スーパーGT 2017 Round.6
SUPER GT第6戦鈴鹿、No.64 Epson Modulo NSX-GTが初勝利!
8月27日、三重・鈴鹿サーキットにおいてSUPER GT第6戦「INTERNATIONAL SUZUKA 1000KM THE FINAL」が行われ、予選4番手スタートのNo.64 Epson Modulo NSX-GT(ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組)
長らく鈴鹿サーキットで親しんできた伝統の耐久レース「
決勝直前のウォームアップ走行では、
一方、
午後3時半を過ぎ、レースは87周を消化。折り返しを迎える。
2番手の64号車が146周終わりで最後のピットイン。一方、
逃げる64号車と23号車の差は20秒強。
なお、レースはセーフティカーが2度重なったことから、
一方のGT300クラス。クラスポールスタートのNo.25 VivaC 86 MC(松井孝允/山下健太/近藤翼組)、
トップ25号車はこれまでのレースでもタイヤ無交換を戦略に採り
この結果、GT300クラスの優勝争いは、
結果、トップ65号車に続いたのは、No.88 マネパ ランボルギーニ GT3(織戸学/平峰一貴/山西康司組)、
・第6戦鈴鹿 決勝結果 各クラストップ3
GT500
1.No.64 Epson Modulo NSX-GT(ベルトラン・バゲット/松浦孝亮組)171L 5:51’16.244
2.No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)+12.150
3.No.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/伊沢拓也組)+15.737
GT300
1.No.65 LEON CVSTOS AMG(黒澤治樹/蒲生尚弥組158L :51’17.191
2.No.88 マネパ ランボルギーニ GT3(織戸学/平峰一貴/山西康司組)+36.319
3.No.87 ショップチャンネル ランボルギーニ GT3(細川慎弥/佐藤公哉/元嶋佑弥組)+36.959
SUPER GT第6戦鈴鹿、コースレコード更新の24号車GT-Rがポールゲット!
8月26日、三重・鈴鹿サーキットにおいてSUPER GT第6戦「INTERNATIONAL SUZUKA 1000KM THE FINAL」の予選が行われ、No.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)
日本国内のモータースポーツイベントの中でも伝統の一戦として知
予選日のこの日、
一方、GT300クラスでは、
・第6戦鈴鹿 予選結果 各クラストップ3
GT500
1.No.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木大樹/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組))
2.No.19 WedsSport ADVAN LC500(関口雄飛/国本雄資/小林可夢偉組)1’47.
3.No.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT(塚越広大/小暮卓史組)1’47.648
GT300
1.No.25 VivaC 86 MC(松井孝允/山下健太/近藤翼組)1’57.543
2.No.18 UPGARAGE BANDOH 86(中山友貴/川端伸太朗組)1’58.000
3.No. 5 マッハ車検 MC86 GTNET(坂口夏月/藤波清斗/玉中哲二組)1’58.146
SUPER GT第6戦鈴鹿 プレビュー
鈴鹿1000km、ラストレース!勝者はどのチームに?
第4戦SUGO、第5戦富士と続いた夏のSUPER GTシリーズ。その最後を飾るのは、三重・鈴鹿サーキットで開催される鈴鹿1000kmレースとなる。毎レース、タイトな戦いを繰り広げる今シーズンではあるが、この鈴鹿の戦績によってそろそろシリーズタイトルの行方が見え始めるだけに、さらに過酷な戦いを繰り広げられるハズ。第3ドライバーとして、元F1ドライバーの小林可夢偉やクリスチャン・クリエン、さらにジェンソン・バトンなど豪華な顔ぶれが揃う夏の三連戦の最後となる一戦、そして鈴鹿1000kmとしてのラストレースの行方を見届けよう!
■レクサス、ホンダの次は?
