スーパーフォーミュラ2014 Round.3 予選 - イベント・レースレポート

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スーパーフォーミュラ2014 Round.3

2014年7月13日

スーパーフォーミュラ第3戦富士、初参戦のカルダレッリがポールをゲット!


7月12日、静岡・富士スピードウェイにおいて全日本選手権スーパーフォーミュラ第3戦の予選が行われ、ル・マン24時間レースで負傷し、今大会を欠場したロイック・デュバル選手に代わって出走したアンドレア・カルダレッリ(Team KYGNUS SUNOCO SF14)が自身初となるポールポジションを手にした。

第2戦に続き、戦いの舞台は富士。ちょうど台風8号車通過した後とあって、前日の専有走行では大変蒸し暑い天候の中でセッションが繰り広げられたが、予選日は薄曇りの中、さほど気温も路面温度も上昇せずアタックするにはまずまずの条件となった。結果、上位争いはつねに100分の数秒を争うハードな状況となり、中でもノックアウト予選でQ1からQ2へかけては、1000分の5秒差というサバイバルなコンディション。今シーズンから投入されたSF14のポテンシャルの高さが改めて証明されることとなった。

Q1でトップタイムをマークしたのは中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SF14)。だがQ2、Q3と今ひとつ波に乗れず、最終的には4番手どまりに。一方、徐々に調子を上げてきたのが、前回好成績を収めたJ・P・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM INPUL SF14)だった。Q2でトップタイムを奪うと、Q3でも果敢にアタック。1分23秒729でトップに立つ。2番手には今シーズンからフル参戦を開始したジェームス・ロシター(フジ・コーポレーション KONDO SF14)がトップとわずか1000分の1秒差で2番手につけて、このままチェッカーを迎えるかと思われたのだが、ここへ来て、カルダレッリが1分23秒667の驚異的なタイムをマーク! オリベイラに0.062秒差をつけて、急きょ参戦が決定したニューカマーが予選の主役に収まることとなった。

 

■第3戦富士 予選結果(TOP6)

1.No. 8 ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO SF14)1’23.667
2.No.19 ジョアロ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL SF14)1’23.729
3.No. 3  ジェームス・ロシター(フジ・コーポレーション KONDO SF14)1’23.730
4.No.37 中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SF14)1’23.751
5.No.38 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING SF14)1’23.858
6.No.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)1’23.943

 

記事・写真:島村元子/ TEXT&PHOTO : Motoko SHIMAMURA

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