SUPER GT 2026 Round.6
前回ポールのAstemo HRC PRELUDE-GT、SUGOでリベンジ勝利!
9月20日、宮城・スポーツランドSUGOにおいてSUPER GT第6戦「SUGO GT300km」の決勝が開催された。週末をとおして不安定な天候に見舞われたが、午後からのレースは曇天ながらもドライコンディションで実施されることに。大接近戦のなか、予選2位からスタートを切ったNo.17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)がドライバー交代のタイミングを好機にトップを奪取。待望のシーズン初優勝を達成した。
決勝は雨絡みの難しいレースになるのではと言われたSUGO。早朝から断続的に霧雨が降るなど一向に安定しない天候で、ときに本降りとなることも。しかし、正午からのウォームアップ走行を前に雨が止む。路面はまだウェットではあったが、その後は曇天ながら薄日も差し込むなどスローペースながら天候が回復。全車ドライタイヤを装着して、84周の戦いに臨んだ。
午後1時30分、気温23度、路面温度25度というコンディションのもと、宮城県警のパトカーによるパレードラップを予定していたが、まだ路面の一部が濡れていたこともあり、セーフティカースタートが決定。4周終わりまでコントロールされた状態での周回が続き、5周目からレーシングスピードによる戦いが幕を開けた。
前日、2年ぶりのポールポジションを手にしたNo.64 Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)は、早速後続を引き離す快走を見せてギャップを開こうとするが、2番手の17号車も2秒前後の差で周回を重ねる。一方、その後方では3番手を巡って攻防戦が始まり、予選4番手のNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)が同3番手のNo.19 WedsSport BANDOH GR Supra(国本雄資/阪口晴南)を猛プッシュ。だが、逆に19号車は17号車を攻め立て、17周目の馬の背コーナーで鮮やかな逆転を披露した。
そんななか、26周目の最終コーナーでアクシデントが発生。立ち上がりで挙動を乱してスピンしたGT300車両が、アウト側からイン側へと横断するようにコースを滑っていく。そこへ後方から立ち上がってきたNo.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GT(野尻智紀/佐藤蓮)が行く手を阻まれるような形で突っ込むことになり、16号車が大破。フルコースイエロー(FCY)発動からすぐにセーフティカー(SC)ランへと切り替わった。なお、16号車をドライブしていた野尻は自力で降車しており、大事はなかった模様だ。
ダメージを負った2台の車両を回収し、コース上に散らばったクラッシュパーツをピックアップする間はSCランが続行。あわせてGT300、GT500各クラス別に整列も行なわれ、32周終わりでレース再開を迎えた。
逃げる64号車を先頭に、19号車、17号車、100号車と差が詰まるなか、激しい攻防戦が勃発するかに思われたが、ちょうどレース3分の1を終えるタイミングということもあり、上位陣のなかから真っ先に17号車がルーティンのピットインを32周終わりで敢行する。これを見てか、64号車はその翌周にピットへ。ひと足先にコース復帰を果たした17号車は、コースへと戻る64号車より先にメインストレートを通過。見事アンダーカットを成功させる。また、ピットインのタイミングや装着したタイヤの種類によってタイヤのウォームアップに差が生じており、2位以降のポジション争いが激しくなる。
レース折り返しを前に1台を残してドライバー交代を終えることとなり、実質のトップは17号車。これに約6秒差で100号車、12号車、さらに64号車と続くが、その後方から猛追してきたのがNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)。50周を過ぎ、1台また1台と前方車両を小気味良く”料理”していく。そんななか、12号車がトラブルに見舞われ緊急ピットイン。戦線離脱となる。また64号車もペースアップに苦しみ、イレギュラーのピットインでタイヤを交換。これによりポジションダウンを強いられた。
トップをひた走る17号車は安定感あるパフォーマンスを披露し、2位以下に3秒強のマージンを築く。その一方で2番手をキープしていた100号車には39号車が迫り、60周を過ぎてからは2台が抜きつ抜かれつの好バトルを披露。観客を湧かせた。2台による攻防戦は最終的に39号車へ軍配が上がった。大終盤には予選11番手からコツコツとポジションを上げてきたNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)が3番手の100号車に大接近。現時点で暫定ランキングトップである36号車は最重量のサクセスウェイトをものともせず、決勝では巧みな戦略を含む驚異のパフォーマンスで存在感をアピールした。最終的には100号車が36号車を封じ込めて表彰台をもぎ取っている。
レースはピット戦略を味方に17号車が優勝。2022年第7戦オートポリス以来の勝利であり、今シーズンからGT500に挑戦する野村にとってもうれしい初優勝となった。2位に続いた39号車は今季初表彰台。トヨタ勢としてのランキングを引き上げる活躍だった。また、3位の100号車は前回の鈴鹿でエンジン交換を強いられノーポイントに終わっており、今回のSUGOで見事な復活を披露したといえる。
GT300クラスでは、予選から好走を見せてポールポジションスタートを決めたNo.60 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)が安定感ある走りで他車の追随を許さない。序盤から後続に4秒強の差をつけて周回を重ねると、逆に2位以下が鍔迫り合いを見せてポジションを入れ替えていく。
序盤、2台の車両が絡むクラッシュによってSCランとなったが、再開後もトップ3は予選上位3台と顔ぶれは変わらず。No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)、No. 7 CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(ザック・オサリバン/梅垣清)が続いた。
