スーパーフォーミュラ2014 Round.4 予選 - イベント・レースレポート

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スーパーフォーミュラ2014 Round.4

2014年8月24日

スーパーフォーミュラ第4戦もてぎ、オリベイラが今季2度目のポール獲得


8月23日、栃木・ツインリンクもてぎにおいて全日本選手権スーパーフォーミュラ第4戦の予選が行われ、No.19 Lenovo TEAM IMPUL SF14を駆るジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが今季2度目のポールポジションを獲得した。

今シーズンの後半戦を迎えたスーパーフォーミュラ。もてぎには、第3戦を怪我で欠場したロイック・デュバル(No. 8 Team KYGNUS SUNOCO SF14)が復帰するも、アンドレ・ロッテラー(No.36 PETRONAS TOM’S SF14)が急きょF1ベルギーGPへの参戦を決めたことで欠場するという波乱も見られた。

一方で、今大会からエンジンがリフレッシュされ、全車が新しいエンジンを搭載。中でも序盤戦はパフォーマンス不足に泣いたホンダ勢の巻き返しに注目が集まり、事実、朝のフリー走行から快調な走りを披露し、予選に向けて調子を上げていた。

薄曇りの中でスタートした午後の予選。今回もノックアウト方式でセッションが進んでいく。まずQ1でホンダエンジンを搭載する山本尚貴(No.1 TEAM 無限 SF14)がトップタイムをマーク。さらにはQ2でこれまたホンダ勢、かつルーキーの野尻智紀(No.40 DOCOMO DANDELION M40T SF14)がトップでQ3進出を確定するなど、その活躍ぶりが光った。しかしながら、Q3ではポールポジション、さらには優勝経験のあるデ・オリベイラが本領発揮。1分32秒321のコースレコード更新の結果によって、今季2回目のポールを手にしている。2番手には野尻が入り、ホンダ勢としては予選で今季初のトップ3入りを果たすことになった。さらに3番手には復帰第一戦で見事な走りを見せたデュバルが続いている。

なお、予選終了後、1、2、3号車において競技車両規則の違反(※)が判明。その裁定により全予選タイムが抹消され、決勝レースは最後尾からスタートを切ることが決まっている。


※予選後にNo.1、No.2、No.3において、
2014年JAF国内競技車両規則 第13章 第4条4.3.1および4.4.1違反により、予選タイム抹消となった。

第13章(SF規定)第4条
4.3.1 )インタークーラー
吸入空気冷却のためのインタークーラーは1個で、インタークーラー以外のエンジンに供給される空気の温度を下げる目的または効果を持ついかなる装置、システム、手続き、構造もしくは設計はすべて禁止される。

4.4.1 )ウォーターラジエターのコアは1個で、ウォーターラジエター、オイルクーラーおよびエンジン各部の冷却は、空気のみが認められ、空気以外のいかなる物質の噴射または噴霧による方法は禁止される

 

■第4戦もてぎ 予選結果(TOP6)

1.No.19 ジョアロ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL SF14)1’32.321
2.No.40 野尻智紀(DOCOMO DANDELION M40T SF14)1’32.485
3.No. 8 ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO SF14)1’32.706
4.No.38 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)1’32.772
5.No.37 中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SF14)1’32.792
6.No.36 アンドレア・カルダレッリ(PETRONAS TOM’S SF14)1’33.164

 

 

記事・写真:島村元子/ TEXT&PHOTO : Motoko SHIMAMURA

 

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