シーズン開幕とともに快進撃を見せていたレクサスLC500勢。安定した速さと強さを武器にシーズン序盤の戦いを牽引した。一方、ホンダNSX-GT勢は第1戦を皮切りに、第3、第4、第5戦と4度もポールポジションを手にしてはいたがなかなか決勝での結果が伴わず、前回の富士でシーズン初優勝を達成。戦闘力がようやく存分に発揮され、待ちわびたホンダファンへ何よりのプレゼントとなったはずだ。
その一方で、気になるのが日産勢の動向。オフシーズンのテストでは、レクサス・ホンダ両陣営から遅れを取り、まだ表彰台の真ん中に立っていない。とはいえ、ワークスのNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)は全戦入賞を果たすなど、安定感は抜群。とりわけ印象的だったのが、第4戦SUGO。予選はGT500の全15台中14番手という厳しいポジションに甘んじたが、決勝では着実なレース運びを完遂。レースそのものが度重なるセーフティカーラン導入という荒れた展開ながら、うまく逆手にとって4位入賞を果たした。さらに前回の富士でもその勢いがキープされ、予選2番手、決勝も2位を獲得。優勝まであと一歩のところへと近づいた。23号車が装着するタイヤは夏の暑さを得意とするミシュランだけに、最大限そのメリットを活かす戦略をうまく組み立てることができれば、待望の一勝を手にする可能性も高いと思われる。
■GT300は、相性の良さでスバルが本命!?
前回の富士戦では、No.55 ARTA BMW M6 GT3がポール・トゥ・ウィンを果たし、さらにNo.4 グッドスマイル初音ミクAMGが2位に続くなどFIA GT3車両が優勢だったが、鈴鹿は外車勢それともJAF GT勢どちらが抜きん出ることになるのだろうか。一方、近年の戦いぶりを見る限り、No.61 SUBARU BRZ R&D SPORTの活躍に期待ができそうだ。というのも、過去の戦歴においてもスバル勢が確実に結果を残しており、実績、データの面から見ても申し分ない。また61号車としては、第3戦オートポリスでの第2位以降表彰台から遠ざかっているぶん、余計に好結果が欲しいところ。ライバルより軽いウェイトハンディを巧みに活かし、ここで一気に躍進してくる気がする。また、ウェイトハンディが軽いチームにもチャンスが巡る可能性も高い。優勝を含む上位入賞チームはそれなりにウェイトを搭載しており、まだ軽めのウェイトのチームはここぞとばかり勝機を狙ってくることは間違いない。
■伝統の鈴鹿1000km、ラストレース
通常レースの250〜300kmレースに比べて4倍ほどの長丁場になる鈴鹿戦。レギュレーションでは、ドライバー交代を含み義務付けられるピットインは最低5回に及ぶ。つまりその都度ピットでの作業が行われるためにミス誘発の確率も上がるわけで、せっかくドライバーが築き上げた後方車両とのマージンも、作業ミスによって一瞬に消滅することも起こりうる。当然のことながら、コースを走るクルマ、ドライバーに限らず、ピットで待ち受けるスタッフ、そして采配を振るう監督やエンジニアが一丸となって戦いに挑まなければならない。
過酷なレースとして知られる鈴鹿1000kmだが、なんと今大会をもって長い歴史にピリオドを打つことになった。1966年にスタートした伝統の一戦は、SUPER GTのシリーズ戦から外れるだけでなく、そのイベントそのものが終了。大会を主催する鈴鹿サーキット/モビリティランドでは、すでに来年からは10時間レース開催をアナウンスしており、ラストレースのプロモーションにも事欠かない。また、1000kmを戦い終えたサーキットの上空には大輪の打ち上げ花火が待っている。色んな意味で思い出に刻まれる一戦となるだけに、ぜひ記憶に残る戦いを見せてもらいたい。
■主なタイムスケジュール
8月26日(土)
08:00 – 08:50 オープンピット
09:20 – 11:05 公式練習
09:20 – 10:45 : GT500 & GT300
10:45 – 10:55 : GT300
10:55 – 11:05 : GT500
11:15 – 11:30 サーキットサファリ
12:35 – 13:25 ピットウォーク
14:35 – 15:10 ノックアウト予選_Q1
14:35 – 14:50 : GT300
14:55 – 15:10 : GT500
15:20 – 15:52 ノックアウト予選_Q2
15:20 – 15:32 : GT300
15:40 – 15:52 : GT500
17:20 – 18:00:キッズウォーク
19:20 – 20:00:ナイトストレートウォーク
8月6日(日)
09:50 – 10:35 ピットウォーク
10:55 – ウォームアップ走行、スタート進行
12:30 – 決勝レース(173Laps)