だが、36周終わりで60号車がピットに帰還すると、徐々に”勢力図”に異変が。60号車はドライバー交代、タイヤ交換、給油の”フルサービス”でコース復帰を果たしたが、同じ周、8番手を走行していたNo.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/木村偉織)はタイヤ無交換を選択。これにより、60号車がコース復帰を果たすと、なんと56号車が8秒近く前を走るという”逆転”が生じていた。
60号車にとっては予期せぬ展開ではあったが、タイヤが温まると2台の差はじわじわと縮まり、さらに残り20周を切るとその差も1秒を切ってくる。そんななか、GT500車両が71周目を迎えるなか、56号車が背後から迫るGT500車両に走行ラインを譲ろうとしてオーバーラン。痛恨のミスが響き、逃さず60号車がクラストップの座を奪還してみせた。
その後、”息を吹き返した”60号車は56号車を引き離しての”ひとり旅”でチェッカー。チームとしては昨シーズンのSUGOも制しており、2連覇を達成するかたちとなった。予選19番手から怒涛の追い上げを見せた56号車は、2番手でタフな戦いを終了。今回の戦略を味方にシリーズランキングでは暫定でトップをキープしている。そして、3位に続いたのは61号車。シーズン初表彰台を果たすことになった。
次戦は戦いの舞台を九州・オートポリスに移すSUPER GT。第2戦以来となる3時間レースを開催する。タイトル争いが本格化するなか、1ポイントを巡る熾烈な戦いとなるはずだ。
・第6戦SUGO 決勝結果(各クラストップ3)
<GT500>
1.No.17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)1H59’13.559 84L
2.No.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)+4.729
3.No.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)+5.236
<GT300>
1.No.60 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)1H59’55.590 80L
2.No.56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/木村偉織)+6.104
3.No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)+7.314
第6戦SUGO、No.64 Modulo HRC PRELUDE-GTが渾身のアタックで今シーズン初ポールポジション獲得
厳しい暑さも落ち着き、過ごしやすい季節となるなかで迎えたSUPER GT第6戦「SUGO GT300km RACE」。しかしながら台風25号の接近と北上による影響を受け、戦いの舞台である宮城・スポーツランドSUGOは曇天模様に。そのなかで行われた予選では、No.64 Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)がQ1、Q2でともに最速タイムをマーク。コースレコードを更新して、今シーズン初のポールポジションを獲得している。
9月に入り雨が続く日本列島。今週末も秋雨前線と台風接近の影響を受けて、各地が雨模様となった。一方、SUGOは搬入日の金曜日から霧雨が時折降る天気に。予選日も似たような状態だったが、朝の公式練習中はウェットタイヤを装着するタイミングも見られた。
午前10時30分スタートの公式練習は気温22度、路面温度23度のコンディション。ウェット宣言が出ており、路面は一部濡れている状態だった。GT300クラスとの混走セッションの終盤、No.24 リアライズコーポレーション Z(名取鉄平/三宅淳詞)がS字でコースアウト。濡れた縁石で挙動が乱れ、スピン、クラッシュを喫する。これを受けてセッションは赤旗中断となり、車両回収とガードレールの修復が始まった。
およそ25分後にセッションが再開。GT300クラスとの混走中はNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GT(山本尚貴/牧野任祐)がトップタイムをマークしていたが、その後の10分間の専有走行になると、64号車の大草が台頭。トップタイムを更新した。また、2番手にはNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛/サッシャ・フェネストラズ)、そして100号車が続く結果となっている。
午後に向かうなか、天気は曇天ながらも安定。午後2時30分にGT300クラスからスタートした予選は、気温23度、路面温度28度のコンディションで幕を開けた。
64号車はQ1でも力走を見せ、フラガがトップ通過。これにNo. 8 #8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTの大津弘樹、No.17 Astemo HRC PRELUDE-GTの塚越広大、さらにNo.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTの野尻智紀、そして100号車の山本とホンダ陣営全5台がトップを独占する結果に。一方、暫定ランキングトップのNo.36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)はサクセスウェイトが響き、12番手止まりとなった。なお、公式練習でクラッシュを喫した24号車は修復作業が間に合い出走を果たしたものの、11番手に。またその後、車両のスキッドブロックの残厚不足が判明。残念ながら予選で刻んだタイムが抹消扱いとなり、決勝は最後尾からスタートすることになった。
