SUPER FORMURA 2021 Round.7 予選 - イベント・レースレポート

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SUPER FORMURA 2021 Round.7

2021年10月31日

スーパーフォーミュラ第7戦鈴鹿、松下信治が自身初のポールを掴む!


10月30日、三重・鈴鹿サーキットにおいて、全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の予選が行われた。今大会は、シーズン最終戦であり、また第20回JAF鈴鹿グランプリのタイトルがかかる一戦でもある。シーズン最後となるノックアウト予選では、いつも以上に僅差でのポジション争いが繰り広げられたが、その中からNo.51 松下信治(B-MAX RACING TEAM)が1分36秒717の最速タイムをマーク。フル参戦初シーズンで自身初となるポールポジションを手にすることとなった。
 

秋晴れの天候に恵まれ、朝から眩しい日差しが降り注いぐ絶好のレース日和になった鈴鹿サーキット。最終戦に顔を揃えたのは全19選手。その中で、世界耐久選手権(WEC)参戦と重なる小林可夢偉と中嶋一貴は欠場となったが、シーズン中に代役を務めてきた小高一斗およびジュリアーノ・アレジが再びステアリングを握ることとなった。
 

午前8時50分から1時間30分に及ぶフリー走行でトップタイムをマークしたのは、No.16 野尻智紀(TEAM MUGEN)。前回のもてぎ戦で最終戦を待たずして自身初のタイトルを手にした勢いもあってか、安定感ある走りの滑り出しを見せた。
 

午後1時50分から始まったノックアウト予選では、気温21度、路面温度30度とコンディションが上昇。季節的にやや気温が高い中、Q1のA組でディフェンディングチャンピオンのNo. 1 山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING)が早くも脱落。B組でも昨シーズン最多勝だったNo.38 坪井 翔(P.MU/CERUMO・INGING)がQ2進出を逃す波乱になった。続くQ2ではNo.64 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)、A、B両組を通じて唯一の1分36秒台へ突入。持ち前の速さをアピールし、ポールポジション獲得に名乗りを上げた。
 

そして迎えたラストアタックのQ3。8台による最速ドライバー争いは、各車がセクタータイムを更新しながらの息詰まる大接戦を繰り広げた。その中でズバ抜けた速さを見せていたのが、松下。Q1・B組で4番手、Q2では大湯に次ぐ好タイムをマークして、徐々に調子を上げていた松下は、アタック開始とともに各セクターで最速タイムを刻む力走。真っ先にトップタイムをマークし、ライバルたちのアタックを待った。その中で大湯が松下に迫ったものの、0.184秒及ばず。これにより、松下が自身初のうれしいポールポジション獲得に成功している。
 

日曜日の最終決戦は30周での戦い。また、今大会ではJRP(日本レースプロモーション)から決勝レーススタート用タイヤとして未使用のドライタイヤを全車に追加供給申請が行われ、大会審査委員会がこれを承認。普段とまた異なるレースの展開となるのか気になるところでもある。
 

第7戦鈴鹿サーキット・予選結果 トップ3

1.No.51 松下信治(B-MAX RACING TEAM)1’36.717
2.No.64 大湯都史樹(TCS NAKAJIMA RACING)1’36.901
3.No. 5 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION)1’37.933





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