SUPER GT 2025 Round2 - イベント・レースレポート

スポーツカー専門 GTNET

  1. スポーツカーの中古車ならGTNET
  2. 国内イベント・レースレポート
  3. SUPER GT 2025
  4. Round2

SUPER GT 2025 Round2

2025年5月5日

今季初の3時間レースを制したのは、KeePer CERUMO GR Supra!


5月4日、静岡・富士スピードウェイにおいて行なわれた「FUJI GT 3Hours RACE GW SPECIAL」の決勝。シーズン初の3時間レースを制したのは、ポールポジションからスタートを切ったNo.38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)。序盤から速さを活かした戦いで、ライバルを寄せ付けないポール・トゥ・ウィンの完勝を果たしている。
 

予選日同様、決勝の富士も青空が広がる好天気に恵まれた。連日、サーキットには合計8万2500人ものファンが訪れることとなり、ゴールデンウィークらしい賑わいを見せた。
 

ウォームアップ走行を経て、気温24度、路面温度38度のコンディションのなか、午後2時10分に3時間レースの戦いが幕を開ける。ポールポジションから38号車がクリアスタートを決めると、これに2番手スタートのNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)、3番手のNo.16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)と予選順位に沿って1コーナーへと向かう一方、初戦岡山での優勝によって最もサクセスウェイトを搭載するNo.1 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)は周りの車両にのみ込まれ、ポジションダウンを喫する。だが、タイヤが温まってくると、次々前のクルマを抜いて5番手までポジションの引き上げをしてみせた。
 

レースは序盤に短時間のFCY(フルコースイエロー)の導入があったが、大きなハプニングなどはなくスタートから1時間を迎える。しばらくすると、ルーティンのピット作業が始まり、多少ポジションの入れ替わりが見られたものの、依然として38号車がトップをキープする。ただ、チームによってドライバー交代の有無により、各車のギャップに差が生まれることにもなった。
 

44周目、GT500クラス全15台の最後の1台が1回目のピット作業に取り掛かる。これで再び38号車がトップに返り咲き、次いで、ライバルより早めのピットインを選んだNo. 8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8(野尻智紀/松下信治)が2番手、3番手にはなんと1号車がつけて周回を重ねていく。ただ、レース中盤のスティントでは柔らかいタイヤがコースコンディションに合わないのか思うようなペースが確保できず、後続車両からの猛追に対してひたすら耐える戦いを強いられることに。それでも逆転だけは許さない激走を見せた。
 

いよいよレースも残り3分の1が迫るなか、72周終わりでトップの38号車が2回目のピットインを行なう。1回目のルーティン作業ではドライバー交代をせずダブルスティントの戦略を採ったため、ここで大湯から石浦へと交代。これを追うように2番手の8号車もピットインを行なったが、3番手を死守する1号車は80周終わりでピットへとクルマを戻し、山下から坪井へとドライバー交代を行なった。坪井はタイヤが温まると、前方の8号車をロックオン。86周の1コーナー飛び込みで鮮やかな逆転劇をやってのけた。
 

チェッカーまで残り1時間を切ってなお、トップ38号車は独走のまま。1号車との差は一時30秒弱まで広がり、盤石の態勢。逆に、1号車の後ろではNo. 12 MARELLI IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)とNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)が激しいバトルを展開する。ともに前日の予選ではQ2進出を逃したが、決勝では粘り強くポジションアップを果たし、表彰台の一角を狙っての攻防戦を披露した。勝負がついたのは、106周目のダンロップコーナー。鮮やかな逆転劇を披露した100号車が3位をもぎ取ることに成功している。
&nbasp;

レースは、終始速さを見せつけた38号車が圧勝。前日は、5年ぶりのポールポジション獲得に成功したが、決勝では6年ぶりとなる勝利の美酒に酔うことになった。なお、石浦と大湯にとってはコンビ結成後、初の勝利となる。
&nbsp

GT300クラスは接触やトラブルなど、さまざまなハプニングが多発。ドラマチックな展開が最後の最後まで続いた。クラスポールのNo.777 D’station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)が前日の予選同様、速さを武器にライバルとの差を広げようとしたが、予選2番手のNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がしっかりと喰らいつき、緊迫の状態が続く。さらに、今シーズンから参戦するNo. 7 CARGUY Ferrari 296 GT3(ザック・オサリバン/小林利徠斗/澤圭太)が予選3位の座をキープしながら周回を重ねていった。
 

そんななか、レース開始から40分ほどでFCYが導入され、各車のギャップが消滅することもあったが、トップを走る777号車は一切動じず。開始から1時間を過ぎ、最初のピット作業に着手した。
 

