SUPER GT 2016 Round.5 予選 - イベント・レースレポート

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SUPER GT 2016 Round.5

2016年8月7日

SUPER GT第5戦富士、No.12 カルソニックIMPUL GT-Rがトップタイムをマーク!


第5戦を迎えた今シーズンのSUPER GT。舞台となる静岡・富士スピードウェイでの一戦は、「真夏の三連戦」といわれる戦いの中間レース。夏休み真っ只中、厳しい暑さが先行する予選日で、パワフルなタイムアタックを見せてポールポジションを手にしたのは、No.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)。今シーズン、あと一歩のところで逃している勝利に向けて、優位な位置からスタートを切ることになった。

前回のSUGO戦からわずか2週間。8月6日に行われた予選は、朝から強い日差しが照りつけ、みるみるうちに気温も路面温度も上昇するコンディションとなった。午前の公式練習では、各チームとも、予選、決勝で装着するタイヤの選択やクルマのセットアップなど、それぞれチームに合わせたメニューに取り組んでいたが、その中からトップタイムをマークしたのは、No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山 哲/千代勝正組)だった。

午後に入ると、ますます気温が上昇。湿度も高く、蒸し暑さを感じる中で始まったQ1では、RC F勢が精彩を欠き、タイムアップにブレーキがかかってしまう。代わって勢いを増したのが日産ホンダ勢であり、朝のセッションに続いて46号車の千代がトップタイムをマークする。一方、GT500の全15台中、8台が進出できるQ2に駒を進めたRC Fは僅か1台止まり。前回のSUGO戦とはまったく異なる結果になった。

続くQ2で勢いづく46号車にストップをかけたのが、12号車のデ・オリベイラ。気温32度、路面温度47度という厳しいコンディションをモロともせず、オリベイラは1分28秒458をマーク。好調だった46号車に0.476秒という大差をつけて、文句ナシのポールシッターとなった。2位の46号車に続いたのは、ランキングトップのNo. 1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)で、トップ3を日産勢が占めている。

一方、GT300クラスは、Q1アタック中、残り時間4分程度で赤旗中断となり、僅かな時間の中で、再アタックを知られることになったが、その中でNo.55 ARTA BMW M6 GT3の小林崇志がトップタイムをマーク。続くQ2でも、チームメイトのベテラン・高木真一がトータルベストのタイムをたたき出し、文句ナシのポールポジションを獲得している。2番手には、No.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン/藤井誠暢組)、そして3番手はNo.51 JMS LMcorsa 488 GT3(都筑晶裕/新田守男組)が続いた。

 

・第5戦富士 予選結果


GT500(TOP6)
1.No.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)1′28.458
2.No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山 哲/千代勝正組)1’28.934
3.No. 1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)1’28.997
4.No.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大/小暮卓史組)1’29.251
5.No.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT(武藤英紀/オリバー・ターベイ組)1′29.264
6.No.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木大樹/柳田真孝組)1’29.664


GT300(TOP3)
1.No.55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一/小林崇志組)1’37.545
2.No.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン/藤井誠暢組)1’37.889
3.No.51 JMS LMcorsa 488 GT3(都筑晶裕/新田守男組)1’37.908


SUPER GT第5戦富士





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