スーパーGT 2018 Round.1
超激戦が続く中、初戦を制したのはNo.17 KEIHIN NSX-GT!
2018年シーズン最初の戦いを迎えたSUERP GT。岡山国際サーキットを制したのは、
SUPER GT第1戦の決勝日を迎えた岡山国際サーキットは、
一方、スタート直後、大きくポジションアップを果たしたNo.
40周終わりで17号車がピットイン。
GT300クラスは、予選3番手No.11 GAINER TANAX GT-Rの安田裕信が序盤にトップへ浮上。だが、
これにより、レース後半からはNo.25 HOPPY 86 MCの松井孝允がトップで周回を重ねていくが、2番手No.18 UPGARAGE 86 MCの小林崇志との差は僅か。ともに同じ車両、
・第1位岡山 決勝結果 各クラストップ3
GT500
1.No.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史組)1:55’14.381 82L
2.No.100 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン組)+1.610
3.No.1 KeePer TOM’S LC500(平川 亮/ニック・キャシディ組)+5.582
GT300
1.No.18 UPGARAGE 86 MC(中山友貴/小林崇志組)1:56’23.935
2.No. 7 D’station Porsche(藤井誠暢/スヴェン・ミューラー組)+5.
3.No.25 HOPPY 86 MC(松井孝允/坪井 翔組)+10.283
SUPER GT開幕戦、No.17 KEIHIN NSX-GTが最速タイムをマーク!
ついに2018年SUPER GTシリーズが開幕。岡山国際サーキットを舞台に、
およそ1ヶ月前、
一方、GT300クラスでは、今シーズンからSUPER GTに参戦するチャンスを掴んだイタリア人ドライバーが快挙の走
・第1戦岡山 予選結果 各クラストップ3
GT500
1.No.17 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史組)1’26.905
2.No. 8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也組)1’27.058
3.No.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(本山 哲/千代勝正組)1’27.486
GT300
1.No.88 マネパ ランボルギーニ GT3(平峰一貴/マルコ・マッペリ組)1’33.925
2.No.21 Hitotsuyama Audi R8 LMS(リチャード・ライアン/富田竜一郎組)1’34.082
3.No.11 GAINER TANAX GT-R(平中克幸/安田裕信組)1’34.798
SUPER GT第1戦岡山 プレビュー
2018年シーズンの幕開けは、岡山から!
いよいよSUPER GTの2018年シーズンが幕を開ける。今週末、岡山の岡山国際サーキットにおいて「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催され、モンスターマシンが新たな戦いのフィールドへと解き放たれる。熟成が進むGT500マシンによる激戦、そしてGT300へと挑戦する新たな戦闘車両の存在など、気になる話題がたっぷり。果たして初戦を制するのは、どのチーム?
■LC500は岡山との相性抜群
昨シーズンのシリーズチャンピオンとなったKeePer TOM’S LC500の平川亮/ニック・キャシディ組。史上最年少コンビによる王座奪取のシナリオは、開幕戦岡山大会から始まった。余談だが、これまで開幕戦を制したチームがシリーズタイトルを手にしたことはなかったのだが、KeePer TOM’S LC500はその後も着実なレース運びを見せ、最終戦でチャンピオンを手にしてジンクスを見事に打破した。伸び盛りの若手コンビは今年も健在。カーナンバー1をつけ、岡山戦の連覇を狙ってくるのは言うまでもないだろう。
一方、岡山と相性がいいのはKeePer TOM’S LC500だけではない。昨年の決勝ではLC500勢が上位6位までを独占。その勢いのまま第4戦まで勝ち続け、最終的にシリーズ全8戦のうち5勝を挙げたのは記憶に新しい。オフシーズンのテストでもその実力に不安は見られず、岡山での公式テスト時もトップタイムを奪ったのは、LC500だった。だがそれはチャンピオンカーではなく、No.6 WAKO’S 4CR LC500。コンビを組むのは、ベテラン大嶋和也とSUPER GTデビューを迎えるフェリックス・ローゼンクヴィスト。岡山のテストでは、スケジュールが会わなかったローゼンヴィストが欠席。大嶋ひとりがクルマに乗り込み、ひたすらマイレージを重ねることとなったが、その分、あらゆるメニューにトライし、とことんテストをすることができた、と大嶋自身は存分に手応えを得た様子。コースレコードを上回るベストタイムに対しても、まだまだタイムが出る、と余裕を見せていた。
■あのドライバーはどんな走りを見せる!?