レースが中盤に入ると、タイヤトラブルに見舞われる車両が1台、また1台と現れる。その様子を尻目にトップ争いをしていた777号車だったが、あろうことか、タイヤ交換から20数周のタイミングで左リヤタイヤがバースト。緊急ピットインを強いられた。チームはこのタイミングでのドライバー交代も行なってコースに復帰したが、優勝争いからは一旦後退してしまう。だが、その後も驚異の速さをで再びトップ争いへと復帰。とはいえ、チェッカーに向けて燃料が必要で、残り10周程度でピットへと舞い戻ると、61号車がついにトップに立った。
 

着実なレース運びを続けていた61号車は2位に対して10秒近いギャップを築く。その一方で、背後には予選27位から圧倒的な速さで逆転に次ぐ逆転を見せてきたNo. 6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン)が迫る。3時間まで残り10秒ほどの時点でGT500クラスのトップを走る38号車がメインストレートを通過。後方の61号車もフィニッシュまでさらに1周を重ねることになった。ところが、あろうことかダンロップコーナーでまさかの失速。エンジントラブルに見舞われ、クラストップでのチェッカーを受けるどころか、コースサイドにクルマを止めざるを得ないという失意の幕切れを迎えた。
 

結果、怒涛の追い上げを続けてきた6号車が奇跡の大金星。チーム結成後、初勝利となり両ドライバーが歓喜の声をあげた。また、トラブルを跳ね除けた777号車が表彰台の一角を取り戻して2位に。なお、安定感あるレース運びを見せていた7号車が3番手でチェッカーを受けたが、レース後にピット作業違反によるタイムペナルティが課され、No. 2 HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/平良響)が繰り上げ3位の結果を掴んでいる。
 

シーズン2戦を終えたSUPER GT。今季から6年ぶりの海外戦が復活したことを受け、第3戦の舞台は日本を離れ、マレーシアにあるセパン・インターナショナル・サーキットとなる。夕方に向けてスタートを切るトワイライトレースなるため、日本での戦いとは異なる展開に注目が集まる。
 

・第2戦富士:決勝結果(各クラストップ3)

・GT500
1.No.38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)3H01’22.811 116周
2.No.1 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)+11.969
3.No.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)+24.178
 

・GT300
1.No. 6 UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン)3:01’52.942 107周
2.No.777 D’station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)+28.788
3.No. 2 HYPER WATER INGING GR86 GT(堤優威/平良響)+43.174



2025年5月3日

第2戦富士、No.38 KeePer CERUMO GR Supraが5年ぶりのポールポジションをゲット!


5月3日、静岡・富士スピードウェイにおいてSUPER GT第2戦が開幕。この日は予選が行なわれた。ゴールデンウィークで賑わいを見せるなか、この日は澄み渡る青空があたり一面に広がり、絶好の観戦日和に。その中で最速タイムをマークしたのは、No.38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)だった。
 

搬入日の前日は天候が芳しくなく、本降りの雨と冷たい風が夜遅くまで続いたが、予選日は早朝から日差しが照る好天気に恵まれた。
 

まず、午前9時からの公式練習は、気温19度、路面温度28度のコンデイションでスタート。今回の決勝が3時間という長丁場の戦いになるため、各車慎重に予選、そして決勝に向けてタイヤ選択やクルマのセットアップ作業を進めていく。GT300クラスとGT500クラスの混走後には、各クラスの専有走行が実施され、予選シミュレーションを兼ねたタイムアタックへと突入。そのなかでNo.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)が最速タイムをマークした。
 

富士山も雄大な姿を披露するなか、午後3時3分からGT500クラスの予選Q1が始まる。気温20度、路面温度33度というコンディションでも、19号車の速さは変わらない。Q1担当の国本がライバルを驚かす1分26秒490の最速タイムをマーク。2位で続いたNo.16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16の大津弘樹に対し、0.4秒という大差をつける走りを見せた。全15台からQ1を勝ち抜いた上位10台が臨んだQ2でも19号車の速さが目立っていたが、残り時間1分を切るころに1分26秒093のトップタイムを叩き出したのがNo.38 KeePer CERUMO GR Supraの大湯。0.083秒という僅差でトップ奪取に成功する。昨シーズンは第6戦SUGOの決勝において、38号車は1番のスターティンググリッドからスタートを切ったものの、これは公式練習でトップタイムを刻んだため。当日、悪天候の影響を受けて予選は実施されず、公式練習時のタイムが採用された形だ。よって、チームとしての正式なポールポジション獲得は2020年第4戦もてぎ以来。決勝で、2019年以来遠ざかっている優勝を目指し、決勝に臨むことになった。2番手は19号車。ポールポジションを僅差で逃した悔しさをのぞかせた。また3番手にはNo.16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)が続いている。
 

