スーパーフォーミュラ2019 Round.7 予選 - イベント・レースレポート

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スーパーフォーミュラ2019 Round.7

2019年10月27日

スーパーフォーミュラ第7戦、A.パロウが今季3度目のポール獲得!


秋晴れの天気となった鈴鹿サーキット。10月26日に開催された全日本スーパーフォーミュラ選手権第7戦の予選は、ルーキードライバーのアレックス・パロウが今シーズン3度目となるポールポジションを獲得。逆転チャンピオンに向けて、幸先の良いスタートを切る結果となった。
 

前日の専有走行では本降りの雨が続き、存分な走行ができなかったため、朝のフリー走行が当初の1時間から1時間20分へと延長。セッション中、赤旗が2度に渡って提示され、中断することもあったが、最終的に各車が決戦に向けての最終調整を進めた。その中で注目が集まったのはやはりタイトル争いでしのぎを削るドライバーたちの動向。このセッションでは、第6戦を終えた時点でランキングトップに立つNo. 1 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップタイムをマーク。ライバルを牽制した。さらにNo.50 ルーカス・アウアー(B-Max Racing team with motopark)、No.16 野尻智紀(TEAM MUGEN)が続き、ホンダ勢が速さをアピールする結果となった。
 

最終戦の鈴鹿も前大会の岡山戦同様、ノックアウト予選Q1において、2組のクラス分けを実施。ランキング順にA、Bに分けられ、各グループに10台が出走し、上位6台ずつがQ2へと駒を進めた。その中で、No.64 アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)
は、まずQ1のA組でトップタムをマーク。続くQ2では5番手に留まったが、Q3では計測1周目のアタックに挑んでファステストラップを叩き出し、ポールポジション獲得に成功する。パロウはルーキードライバーながら、全7戦で繰り広げられるシリーズ戦において3度目のポールポジションを手にする活躍となった。
 

一方、ランキング争いでトップの山本はQ3で思うほどタイムを伸ばすことができず、5番手どまり。また、Q3に進出した上位8台のうち、唯一のトヨタエンジンユーザーとなったNo.37 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)は6番手ながら、自身としては納得のいく渾身のアタックだったと満足気。ランキング3位のパロウがポールポジションを獲得したとはいえ、チャンピオン争いをする山本とキャシディが両隣でスタートを切ることは、決戦の見どころとして大きなポイントになったには違いない。
 

なお、ポールのパロウに続いたのは、野尻。自身2度目の2番手から優勝を狙う。また、3番手にはアウアーが続き、安定感ある速さを見せる結果となった。
 

■第7戦 鈴鹿サーキット 予選結果(TOP6)
1.No.64 アレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)1’35.972
2.No.16 野尻智紀(TEAM MUGEN)1’36.084
3.No.50 ルーカス・アウアー(B-Max Racing team with motopark)1’36.236
4.No. 5 福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’36.314
5.No. 1 山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’36.348
6.No.37 ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)1’36.496
 

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