ホンダ CR-Z エクステリア・エンジン・インテリア | スポーツカー専門サイトGTNET

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エクステリア・エンジン・インテリア

レース的な速さよりも"気持ちよい走り"を追求した、ライバル不在のコンパクトスポーツ

2010年3月12日更新

エンジン

モーターアシストによる豊かな低速トルク
ワイドなトルクバンドで"スポーツ性"をアピール

CR-Zの心臓部は、全車SOHCに4バルブを組み合わせた1.5リットル直列4気筒i-VTEC エンジンを搭載。エンジン単体の最高出力は114ps(14.8kg-m)だが、モーター駆動 分の14ps(8kg-m)をプラスすると実質的なシステム出力は124ps(17.7kg-m)へ向上 する。超低回転域を苦手とする小排気量ガソリンエンジンの弱点を、低速トルクに優 るモーターが補うことで「2Lクラスのパフォーマンス(メーカー公表)」を発揮す る。出力特性はフラットトルクを演出。シビックタイプRのような究極のパフォーマ ンスを追求したエンジンではないのでレーシングカーやチューニングカーを連想した "過度の期待"は禁物だ。感覚的には6000回転付近でピークに達し、インサイトより も気持ちよい加速を楽しむことができる。エンジン+モーターのフィーリングはきわ めてナチュラルであり、回生ブレーキ作動中の違和感もさほど感じさせない。

また、エコカーらしい装備として、エンジン、モーター、CVT変速制御、ステアリ ング、エアコンなどを総合的に制御する「3モードドライブシステム」を搭載。スイッチ 操作でパワフルなスポーツ重視の走りから燃費重視のエコドライブを瞬時に切り換 えることができ「市街地走行や高速ツーリングはECONモードで燃費走行。ワインディング やサーキットではSPORTモードに切り換え、最高の動力性能を引き出す」そのような 使い方ができる点は画期的だ。普段乗りからスポーツ走行を1台で両立できる実用性 の高い装備といえそうだ。その半面、インサイトが搭載しているモーターのみで走行できるモードは廃止された。

ホンダCR-Z モーターアシスト&チャージメーター

  • ■回生ブレーキ作動時
  • ■モーターアシスト作動時

左側のメーターパネル内に表示されるモーターアシスト&チャージメーター。 回生ブレーキが作動すると棒グラフがCHRG方向(左側)に振れ、充電レベルの強弱を表示。 加速時にはモーター駆動を示すASST方向(右側)に振れ、アシストの強弱を表示する。 写真上のBATは充電量を示すもので、走行状況に応じて常時変動。バッテリー残量が 少なくなると、エンジンの力でモーター(発電器)を回転させ、自動的に充電を開始する。


ホンダCR-Z注目機能 3モードドライブシステムの効果

走行シーンや気分応じて3つの走りが選択できる!
  • SPORTモード
  • NORMALモード
  • ECONモード

CR-Zの目玉機能のひとつが、走行シーンに応じて最適かつ無駄のないパワー特性を 選択できる3モードドライブシステム。モーターアシストの効き具合、スロットルバルブの開閉比率、CVT車のギヤ比などを総合的にコントロールすることで、劇的な効 果の違いを体感できる。SPORTモード時にはモーターアシストが強力に働き「背中を 押される」ような加速を体感。ECONモード時には「インサイトよりも遅いのでは?」 というぐらいアクセルレスポンスが緩やかになり燃費向上に貢献する。

SPORTモード

エンジン
性能優先 トルク感強調
モーター(6MT車)
性能優先 積極アシスト
変速制御(CVT車)
性能優先 高レスポンス・低ギヤード化
パワステ
性能優先 しっかり感(重い)
エアコン
通常

NORMALモード

エンジン
通常
モーター(6MT車)
通常
変速制御(CVT車)
通常
パワステ
通常
エアコン
通常

ECONモード

エンジン
燃費優先
モーター(6MT車)
燃費優先
変速制御(CVT車)
燃費優先 高ギヤード化
パワステ
通常
エアコン
燃費優先

■ハイブリッドシステム特性曲線図(6MT)

エクステリア

ひとめでCR-Zをわかる斬新なコンパクトスポーツクーペ・スタイル!

