スーパーフォーミュラ2013 Round6
スーパーフォーミュラ第6戦SUGO、デュバルが今季2度目のポール獲得
9月28日、秋晴れの快晴に恵まれた宮城・スポーツランドSUGOにおいて、全日本選手権スーパーフォーミュラ第6戦の予選が行われた。Q1を含む3度のタイムアタックで最速ラップを叩き出したのは、ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)。自身今シーズン2度目となるポールポジションは、チャンピオンタイトルを目指すランキング2位の立場として最良の結果を導くことになった、
朝は雲ひとつない青空が広がったSUGO。安定した天候ながら、フリー走行中の路面コンディションは滑りやすい状態で、各ドライバーともクルマのセットアップに苦心した。そんな中、デュバルがトップタイムをマーク。今シーズン果たしていない優勝に向けて好スタートを切ることになった。
その後、ピットウォークを経て迎えたノックアウト方式の予選。まずユーズドタイヤを装着した状態でアタックに入ったQ1。予選用にセットアップしたクルマのコンディションを確認し、ニュータイヤでのアタックに向った。ここでもデュバルはトップタイムをマーク。これに僅差で山本尚貴(TEAM 無限)、小暮卓史(NAKAJIMA RACING)らが続いた。
その後のQ2では、ディフェンディングチャンピオンの中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)がトップにつけ、デュバルは2番手時計。安定した速さをしかとアピールすると、その勢いのままQ3へと突入した。参戦台数19台からQ1、Q2を経て最終アタックとなるQ3へと駒を進めたのは8名。万全を喫してコースインしたデュバル。ライバル達が次々と自己ベストタイムをマークする中、その有終の美を飾るかのようなタイミングで総合トップタイムの1分06秒141のトップタイムをマーク。第3戦富士に次いで今シーズン2度目のポールシッターとなった。
現在、シリーズランキングでトップの座につけるアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)は予選3番手、そしてランキング3番手の山本は2位スタートとなり、明日はタイトル争いを見せるドライバーが上位に集結。タイトでパッシングポイントが少ないSUGOのコースを味方につけることができるのは、一体どのドライバーか? 決勝の68周から目が離せない!
・第6戦SUGO 予選結果(TOP6)
1.No.08 ロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)1’06.141
2.No.16 山本尚貴(TEAM 無限)1’06.343
3.No.02 アンドレ・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)1’06.368
4.No.01 中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)1’06.414
5.No.32 小暮卓史(NAKAJIMA RACING)1’06.460
6.No.20 松田次生(Lenovo TEAM IMPUL)1’06.724
記事・写真:島村元子/ TEXT&PHOTO : Motoko SHIMAMURA