一方、GT300クラスでは朝の公式練習でNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)がクラストップタイムをマークする。予選での61号車のクラスポールに期待がかかるなか、チェッカーまで残り1分を切った時点でNo.777 D’station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)が台頭。通算2回目のクラスポールポジションを獲得を果たした。また、2位に61号車、3番手にはNo. 7 CARGUY Ferrari 296 GT3(ザック・オサリバン/小林利徠斗/澤圭太)という結果になっている。
 

3時間の長丁場になる決勝では、給油を含む二度のピットインが義務付けられている。速さだけでなく、総合力で戦うSUPER GTならではのレース展開が求められるなか、安定感ある速さ、強さを見せつけるのは果たしてどのチームになるか。注目が集まる。
 

・第2戦富士:予選結果(各クラストップ3)

・GT500
1.No.38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)1’26.093
2.No.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南/小高一斗)1’26.176
3.No.16 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹/佐藤蓮)’26.367
 
・GT300
1.No.777 D’station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)1’34.820
2.No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)1’34.882
3.No. 7 CARGUY Ferrari 296 GT3(ザック・オサリバン/小林利徠斗/澤圭太)1’35.377



2025年4月28日

SUPER GT 第2戦富士 プレビュー


今シーズン初の3時間レースを富士で開催
 

ゴールデンウィーク真っ只中の5月3、4日に、静岡・富士スピードウェイでSUPER GT第2戦が開催される。開幕戦からまだ1ヶ月も経たないうちに迎える今大会は、シーズン初の3時間レースとなる。開幕戦で得たデータをもとに、長距離レースの戦いに向けて各チームともしっかりと準備をして臨む一戦となりそうだ。
 

岡山のリベンジ目指し

開幕戦の予選では、No.14 ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也/福住仁嶺)にポールポジションの座を譲ったものの、決勝では序盤にトップを奪取したのが、ディフェンディングチャンピオンであるNo.1 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)。レースはその後、赤旗、FCY、SCと荒れた展開になったが、そのなかでも速さ、強さ、そしてチームワークにおいて安定感を見せつけ、優勝。チーム、また坪井にとって目標となる3連覇に向け、理想的なスタートを切った。ポールポジションを逃した坪井は、勝利して満面の笑みを見せたが、一方の14号車は取り逃がした勝利に悔しさを募らせ、明暗が分かれる結果となった。
 

表彰台に上がった上位3台は、それぞれ1号車が40kg、14号車が32kg(ポールポジションの1点を含む)、そして3位に続いたNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)が22kgのサクセスウェイトを搭載するため、今回の富士では、また異なるチームが上位を狙って躍進する可能性が大きい。なかでも、No.38 KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明/大湯都史樹)やNo.37 Deloitte TOM’S GR Supra(笹原右京/ジュリアーノ・アレジ)あたりに注目が集まる。シーズンオフのテストからGR Supra勢が優位だという声が聞こえており、また富士がホームサーキットということも味方し、当然ながら優勝を強く意識しているに違いない。38号車は岡山で痛恨のスピンからクラッシュを喫しており、また37号車も後方スタートながら決勝で上位までポジションアップを果たすも、レース後にタイムペナルティを課されたため、5位に甘んじている。そのリベンジ戦として富士を見据えているはずだ。
 

もちろん、他メーカーのライバルとて黙っていない。久々のタイトル奪還を目指すNo.100 STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴/牧野任祐)は岡山を4位で終えており、同じくCIVIC勢としてはNo. 8 ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8(野尻智紀/松下信治)もコンビ2年目で互いの長所を活かす戦いができるようになってきた。そして日産勢としては、No.23 MOTUL AUTECH Z(千代勝正/高星明誠)に注目したい。昨年は別のチームながら、この富士3時間レースで高星が優勝(No. 3 Niterra MOTUL Z)、千代が2位(No.23 MOTUL AUTECH Z)という結果で終わっており、ドライバーとしてもまたクルマとしても相性の良さを感じさせる。ミシュランからブリヂストンへとタイヤがスイッチして2シーズン目ということも、追い風になりそうだ。
 

■3時間へのアプローチ

昨シーズン、新たな予選方式として、Q1、Q2でのタイム合算によるグリッド採用が導入されたSUPER GT。第2戦の段階では、Q1、Q2でのアタックにおいて同じタイヤを装着することが義務付けされていた。また、そのタイヤで決勝スタートを切るため、タイヤマネージメントに神経を尖らせていたと言っても過言ではない。だが、今シーズンは2023年シーズンと同じくノックアウト予選が復活。併せて、Q1、Q2でそれぞれニュータイヤを投入してのアタックも認められている。決勝スタートで装着するタイヤは、Q2進出チームにおいてはQ1、Q2どちらかで使用したものになる(抽選によって決定)が、昨年のような予選での”力加減”は不要になったと考えられる。
 

