2019年7月4週目 中古車相場速報
先週の予想は「相場は横ばい」 結果は?
7月3週目の相場は上昇となりましたが7月4週目はどのように動いているのでしょうか。
前回のブログ 2019年7月3週目 中古車相場速報
7月3週目のオークションは東京・名古屋の相場が上昇したという結果に終わりました。 全体的な流れとしては例年通りですが、最終週となる4週目はどうだったかとみると、全体的に以下のような結果となりました。今年は選挙の兼ね合い、また月末も絡むため横ばいと予想しましたが、結果的には上昇という形で終わりました。前年の為替を見ても7月24日時点では111.19円で今年は108.17円と約3円の円高ですが相場が上昇したということは国内の中古車市場の動きが活発と見て良いでしょう。現場の感覚で言えば販売増、買取減といったイメージですが、オークション出品台数を見ると増加しておりますので、全国的にはどちらも活発に動いていると見られます。
【主要オークション会場出品台数・落札単価】
会 場 | 7月3週 | 7月4週 | 落札単価(前回比) |
---|---|---|---|
USS東京 | 12,670台 | 13,542台 | 1,016千円(+9) |
USS名古屋 | 9,977台 | 10,291台 | 1,162千円(+31) |
HAA神戸 | 5,563台 | 5,643台 | 740千円(-4) |
次週8月1週目 相場は2週に渡って下降の予想
7月が終わり8月に向かって下降するのが例年の動きです。8月はお盆があるため、オークション関係が1週間休みとなり、流通がストップいたします。8月1・2週は、出品・相差ともに減少するため相場は下降方向に向かいます。無理に売ってこないため、必ずしも「安く買える」という意味ではありませんが、全体的な落札単価は下降方向に向かうでしょう。
現在の購入・売却のオススメ車両はこちら
ランサーエボ9MR:https://bit.ly/2LKf3Oz
先週同様、86/BRZはMT/ATともに相場は高値横ばいという状況が続いております。唯一安く仕入れられているのは10万kmを超えるような過走行車両となります。小売の車両価格が100万円を切る車両が多数出てきておりますので、チューニングベースなどにはもってこいだと思います。エンジンはタイミングチェーンとなっているため、以前ほど気にすることも減りましたが、実際にそれだけ走行しているのも事実ですので、購入前には必ず現車確認を行い、予防整備や、保証の加入をオススメいたします。
また、今週はCT系ランサーが安値で落札されています。季節的なものもあり4WDはお買い得な季節です。この機会に購入されることをオススメいたします。ただし、CT系ランサーは下回りのサビ・腐食が出やす車両のため、購入時には必ず下回りを覗くことを忘れないようにお願いします。
【購入】
86/BRZ(過走行車両)・CT系ランサー・CR-Z
【売却】
86(MT・決まりもの)RX-7・S2000・GDインプレッサ涙目
車種別相場検索はこちら:https://www.gtnet.co.jp/usedcar/souba/
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