スーパーフォーミュラ2014 Round.5 予選 - イベント・レースレポート

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スーパーフォーミュラ2014 Round.5

2014年9月16日

スーパーフォーミュラ第5戦オートポリス、山本尚貴が今季初のポールポジションを手にする


9月13日、大分・オートポリスにおいて全日本選手権スーパーフォーミュラ第5戦の予選が行われ、昨シーズンのチャンピオンである山本尚貴(No.1 TEAM 無限 SF14)が最速タイムをマーク、自身今季初となるポールポジションを獲得した。

 

初秋の三連休の中、迎えたSF第5戦。シーズン後半戦の舞台となるオートポリスは阿蘇山麓にあるサーキット。アップダウンに富み、チャレンジングなコースとしても知られる。その中でニューマシンSF14で挑む初の戦いは予選からオドロキの速さを競うこととなり、改めてスーパーフォーミュラの魅力を強くアピールする結果を生んだ。

 

今年、ニューマシンを投入したものの、オフシーズンの公式テストに十分な時間を確保するのが難しかったスーパーフォーミュラでは、レースウィークの金曜日に1時間程度の専有走行を実施、レースのためのセットアップにひと役買っていた。しかしながら、今大会での走行枠は設けられず、土曜朝のフリー走行が初セションに。加えて給油も実施しないルールの適用により、各チームとも燃費を強く意識したセットアップを意識することに。最速マシンとなった国内最高峰のフォーミュラカーによる“エコ”な戦いになるのか否か、いつもとは異なる戦いに注目が集まることになった。

 

予選日は終日薄曇りの中でセッションが進んで行く。多くのチーム、ドライバーたちは朝のフリー走行で燃費計算よりも、予選に向けてのセットアップを優先、結果、タイムアタックでは次から次へとコースレコード更新のラッシュに! ノックアウト方式の予選でQ1を突破した14台がレコード更新を達成するほどだった。そして迎えた最後のタイムアタックとなるQ3。8台のうち、7台が1分26秒台へと突入。中でも昨年のディフェンディングチャンピオンである山本尚貴は、1分26秒469をマーク。これまでのサーキットにおける最速タイム1分27秒188(1991年・スポーツカー世界選手権、グループCのジャガーXJR-14/テオ・ファビ選手)を軽く上回る速さだった。2番手には国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)が、そして3番手には前戦を欠場し、F1ベルギーGPにスポット参戦を果たしたアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)が続いている。

■第5戦オートポリス 予選結果(TOP6)

1.No. 1 山本尚貴(TEAM 無限 SF14)1’26.469
2.No.39 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)1’26.535
3.No.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)1’26.569
4.No.10 塚越広大(HP SF14)1’26.646
5.No.40 野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40T SF14)1’26.735
6.No. 8 ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO SF14)1’26.787

 

 

記事・写真:島村元子/ TEXT&PHOTO : Motoko SHIMAMURA

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