SUPER GT 2019 Round.5
SUPER GT第5戦富士、No.23 MOTUL AUTECH GT-Rが今季3度目ポール!
今シーズンの後半戦に突入したSUPER GT。第5戦は静岡・富士スピードウェイにて開催され、8月3日の予選日でNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)がトップタイムをマーク。チームとして今季3回目となるポールポジションを獲得した。
連日の猛暑が続く日本列島。朝から富士スピードウェイも午前10時前には気温が30度を声、路面温度も45度前後で推移する厳しい暑さとなる。まず、朝の公式練習でNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/フレデリック・マコヴィッキ組)がトップタイムをマーク。タフなコンディションで強みを発揮するミシュランタイヤを武器にした3号車は午後からの予選でも好走を見せた。
だが、その3号車を上回ったのが同じミシュランタイヤを着けるNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)。Q1で松田がトップタイムをマーク、2番手には3号車のマコヴィッキが続き、”ミシュラン組”が双璧をなす結果となった。その流れはQ2でも続き、23号車はクインタレッリが1分28秒519でポールポジションを獲得。2番手にNo.17 KEIHIN NSX-GTの塚越広大が浮上したが、ベストタイムをマークした翌周に1コーナー進入でコースアウトし、クラッシュ。これが赤旗の原因となってしまった。結果、17号車はタイム抹消となり、2番手は3号車の手に。3番手には富士をホームコースとするNo.19 WedsSport ADVAN LC500(国本雄資/坪井 翔組)が続き、上位6台をGT-RとレクサスLC500が占め、ホンダ勢トップは7番手につけるNo.64 Modulo Epson NSX-GT(ナレイン・カーティケヤン/牧野任祐組)だった。
一方、GT300クラスでは、No.52 埼玉トヨペットGB マークX MC(脇阪薫一/吉田広樹組)が公式練習時から安定した速さをアピールする。シーズン中盤ともなるとハンディウェイトが文字通り足かせとなるランキング上位陣が苦しむ中、まずQ1でトップを奪ったのはNo.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rの平峰一貴。だがQ2では再び52号車の吉田が本領発揮。ベストラップを連発し、食い下がるNo.25 HOPPY 86 MCの松井孝允を退けるとともに、52号車にとって初のクラスポール獲得を果たすこととなった。2番手は25号車、3番手にはベテランジェントルマンドライバーを擁するNo.360 RUNUP RIVAUX GT-R(青木孝行/田中 篤/柴田優作組)がつけ、チームベストの結果を手にしている。
・第5戦富士 予選結果 各クラストップ3
GT500
1.No.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)1’28.519
2.No.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/フレデリック・マコヴィッキ組)1’28.649
3.No.19 WedsSport ADVAN LC500(国本雄資/坪井 翔組)1’28.845
GT300
1.No.52 埼玉トヨペットGB マークX MC(脇阪薫一/吉田広樹組)1’37.316
2.No.25 HOPPY 86 MC(松井孝允/佐藤公哉/土屋武士組)1’37.394
3.No.360 RUNUP RIVAUX GT-R(青木孝行/田中 篤/柴田優作組)1’37.454