SUPER GT 2016 Round.2 予選 - イベント・レースレポート

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SUPER GT 2016 Round.2

2016年5月4日

SUPER GT第2戦富士、No.12 カルソニックIMPUL GT-Rが最速タイムをマーク


ゴールデンウィークも半ばに入る中、5月3日に静岡・富士スピードウェイにおいてSUPER GT第2戦「FUJI GT 500km RACE」の予選セッションが行われた。やや曇り空が先行するドライコンディションの中、ノックアウト予選でトップタイムをマークしたのは、No.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)。昨シーズン達成できなかった優勝に向け、着実な一歩を進むことに成功している。

朝の公式練習では、気温17度、路面温度24度とやや低い数字を刻む中、各車が予選に向けてのセットアップを開始。この時点からトップタイムを刻んだのが、12号車のGT-Rだった。昨年はシーズン終盤まで、チャンピオン候補として名を挙げていたが、シーズン中の勝利はなく、あと一歩のところでタイトルも逃してしまった。そのリベンジシーズンとも言える今年、早速優勝のチャンスが巡ってきたといえる。

12号車の勢いは午後からのノックアウト予選でも変わることはなかった。実のところ朝のセッション終盤にはプロベラシャフトのトラブルに見舞われ、ナーバスな状況となっていたのだが、まずQ1を担当した安田が2番手でQ2進出を決め、不安を払拭。続くQ2では、デ・オリベイラがコースレコード更新の走りを披露。1分27秒453の好タイムでポールポジションを手中に収めた。12号車に続いたのは、No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山 哲/千代勝正組)。開幕戦で3位に入った勢いもそのままに、快走。GT-R勢がフロントローを独占した。3番手に続いたのは、No.38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路/石浦宏明組)。レクサス勢のトップとして、決勝ではトヨタお膝元での躍進を狙うことになる。

一方、開幕戦ではFIA GT3車両が独占状態となっていたGT300。今回、ポールポジションこそ、No.55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一/小林崇志組)が1分35秒707のレコードタイムでトップを奪取したが、2番手に続いたのはNo.25 VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝允組)。25号車は開幕戦でクラスポールを手にしたものの、決勝では6位どまりだった悔しさをこのレースにぶつけてくるはずだ。また、3番手には、No.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)が続いている。

今回のレースは500kmの長丁場レースとなり、ピットイン回数は少なくとも2回行われる。速さ、強さに加え、チームとしての総合力が戦いの行方に大きな影響を与えるものと思われる。

 

第2戦富士 予選結果

GT500(TOP6)
1.No.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)1′27.453
2.  No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山哲/千代勝正組)1’27.687
3.No.38 ZENT CERUMO RC F(立川祐路/石浦宏明組)1’27.960
4.  No.  1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)1’27.973
5.  No.39 DENSO KOBELCO SARD RC F(ヘイキ・コバライネン/平手晃平組)1’27.996
6.  No.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT(武藤英紀/オリバー・ターベイ組)1′28.326

GT300(TOP3)
1.  No.55 ARTA BMW M6 GT3(高木真一/小林崇志組)1’35.707
2.  No.25 VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝允組)1’35.961
3.No.31 TOYOTA PRIUS apr GT(嵯峨宏紀/中山雄一組)1’36.036

 

2016SUPER GT第2戦富士





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