ダイハツ ムーヴの歴史 | スポーツカーの中古車販売、買取情報サイト

「広々快適な室内空間」、「使い勝手の良さ」、「ハイクオリティなデザイン」で幅広い層のユーザーから好評を得ているムーヴ（ＭＯＶＥ）は5代目となった。今回のフルモデルチェンジでは、スペース系軽自動車の次世代スタンダードを目指し開発された。

新開発のアイドリングストップシステム「ｅｃｏ　ＩＤＬＥ（エコアイド）」、新開発「第2世代ＫＦエンジン」の搭載や、約35Ｋｇの軽量化など車体側の燃費対策も徹底し、10・15モード走行燃費が、ガソリン車トップとなる27．0Ｋｍ／Ｌと低燃費になり、ＮＡ全車がエコカー減税75％軽減レベルに適合した。また、最新装備も充実しており、運転状況を分析し、楽しく低燃費運転ができる「エコ運転支援機能」や、より少ない燃料で目的地に到着する道を案内する「省エネルート検索」を搭載したメモリーナビゲーションシステムを採用している。

ホイールベースは35ｍｍ短縮されつつも、乗る人すべてがゆったりくつろげる広い室内空間で、新形状のフロアパネルと防音材の最適配置により、優れた静粛性も実現した。

プラットフォームからエンジンまで一新し4代目となった。「わたしの軽やかオールマイティ」がコンセプトの「ムーヴ（ＭＯＶＥ）」と「上質・快適移動体」がコンセプトの「ムーヴカスタム（ＭＯＶＥ　ＣＵＳＴＯＭ）」。

4代目ムーヴ（ＭＯＶＥ）のエンジンは燃費性能に優れたツインカムＤＶＶＴ3気筒エンジン「ＫＦ－ＶＥ型」と、力強くスムーズな加速感を生み出すツインカム3気筒ターボエンジン「ＫＦ－ＤＥＴ型」を搭載。「Ｘ　Ｌｉｍｉｔｅｄ」と「カスタムＲＳ」にはＣＶＴを組み合わせており、燃費性能も向上させている。

外観デザインは卵型のワンモーションフォルムとなっており超ロングホイールベースと、コンパクトなエンジンルームにより軽自動車最大の室内空間を実現した。5つのドアはフルオープンで約90度まで開き、大きな荷物の積み下ろしもスムーズに行なうことができる。

2008年のマイナーチェンジではフロント周りを中心に外観デザインや、内装の変更を行ない、オプションだったアジャスタブルパックを標準装備にするなど快適性、利便性を向上させた。また、ターボグレード全車がＣＶＴ化した。

3代目ムーヴ（ＭＯＶＥ）は、プラットフォームを一新し、「生活革新！エキサイティングミニバン」をコンセプトとした「ムーヴ（ＭＯＶＥ）」と「モバイル世代のラジカルボックス」をコンセプトとした「ムーヴカスタム（ＭＯＶＥ　ＣＵＳＴＯＭ）」の2タイプを設定。幅広い世代のニーズに対応している。両モデルとも11色の豊富なカラーバリエーションを設定している。

ムーヴ（ＭＯＶＥ）はインストルメントパネルにより明るく開放的なインテリアで、視認性の良い1眼メーターや、広々感と座り心地の良さを両立したワイドベンチシートを採用している。ムーヴカスタム（ＭＯＶＥ　ＣＵＳＴＯＭ）はブラック基調のインテリアにより硬質でスポーティなデザインとなっており、タコメーター付2眼メーターや、左右一体感のあるＶ型ツートーンのワイドベンチシートを採用している。多彩なシートアレンジや22個の豊富な収納スペースなどで使い勝手も良い。

また、全車、「超－低排出ガス」または「優－低排出ガス」認定を取得し、2010年新燃費基準に適合するなど高い環境性能を実現している。

軽自動車規格改正に合わせフルモデルチェンジを行い、2代目ムーヴ（ＭＯＶＥ）はボディサイズが少し大きくなった。カジュアル系とカスタム系の2種類が用意され、カジュアル系は横長のヘッドライトで、シンプルなフォルムと使い勝手を重視したモデル。カスタム系は大型のエアロバンパーやサイドスカート、丸目4灯式のヘッドライトなどによりスポーティさを強調したモデルとなっている。

衝突安全ボディ「ＴＡＦ（タフ）」やディアルＳＲＳエアバッグを全車に標準装備、ブレーキアシスト付ＡＢＳをオプション設定するなど安全性が向上された。

1999年には女性ユーザー向けに、エンブレム、デカール、メーターパネルがキティ仕様の特別仕様車「ハローキティ」が発売された。

2000年10月に行われたマイナーチェンジでは、衝突安全ボディ「ＴＡＦ」の性能アップや安全インテリア「ＳＯＦＩ（ソフィ）」の採用により安全性能を向上させた。

初代ムーヴ（ＭＯＶＥ）の外装はイタリアのデザイン会社I．ＤＥ．Ａとダイハツの合作でグリルレスのフロントマスクと縦型テールランプが特徴となっている。

エンジンは直列3気筒と、4気筒ＤＯＨＣエンジン搭載で、5速マニュアル、またはオートマチックターボ車には4速、ノンターボ車には3速が組み合わされている。

1997年5月の一部改良では、スポーティモデルの「カスタム」シリーズ
通称"裏ムーヴ（ＭＯＶＥ）"が追加された。大型角2灯ヘッドランプと大型メッキグリルのフロントマスク、フェンダー、ボンネット、バンパーが専用タイプで、インパネやシートなども専用のものとなっている。また、フロントグリルの「ＭＯＶＥ」エンブレムの文字色も標準車とは異なり、初代はレッド、以降シルバー、ゴールドと変更されている。