CR-Zのエクステリアは、2009年東京モーターショーで公開された「CR-Zコンセプト2009」 のイメージを踏襲。LEDを多用したライト類やシャークフィンアンテナなど最新トレンドが 満載だ。とくに、トランクスペースを削り取り、大きく張り出したリアフェンダーは 画期的であり、欧州スポーツカーを彷彿とするダイナミックな躍動感と抜群の安定感 を演出する。また、ルーフからリアハッチにかけて滑らかな傾斜を画き、エンド部分で 「ストンッ」と切り落とされたリアビューは、往年の名車「CR-X」を連想させる演出だ。 ただし、CR-Xの当時のデータを掘り起こしてみると、全長・全幅・全高・ホイールベース の数値すべてが大型化され、とくに全高については125mmもアップしている。3ナンバーサイズ のトレッドや16インチタイヤ&ホイールの標準装備など"平成初期のコンパクト・スポーツカー" と比較すると決してコンパクトではない。しかし、GT-RやフェアレディZなどの本格スポーツカー と比較すれば断然コンパクトな仕上がりだ。


CR-Z ボディサイズ比較

■インサイト ■CR-X

インサイトと比較

●全長
-310mm
●全幅
+40mm
●全高
-30mm
●ホイールベース
-115mm
●車両重量
-60kg
●最高出力
+26ps

CR-X(EF8 SiR)と比較

●全長
+280mm
●全幅
+65mm
●全高
+125mm
●ホイールベース
+135mm
●車両重量
+160kg
●最高出力
-36ps

インテリア

ドライバー優先に設計された操作性と視認性リアシートは極度に狭く実質2シーター

インテリアは、ドライビングに集中できるメーター配置が行われ"ドライバーを最優先" した空間が演出される。インパネ部分の左右に集約されたスイッチ類は、姿勢を 崩すことなく手を伸ばすだけで操作できるので使い勝手がよい。メーター部分は、 スピードメーターがデジタル、タコメーターはアナログで表示され視認性抜群。最新 トレンドである青色の透過光基調にしたクールな演出が施される。メーター中央部の リング部分は、3モードドライブシステムの選択や運転状況に応じて「ブルー、グリーン、レッド」に変わり、エコ状況がひとめでわかる仕組みだ。

シートポジションは、シビックタイプRよりも-30mmローポジション化され、 ヘルメットを被った状態でも十分なヘッドクリアランスを確保。コスト削減により 簡素化されることが多いステアリングのチルト機能やテレスコピック機能も搭載し、 最適なポジショニングに調整できる点は大きな魅力だ。ただし、リアシートは絶望的に狭く、 日常用途で大人が快適に座るのは困難な状況。実質的には2シーターと考えた方が無難 だ。シートリクライニングも、背もたれを倒すとリアシートに干渉するため"最適なドライビングポジション"を設定するための調整機能と割り切った方が良さそうだ。


ホンダ CR-Z サーキットインプレッション

GTドライバーの青木孝行選手がCR-Zを試乗した模様を動画でご紹介します

  • ドライ編
  • 6MT編
  • CVT編

ハイブリッドカーのすべてを解説

ハイブリッドカーの基本システム

ハイブリッドってどんなシステム?原理や仕組みを学ぼう

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ハイブリッドカーの動力制御

ハイブリッドカーはエンジンとモーターの駆動をどのように制御するのか?動作を検証する。

プリウス対インサイト

ハイブリッドカーの代表、トヨタ プリウスホンダ インサイトの基本スペックを徹底比較。

スポーツ走行の課題と可能性

ハイブリッド時代のスポーツ走行を未来志向で検証する

サーキットインプレ(プリウス)

セントラルサーキットをプリウスが疾走。インプレッションはGTドライバーの青木孝行選手が担当!

サーキットインプレ(インサイト)

セントラルサーキットをインサイトが疾走。プリウスを上まわる好タイムをマーク!

ホンダ CR-Z コンセプト

ハイブリッドスポーツ ホンダ CR-Zの開発コンセプトに迫る。


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