
FORMULA D ROUND 2 ( フォーミュラD 第2戦 CHAMPIONSHIP TO ROAD )

- ■ GTNET TOMEI BRZ with YOSHIOKA RACING は
Round 2の舞台アトランタに大きな期待を集めながら向かいました。
- 順調といえるデビュー戦の後のこのアトランタはチームにとってはじめての遠征となります。
少人数のチームにとって、適切な役割分担とスケジュールが重要な鍵であり、不足している資金やスタッフは経験で補わなければなりません。
3日間の陸路の旅の後、すぐに徹夜の作業で車のセットアップに取り掛かります。
彼らが最初に選んだタスクは最適なギア比のセットアップ。比較的簡単に交換することが出来る為、なるべく多くの組み合わせを試すことにしました。
- ■ 練習走行
- ロングビーチのセッティングのまま3度の走行、すぐにギア比が合っていない事に気付き、
他のセッティングはそのままに、ギアの変更をくり返しました。ポイントは常に高回転でいれること。しかしながら、これは完了せずに作戦変更を余儀なくされました。
試行錯誤を繰り返しながら、ギア比の選択は完了したのですが、トランスミッションに問題が起こりました。5から4、4から3へシフトダウンがスムーズに行きません。
食い違ったシフトのまま、予選へ臨むこととなります。
パワフルなV8エンジンを相手に、幾つかの並走練習の後、Yoshiokaは確かな自信を持っていました。
タイヤの感触も良く、マシンは忠実に動きます。Yoshiokaはベストな走りを見せていました。
- ■ 予選
- TOP16に入る確かなポテンシャルを見せましたが、やはりトランスミッションに問題がおこりました。
1本目、進入スピードは申し分無かったのですが、ギアが入らず、車が正しい方向を向くことが出来ずに、審判席へと近づいてしまいました。
新ルールのノックダウンシステムにより、得点は0ポイント。この時点でTOP16への道は閉ざされました。予選終了後の結果は、72.9ポイント22位で終えました。
参考までに、TOP16進出の得点は68ポイント。結果として高い評価を受けたYoshioka Racingですが、次回までにトランスミッションの課題が残りました。
- ■ Next Round
- 次回のフロリダは、誰よりも早く会場入りし、セットアップに時間をかける作戦です。
YoshiokaとKojiはアトランタに飛び、そこから陸路でフロリダを目指します。
今回の経験を活かし、結果に必ず結びつけます。
皆様のサポートに感謝しています。
日付: 2013年5月10-11日 ロードアトランタ
