スーパーフォーミュラ2014 Round.2 予選 - イベント・レースレポート

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スーパーフォーミュラ2014 Round.2

2014年5月18日

スーパーフォーミュラ第2戦富士、ロッテラーが最速タイムをマーク!


5月17日、静岡県・富士スピードウェイにおいて、全日本選手権スーパーフォーミュラ第2戦「2014 SUPER FORMULA Round2 Fuji Speedway」の予選が行われた。今大会は2レース制が採用されており、レース1ではジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL SF14)が、そしてレース2ではアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)がそれぞれポールポジションを獲得。なかでもロッテラーはオリベイラのQ1タイムを上回り、コースレコードをも更新する大躍進を見せることとなった。

五月晴れに恵まれた予選日。朝のフリー走行でトップタイムをマークしたのは、オリベイラ。安定した速さを披露し、予選に向けていい流れを作ることになった。迎えた予選。従来どおり、Q1-Q2-Q3のノックアウト方式だが、2レースの決勝グリッドを決めるため、Q1の結果がレース1の、そしてQ3の結果がレース2に適用される。そして、Q1ではオリベイラがフリー走行での勢いのまま、トップタイムをマーク。これにロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO SF14)、アンドレ・ロッテラーがこれに続いた。

続くQ2はQ3への進出をかけて、14台から8台へと絞られるセッション。7分間のアタックでタイミングを見計らいアタックをかけようとするドライバーもいたが、セッション終盤に、1台のクルマがスピンし、コースアウト。これで赤旗中断となった。この中でもブレない速さを見せたのがオリベイラ。しかし、レース2のスタート順位を決めるQ3で驚くべき速さを見せたのは、ロッテラーだった。

Q3のアタックでロッテラーはあっさり1分22秒572という驚異のタイムをマーク。するとライバル達もこの勢いに続けとばかり、22秒台へと次々突入する結果に。Q1-Q2とトップタイムを死守してきたオリベイラも、連続最速タイムを狙って最後の最後までアタックを続けたが、ロッテラーのタイムに0.134秒及ばず。結果、2番手に甘んじた。

明日はレース1が午後10時5分から、25周による戦いが繰り広げられる。なおこのレースでは、ピットストップの義務はない。一方、午後2時30分からのレース2は35周の戦いとなり、ガソリン補給の義務はないがタイヤ4本交換は必須条件となる。スタイルの異なる2つの戦いを制するのは、果たしてどのドライバーになるのだろうか。

■第2戦富士 予選結果(TOP6)

レース1
1.No.19 ジョアロ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL SF14)1’23.108
2.No. 8 ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO SF14)1’23.211
3.No.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)1’23.325
4.No.39 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)1’23.395
5.No.37 中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SF14)1’23.512
6.No. 7 平川 亮(ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14)1’23.602

レース2
1.No.36 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM’S SF14)1’22.572
2.No.19 ジョアロ・パオロ・デ・オリベイラ(Lenovo TEAM IMPUL SF14)1’22.706
3.No.37 中嶋一貴(PETRONAS TOM’S SF14)1’22.741
4.No.39 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING SF14)1’22.788
5.No. 8 ロイック・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO SF14)1’22.972
6.No. 7 平川 亮(ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14)1’23.202

記事・写真:島村元子/ TEXT&PHOTO : Motoko SHIMAMURA

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