今シーズンのノックアウト予選では、Q1で上位10台がQ2へと進出できるようになり(2023年までは上位8台)、ポールポジション獲得の可能性が広がった。3時間と長時間レースではあるものの、スピードレースになりつつある昨今、予選上位車両がそのまま決勝でも速さを見せて結果に繋げるケースも多くなっていることを考えると、なんとしてもQ1突破を果たし、Q2ではさらにポジションアップを狙うのがセオリーになりそう。岡山での結果によるサクセスウェイトの影響も多少あるだろうが、その状態でどれほどの速さを見せてくるのか、各車のパフォーマンスをとくとご覧いただきたい。
 

一方、レースでのピット戦略はどうだろうか。予選のポジション次第でギャンブル的なアプローチをするチームがいてもおかしくはないが、原則的にはオーソドックスな均等割をベースに戦略を立ててくるだろう。岡山では慌ててピット作業がルーズになるチームも見受けられたが、今回は2度のピット作業がマストとなるため、ドライバーのがんばりに応えようとするピットマンの活躍からも目が離せない。
 

GT300クラスは戦略の違いに注目

GT500クラス以上に、クルマの特性が大きく異なるのがGT300クラス。GTA-GT300、GT300MCとオリジナリティ豊かな車両はじめ、海外レースでも幅広く活躍するFIA-GT3車両が混在しており、まさに群雄割拠の状態。サーキットのレイアウトや特性によって、得意/不得意もある。そこに様々なタイヤメーカーが参戦しており、条件がそれぞれ異なることが、レースをより混沌としたものにしている。
 

そんな”いろいろな”クルマが3時間という長丁場を戦うのだから、レースでのアプローチも異なって当然。また、GT300クラスでは、タイヤ無交換を敢行するチームも存在する。今回は2度のピットインが義務付けられているが、タイヤ交換については規制がなく、給油のみ義務化している。これにより、スタートからゴールまで少なくともタイヤ交換は1回のみに留まるチームも出てくるだろう。ピットイン〜ピット作業〜ピットアウトにかかる時間の違いがポジションにも影響を及ぼすことから、各車の速さだけでなく、とりわけ今回は総合力が問われる一戦でもある。
 

海外戦を前にした一戦。好結果を残したい

コロナ禍で海外戦を中断していたSUPER GT。ついに今シーズン、海外戦が復活する。場所はマレーシア・セパンインターナショナルサーキットだ。かつてF1GPも開催されたことで知られるサーキットだが、SUPER GTとの繋がりも長く、2000年から2013年まで(全日本GT選手権を含む/2003年はSARSの影響を受けて中止)開催されていた歴史を持つ。2014年から2019年まで、タイのチャン・インターナショナル・サーキットへと場所を移していたが、2020年には再びセパンでの開催に調印。だが、残念ながらコロナの猛威に水を挿され、実現が先述べになっていた。今回は2024年に改めて調印を行ない、6月28日・土曜日にナイトレースとしての開催が予定されている。つまり、今回の富士戦は、マレーシアでの戦いを前にした一戦。マレーシア戦が終わると、今度は8月上旬までインバーバルが空く。だからこそ、いい形で国内戦を締めくくりたいだけに、今シーズンの序盤戦ながら、白熱の戦いを期待する要素はたくさんありそうだ。
 

主なスケジュール

FUJI GT 3 Hours RACE GW SPECIAL

4月12日(土)
09:00〜10:25 公式練習(GT300+GT500)
10:25〜10:45 FCYテスト
10:45〜10:55 公式練習(GT300専有)
10:55〜11:05 公式練習(GT500専有)
11:15〜11:45 サーキットサファリ
13:10〜13:55 ピットウォーク
14:30〜14:40 公式予選Q1 GT300 A組
14:48〜14:58 公式予選Q1 GT300 B組
15:03〜15:13 公式予選Q1 GT500
15:23〜15:33 公式予選Q2 GT300
15:41〜15:51 公式予選Q2 GT500
16:15〜17:20 キッズウォーク
 

4月13日(日)
09:05〜10:00 ピットウォーク
10:20〜10:40 ドライバーアピアランス
11:10〜11:25 オープニングセレモニー
12:40〜13:00 ウォームアップ
13:00〜14:10 スタート進行
14:10〜17:10 決勝 3時間 RACE





スポーツカーの中古車情報ならGTNET