スーパーフォーミュラ2015 Round.2
スーパーフォーミュラ第2戦岡山、石浦宏明が自身初ポール!
5月23日、岡山・美作市にある岡山国際サーキットにおいて、全日本選手権スーパーフォーミュラ第2戦の予選が行われ、石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)が再三に渡ってコースレコードを更新する活躍で、自身初となるポールポジションを獲得することとなった。
荒れたレース展開を見せたシーズン開幕戦の鈴鹿からおよそ1ヶ月。第2戦の舞台となった岡山は国内トップフォーミュラレース開催が7年ぶりとなる。もちろんスーパーフォーミュラ、そしてSF14での一戦は初。また、参戦ドライバー19名のうち、7年前のフォーミュラレース(当時はフォーミュラ・ニッポン)経験者は5名。つまり、大半のドライバーにとっては、初挑戦となる。
そんな中、走りはじめから安定した速さを見せていたのが、ホンダ勢の山本尚貴(TEAM無限)や野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)ら。だが、その後方で虎視眈々とチャンスを狙っていたのが、トヨタエンジンを搭載する石浦だった。オフシーズンの公式テストから大幅にセットアップを変更、サーキット入りした石浦は、朝のフリー走行で着実に合わせ込みの作業を進めて予選をアタック。Q1を5位、Q2を3位とじわりじわりポジションアップし、ついにQ3で1分12秒429のトップタイムをマーク。2番手野尻との差は僅か0.096秒ながら、ポールポジション獲得に成功した。
一方、日本国内レース復帰2戦目の小林可夢偉も、自己ベストとなる4位を獲得している。
■第2戦岡山 予選結果(TOP6)
1.No.38 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)1’12429
2.No.40 野尻智紀(DOCOMO DANDELIAN M40S SF14)1’12.525
3.No.16 山本尚貴(TEAM 無限 SF14)1’12.695
4.No. 8 小林可夢偉(Team KYGNUS SUNOCO SF14)1’13.083
5.No.19 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL SF14)1’13.093
6.No. 7 平川 亮(ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14)1’13.139
