SUPER GT、富士で公式テストが開催される。
8月9-10日の2日間、静岡・富士スピードウェイにおいて、SUPER GT公式テストが行われた。
当初は雨が懸念されたが幸いにも2日間ともドライコンディションの中、セッションが実施され、それぞれ後半戦に向けてクルマのセットアップを進めることになった。
初日は午前10時からと午後2時から各2時間のセッションが行われた。まず各チームともタイムアップよりも、セットアップを中心に作業が進んだようだ。第5戦鈴鹿を目前に控えるが、その次に行われる第6戦は富士が舞台。それぞれチームの状況に合わせたメニューをこなしたと思われる。
そんな中、初日をトップタイムで終えたのは、No.12 カルソニックIMPUL GT-R。前回のSUGOでは、オープニングラップで23号車のGT-Rと「同士討ち」となり、痛恨のリタイヤに終わっているが、鈴鹿に向けて優勝筆頭候補として名乗りを上げた。
快晴の天気に恵まれたテスト2日目。この日は午前9時からと午後1時15分から、それぞれ2時間のセッションが設けられた。
終日、夏の厳しい暑さの中での走行となり、ここではそれぞれ路面コンディションを考慮した上で、メニューをこなしていたようだ。
比較的安定したコンディションだった午前中は、好タイムが続出。タイムアップを成功させ、トップに躍り出たのは、No.35 KeePer Kraft SC430。前回のSUGOでスーパーラップで好位置をゲッ
ト、決勝でも上位で粘りの走りを見せていたルーキー2人組の35号車はここ富士でのテストでも勢いをみせた。
結果、午前中に35号車がマークした1分32秒961が2日間のテストにおける最速ラップとなり、鈴鹿に向けて好材料を手にすることとなった。
一方、GT300で初日に快走してみせたのは、No.911 エンドレスTAISAN 911。セットアップが奏功し、トップタイムをマーク。2番手には前回デビューしたばかりのNo.16 MUGEN CR-Z GTが続いた。
2日目も初日と同じ車輌が好タイムを続々マーク。中でも911号車は午前中にほぼメニューを完了したのか、午後からは走行せず。盤石の態勢で鈴鹿に挑むことができそうだ。さらに16号車も手応えある走りを見せ、午後のセッションでは、No.31 apr
HASEPRO PRIUS GTが3番手時計をマーク。16、31号車のハイブリッド対決も次の鈴鹿で見どころになるかもしれない。
◎公式テスト 総合順位結果(GT500、GT300 各TOP3)
・GT500
1.No.35 KeePer Kraft SC430(国本雄資/A.カルダレッリ組)1’32.961
2.No.1 S Road REITO MOLA GT-R(柳田真孝/R.クインタレッリ組)1’33.327
3.No.6 ENEOS SUSTINA SC430(伊藤大輔/大嶋和也組)1’33.404
・GT300
1.No.911 エンドレス TAISAN 911(峰尾恭輔/横溝直輝組)1’40.452
2.No.16 MUGEN CR-Z GT(武藤英紀/中嶋大祐組)1’41.149
3.No.3 S Road NDDP GT-R(関口雄飛/千代勝正組)1’41.683
公式テスト富士
8月9・10日の2日間にわたり、SUPER GTの公式テストが富士スピードウェイで行われた。
GT500クラスの2日間の総合順位は#36号車のKeePer Kraft SC430
GT300クラスは#911エンドレス TAISAN 911
8月18・19日は鈴鹿サーキットで、Round.5が開催される。
真夏の1,000kmという超過酷なバトルに今回のテスト結果が、どう出るかが楽しみだ。
GT500総合順位
1. #35 KeePer Kraft SC430 Time:1’32.961
2. #6 S Road REITO MOLA GT-R Time:1’33.327
3. #6 ENEOS SUSTINA SC430 Time:1’33.404
GT300総合順位
1. #911 エンドレス TAISAN 911 Time:1’40.452
2. #16 MUGEN CR-Z GT Time:1’41.149
3. #3 S Road NDDP GT-R Time:1’41.683
SUPER GT2012 公式テスト岡山 レポート2日目(岡山国際サーキット)
SUPER GT公式テスト岡山、総合トップタイムをマークしたのはウイダー HSV-010!
