ。日差しが出て、午前中の公式練習の時点から次第に青空が広がり始める。さらに、快晴となったピットウォーク時には、もてぎ開業15周年の記念として、グレートマシンヒストリーランが行われるなど、盛り上がりを見せていた。
午後2時にスタートしたノックアウト予選。練習走行、事前のテストで好調だったNo.6 ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)がQ1、Q2もトップタイムをマークし、Q3でのポールポジション獲得を狙う。しかし、10分間のラストアタックで異次元の速さを見せたのは、同じSC430勢の38号車立川。なんとただひとり1分40秒台のタイム、1分40秒982のトップタイムをマークし、文句なしにポールポジションをゲット! 従来のレコードをおよそ2.6秒上回る驚異的な速さを披露した。なおこれにより、立川は自身17回目のポールポジション獲得をレコード、GT史上単独トップに躍り出ることになった。
一方、三つ巴のチャンピオン争いを展開するGT300。この中で、No.66 triple a Vantage GT3(吉本大樹/星野一樹組)が朝のセッションでマシントラブルに見舞われ、予選でも実力を発揮できずに失速。不利な立場に追い込まれた。残る2台は、Q3まで進出。その中で、ベテラン影山正美がドライブするNo.33 HANKOOK PORSCHEが最速ラップをマーク。残る1台、No.911 エンドレス TAISAN 911(峰尾恭輔/横溝直輝組)は2位に続き、フロントローの2台がガチンコで優勝争いを展開することになった。
明日の決勝は通常レースより50km短い250kmレース。午後2時にスタートを切る。
第8戦もてぎ 予選結果
GT500
1.No.38 ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組)1’40.982
2.No.6 ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)1’41.045
3.No.23 MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/M.クルム組)1’41.735
4.No.100 RAYBRIG HSV-010(伊沢拓也/山本尚貴組)1’41.761
5.No.18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/C.ヴァンダム組)1’41.908
6.No.19 WedsSport ADVAN SC430(荒聖治/A.クート組)1’42.159
GT300
1.No.33 HANKOOK PORSCHE(影山正美/藤井誠暢組)1’48.873
2.No.911 エンドレス TAISAN 911(峰尾恭輔/横溝直輝組)1’49.090
3.No.87 JLOC ランボルギーニ GT3(山西康司/山内英輝組)1’49.244

