SUPER GT 2016 Round.7 予選 - イベント・レースレポート

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SUPER GT 2016 Round.7

2016年10月9日

SUPER GT第7戦タイ、No.19 WedsSport ADVAN RC Fが初ポール!


第7戦を迎えた今シーズンのSUPER GT。日本を離れ、タイの東北部・ブリラム県にあるチャン・インターナショナル・サーキットでの開催を迎えた。薄曇りながら湿度の高いコンディションの中で行われた予選では、朝から好調だったNo.19 WedsSport ADVAN RC F(関口雄飛/国本雄資組)がコースレコードを更新してポールポジションを獲得。関口、国本両コンビによる初ポールを手にすることとなった。

10月8日に行われた予選。前夜遅くから雨が降り、翌朝雨は上がったものの、サーキットはセミウェット状態。まず最初に行われた公式練習は、急激に気温、路面温度とも上昇するタフなコンディションとなった。そんな中、まずNo.19 WedsSport ADVAN RC F(関口雄飛/国本雄資組)がトップタイムをマーク。予選に向けて好スタートを切った。これに1000分の6秒差でNo.24 フォーラムエンジニアリング ADVAN GT-R(佐々木大樹/柳田真孝組)が続き、ともにアドバンタイヤを装着する2台が躍進を見せた。

午後に入り、次第に薄曇りの空が広がり始めたサーキット。日差しはないものの高い湿度に重い空気が流れ始める。スコールの可能性もあるため、セッション中はいつもよりやや早めにアタックを開始する姿が見られた。まずQ1でトップタイムをマークしたのは、No. 6 WAKO’S 4CR RC Fの大嶋和也。これにNo.  8 ARTA NSX CONCEPT-GTの野尻智紀、さらにNo.  8 ARTA NSX CONCEPT-GTの平川亮が続く一方、シーズンを通して好調なGT-R勢はその後方に留まっていた。

Q1よりもさらに気温、路面温度が下がったQ2。ここで会心のアタックを披露したのが、19号車の関口だった。SUPER FORMULAで今季ただひとり2勝目を挙げ、勢いに乗っている関口。朝の公式練習で得ていた手応えをそのまま走りに反映させるパフォーマンスを見せ、トップタイムをマーク。コースレコードも更新する文句ナシの仕事をやってのけた。2番手に続いたのは、No.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GTの牧野任祐。オリバー・ターベイに代わり、GT500へと大抜擢されたルーキーが大役を果たすこととなった。3番手はNo.12 カルソニックIMPUL GT-R。Q1を8番手ギリギリで通過したものの、Q2ではジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが渾身の一発を披露。今季2勝目実現に向けて、好位置につけている。

一方のGT300クラス。No.25 VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝允組)が公式練習から安定した速さを見せていたが、Q2でもその力走は変わらず。Q1こそ4番手に甘んじたが、きっちり帳尻を合せ、クラスポールを手にすることとなった。


・第7戦タイ 予選結果

GT500(TOP6)

1.  No.19 WedsSport ADVAN RC F(関口雄飛/国本雄資組)1’24.307
2.No.15 ドラゴ モデューロ NSX CONCEPT-GT(武藤英紀/牧野任祐組)1’24.340
3.No.12 カルソニックIMPUL GT-R(安田裕信/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)1′24.466
4.No.  8 ARTA NSX CONCEPT-GT(松浦孝亮/野尻智紀組)1’24.483
5.No.46 S Road CRAFTSPORTS GT-R(本山 哲/千代勝正組)1’24.593
6.No. 6 WAKO’S 4CR RC F(大嶋和也/アンドレア・カルダレッリ組)1’24.462

GT300(TOP3)
1.No.25 VivaC 86 MC(土屋武士/松井孝允組)1’32.102
2.No. 3 B-MAX NDDP GT-R(星野一樹/ヤン・マーデンボロー組)1’32.797
3.No. 0 GAINER TANAX GT-R(アンドレ・クート/富田竜一郎組)1’32.949

 

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