3月18日、岡山国際サーキットにおいて、SUPER GT公式テストの2日目が実施された。前日は雨のスタートとなったが、この日は曇天模様で午前のセッションが始まった。
午後からも気温が上がらず、日差しも出なかったが、各車ともセットアップが進み、結果的には大幅なタイムアップを見せている。
中でもブリヂストン勢が安定したタイムをマークし、2日間を通してトップタイムを叩き出したのは、ブリヂストンタイヤを装着したNo.18 ウイダー HSV-010の小暮卓史だった。
一方、GT300はGT3が前日同様に速さをしっかりアピール。中にはクルマのセットアップもそこそこに、決勝レースを強く意識したピット作業を繰り返すチームも見られるなど、
2週間後のレース開幕に向けて順調に作業を進めた様子だった。
■3月18日 公式テスト総合結果
GT500
1.No.18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/C・バンダム組) 1’22.561
2.No.12 カルソニックIMPUL GT-R(松田次生/J・P・デ・オリベイラ組) 1’22.720
3.No.38 ZENT CERUMO SC430(立川祐路/平手晃平組) 1’22.814
GT300
1.No.911 エンドレス TAISAN PORSCHE(峰尾恭輔/横溝直輝組) 1’29.287
2.No. 0 GSR 初音ミク BMW(谷口信輝/片岡龍也組) 1’29.548
3.No. 3 S Road NDDP GT-R(関口雄飛/千代勝正組) 1’29.580
開幕戦のご案内
大会名称:2012 AUTOBACS SUPER GT 第1戦 OKAYAMA GT 300km RACE
会 場:岡山国際サーキット
開催日:予選 3月31(土)、決勝 4月1日(日)
主 催:株式会社 岡山国際サーキット、アイダクラブ(AC)
公 認 :国際自動車連盟(FIA)、一般社団法人日本自動車連盟(JAF)
認 定 :株式会社GTアソシエイション
後 援 :岡山国際倶楽部、岡山県、美作市、岡山県観光連盟、
美作観光連盟、山陽新聞社、 中国新聞社、新日本海新聞社(予定)
同日開催:ポルシェ・カレラカップ・ジャパン2012、
MUGEN POWER Cup CIVIC One Make Race
(写真:CAR CHANNEL / 記事:島村元子)


SUPER GT2012 公式テスト岡山 レポート1日目(岡山国際サーキット)
SUPER GT公式テスト岡山、初日トップはカルソニックIMPUL GT-R
3月17日、岡山国際サーキットにおいてSUPER GTの公式テストが行われ、No.12 カルソニックIMPUL GT-Rが総合トップタイムをマークした。
朝こそ本降りの雨に見舞われたサーキットだが、雨も上がり、午後に入っては気温も上昇。各車、次第に変化する路面コンディションに合わせてクルマのセットアップを進めていた。
GT500では、序盤、ミシュラン、ヨコハマ、ダンロップ勢が“ちょい濡れ”コンディションで速さを見せていたが、
午後のドライコンディションになると、ブリヂストン勢がペースアップ。最終的には上位3台はBS装着車となった。
一方、GT300では今年からエントリーが急増したGT3マシンによる速さ競争に。しかしその中で存在感をアピールしたのが、
ディフェンディングチャンピオンのNo.0 GSR 初音ミク BMW。最後の最後になって、クラストップタイムをマークした。
明日も午前と午後にそれぞれ1セッション、合計4時間の走行テストが予定されている。
■3月17日 公式テスト総合結果
GT500
1.No.12 カルソニックIMPUL GT-R(松田次生/J・P・デ・オリベイラ組) 1’22.903
2.No.18 ウイダー HSV-010(小暮卓史/C・バンダム組) 1’23.359
3.No.23 MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/M・クルム組) 1’23.396
GT300
1.No. 0 GSR 初音ミク BMW(谷口信輝/片岡龍也組) 1’30.096
2.No.11 GAINER DIXCEL R8 LMS(田中哲也/平中克幸組) 1’30.922
3.No.15 ART TASTE PORSCHE(T・ベルグマイスター/土屋武士組) 1’31.102
(写真:CAR CHANNEL / 記事:島村元子)





SUPER GT2012 公式テスト岡山 フォトギャラリー(岡山国際サーキット)
(写真:CAR CHANNEL)