SUPER GT 2020 Round.2 予選 - イベント・レースレポート

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SUPER GT 2020 Round.2

2020年8月9日

SUPER GT第2戦富士、ARTA NSX-GTがポール獲得


開幕戦からわずか3週間という短いインターバルで迎えるSUPER GTシリーズ第2戦。戦いの場所は初戦同様、静岡・富士スピードウェイで開催を迎えた。薄曇りながら気温が上昇し、夏日となった予選でトップタイムをマークしたのは、No. 8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺組)。2番手にも同じホンダ勢のNo.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット組)が続き、しかと速さをアピールしている。
 

富士で連戦を迎える今シーズンのSUPER GT。初戦では今シーズンからニューマシンを投入したトヨタのGR Supra勢が速さと強さを遺憾なく発揮し、トップ5を独占する結果となった。一方、予選ではSupra勢とほぼ互角の速さを披露しながら、決勝ではそのライバルの後塵を拝する苦い結果に終わっていたホンダのNSX-GT勢。名称は変わらずとも、こちらもミッドシップエンジンからFRへと変貌を遂げた”ニューマシン”。今回は初戦での悔しさを晴らす好機にしようと挑んだことだろう。もちろん、2メーカーに遅れを取った日産GT-R勢も同じ思いだったはずだ。
 

夏の厳しい暑さの中で繰り広げられたノックアウト予選では、Q1でまずNo.100 RAYBRIG NSX-GTがトップタイムをマーク。これにNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra、No.12 カルソニックIMPUL GT-Rが続き、3メーカーがトップ3を仲良く分け合った。
 

そして迎えたQ2。各車が満を持してアタックする中、No. 8 ARTA NSX-GTがトップタイムをマーク。さらに同じホンダのNo.17 KEIHIN NSX-GTが2番手に浮上した。一方、3番手のポジションをめぐり、GT-R勢がしのぎを削る。だが、これを尻目にNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraがさらにタイムを縮め、3番手に浮上。予選トップ3はホンダの2台がフロントローを独占し、これにトヨタの1台が続く結果に終わった。なお、最速タイムをマークした8号車の野尻にとっては、2018年最終戦もてぎ以来となる通算6回目のポールポジション獲得となっている。
 

一方、GT300クラスのポールポジションはNo. 6 ADVICS muta MC86(阪口良平/小高一斗組)が獲得。今シーズン、チームとしてSUPER GTにデビューしたばかりのニューカマーが大躍進した。公式練習ではNo. 2 シンティア・アップル・ロータスがトップタイムをマークしたが、午後の予選では6号車が大躍進。なお、アタックを担当した小高は今季GT300にステップアップを果たしたルーキーだ。そして2番手には、チェッカー直前にタイムアップしたNo.55 ARTA NSX GT3が、また、3番手は公式練習でトップタイムをマークした2号車が続いた。
 

第2戦富士 予選結果 各クラストップ3

GT500
1.No. 8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/福住仁嶺組)1’27.300
2.No.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット組)1’27.459
3.No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(中山雄一/阪口晴南組)1’27.729
 
GT300
1.No. 6 ADVICS muta MC86(阪口良平/小高一斗組)1’36.270
2.No.55 ARTA NSX GT3(高木真一/福住仁嶺組)1’36.378
3.No. 2 シンティア・アップル・ロータス(加藤寛規/柳田真孝組)1’36.419
 
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