岡山での公式テストに限らず、今年はシーズンオフの間から多くのファンがサーキットに詰めかけ、タイミングによっては一時騒然となることがあった。なにしろF1チャンピオンがついにSUPER GTへシリーズ参戦を果たすのだから、仕方のない話ではあるのだが。そのチャンピオンとは、ジェンソン・バトン。2017年、夏の鈴鹿1000kmに第3ドライバーとしてスポット参戦を果たし、その後の動向が注目されたが、新年早々の東京オートサロンの場において自らSUPER GTへのフル参戦をアナウンス。バトンファン、ホンダファンからの熱い注目を集めることになった。
ドライブするのは、チームクニミツのNo.100 RAYBRIG NSX-GT。岡山テストでは、相棒の山本尚貴がほとんどドライブせずにバトンがほとんどのメニューをこなす、という予想外の行動に出て、ライバルチームを驚愕させた。山本そしてチームにとっては、ふたりのドライバーによって戦うSUPER GTだからこそ難しい問題であったはずだが、少しでも早く完成度の高いレースを行うために下した決断だったのではないかと思われる。その甲斐あってか、テスト時には上位タイムをマーク。あとは実戦でSUPER GTならではの戦い方を取得するのみ。モータースポーツ界の頂点で戦ってきたドライバーの手腕に期待が集まる。
バトンの参戦に加え、今シーズンは小林可夢偉もフル参戦が決定。これで中嶋一貴同様、WEC(世界耐久選手権)、SUPER FORMULA、そしてSUPER GTへ出走することとなる。可夢偉はヘイキ・コバライネンとコンビを組むが、現時点でクルマの仕上がりにまだ不安が残っているとのこと。だが、元F1ドライバーのコバライネンはSUPER GT参戦2年目となる2016年のチャンピオンだけに、ふたりの実力をもってすればすぐさま上位争いを繰り広げる最強コンビとなる可能性も高いだろう。
■GT300は今シーズンも百花繚乱!
岡山の公式テストでは、コースとの相性が良いとされるマザーシャシーや、JAF GT勢が好タイムをマーク。開幕戦に向けて順調にメニューを消化していたようだ。一方で、FIA GT勢に目をやると、BMW M6 GT3、Audeli R8 LMSもスピードを見せており、今年も混戦模様になる気配がする。
そしてより注目が集まるのが、今年デビューを果たす車両ではないだろうか。今年は、Hondaが初めてリリースするGT3マシン、NSX GT3が2台お目見えすることとなった。さらにNISSAN GT-R NISMO GT3が2018年型のニューモデルを投入。ルックスもGT500と遜色ない車両が多くなったGT300クラスのバトルからも目が離せない。
■主なタイムスケジュール
4月7日(土)
07:00 – 07:50 オープンピット
09:00 – 10:45 公式練習
09:00 – 10:25 : GT500 & GT300
10:25 – 10:35 : GT300
10:35 – 10:45 : GT500
10:55 – 11:15 サーキットサファリ
12:25 – 13:20 ピットウォーク
14:45 – 15:20 ノックアウト予選_Q1
14:45 – 15:00 : GT300
15:05 – 15:20 : GT500
15:30 – 15:58 ノックアウト予選_Q2
15:30 – 15:40 : GT300
15:48 – 15:58 : GT500
17:15 – 18:00 GTキッズウォーク
4月8日(日)
09:45 – 10:25 ピットウォーク
10:45 – 11:10 SUPER GT選手紹介
12:45 – オープニングセレモニー
13:05 – 13:25 ウォームアップ走行
13:25 – 14:40 スタート進行
14:40 – 決勝レース(82Laps)