Q1を通過した10台によるQ2は午後3時41分にスタート。各車タイムアップするなかでも64号車の快走は変わらず。残り1分強の時点で大草が1分09秒050をマークし、昨年のSUGO戦で更新されたタイムレコードを上回ってみせる。さらにチェッカーが近づくなか、No.19 WedsSport BANDOH GR Supraの阪口晴南が2番手に浮上するも、最後の最後になって、前回の鈴鹿でポールポジションを手にした17号車の野村が躍動。2番手に躍り出てトップ3が確定した。なお、大草にとっては通算2回目の、またフラガにとっては初のポールポジションとなった。
GT300クラスでは、予選で速さを見せるも決勝で思うような結果を残せていないNo.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が公式練習でトップタイムをマーク。山内は自身のGT300クラスにおけるポールポジション獲得記録更新もかかっており、午後からのアタックに期待が集まった。
まずQ1・A組では、No.60 Syntium LMcorsa LC500 GTの河野駿佑がトップで通過、井口がアタックを担当した61号車は2番手に。一方のB組はNo.11 GAINER TANAX Zの富田竜一郎を先頭に、ランキングでも上位につけるNo.777 D’station Vantage GT3のチャーリー・ファグ、No.45 PONOS FERRARI 296 EVOの篠原拓朗が続いた。なお、前大会で大クラッシュを喫したNo.52 Green Brave GR Supra GT(吉田広樹/野中誠太)だが、無事に大会エントリーを実現。予選でもQ2進出を決めている。
クラスポールポジションを決めるQ2には全18台が出走。残り2分強で昨年クラスポールポジションだったNo. 7 CARGUY Ferrari 296 GT3 EVOがザック・オサリバンによってトップタイムをマーク。これをターゲットタイムにして、各車が本腰を入れてアタックを開始する。
まず、61号車の山内英輝が7号車を僅差で上回り暫定トップに。しかし、その直後に60号車の吉本大樹が0.1秒速いタイムでトップを奪取。その後このタイムを更新する車両は現れず、60号車のクラスポールが確定した。アタックを担当したベテランの吉本は自身初ポーツポジション。チームにとってもうれしいトップタイムとなっている。2位には61号車、3位に7号車となりそれぞれがシーズン初優勝を目指して決勝を迎えることになる。
・第6戦SUGO 予選結果(各クラストップ3)
<GT500>
1.No.64 Modulo HRC PRELUDE-GT(大草りき/イゴール・オオムラ・フラガ)1’09.050
2.No.17 Astemo HRC PRELUDE-GT(塚越広大/野村勇斗)1’09.368
3.No.19 WedsSport BANDOH GR Supra(国本雄資/阪口晴南)1’09.437
<GT300>
1.No.60 Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)1’16.964
2.No.61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)1’17.063
3.No. 7 CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(ザック・オサリバン/梅垣清)1’17.099
SUPER GT第6戦SUGO プレビュー
シーズン後半戦の初戦は、ドラマが多いSUGOが舞台
ようやく夏の厳しい暑さからも解放され、穏やかな初秋のレース観戦が楽しみになってきた。今週末、宮城・スポーツランドSUGOではSUPER GT第6戦「SUGO GT 300km RACE」が開催されるが、現地の天気予報は芳しくないようだ。この難しい条件下でどのチーム、どのドライバーが秀でたパフォーマンスを披露するのか。さまざな運も味方に、シーズン後半戦の戦いが幕を開ける。
■後半戦の初戦はターニングポイントに?
天候の行方も気がかりだが、SUGOのレースは良くも悪くもドラマチックな展開が極めて多い。サーキットに”魔物が棲む”とまで言われるのは、ここSUGOくらいではないだろうか。
もちろん、そう言われる原因があるからなのだが、まずSUGOならではのコースレイアウトがひとつでもある。他のサーキットより全長が短く、また山間部に位置することもありアップダウンを伴うダイナミックなレイアウトをしている。最終コーナーからホームストレートにかけて急な上り坂も有名だ。またコース幅も他と比べて狭くパッシングしにくい。SUPER GTの場合、GT500クラス車両なら1周70秒前後で周回するため、あっという間にGT300クラス車両を周回遅れにしてしまう。
このような諸条件が働くと、レースではすぐに大渋滞が発生。前述のように抜きどころも少なく、コース幅も狭いため、どうしても”何か”が起こりやすくなる。思わぬ逆転劇が生まれることもあれば、ときにまさかの接触など、とにかく劇的展開が生まれやすいのだ。それゆえ、SUGOは”魔物が棲む”サーキットと言われることがわかるだろう。
よって、ドライバーは高い集中力をもってレースを戦わなければならず、また抜きどころが少ないために予選ではひとつでも前のグリッドを手にしたいと意気込む。また、それに応えるべくチームは戦闘力のあるクルマを準備しなければならない。SUGOはいつも以上に事前準備がもたらす影響が大きいサーキットなのだ。
■まだまだ続くのか?ホンダの好走
今シーズン、新車を投入したホンダ勢。第2戦まで厳しい戦いを強いられてきたが、第3戦セパンが来シーズンへ延期されたことで、およそ3ヶ月の長いインターバルが生まれた。これを好機に底上げに取り組んだと思われる。迎えた第4戦富士では予選でNo. 8 #8 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTがトップタイムをマーク、決勝では予選2番手スタートのNo.100 STANLEY HRC PRELUDE-GTが勝利した。そして前回の第5戦鈴鹿でもNo.17 Astemo HRC PRELUDE-GTがポールポジションを手にしただけでなく、予選トップ4を独占する圧倒的な速さを見せた。そして決勝では、No.16 #16 ARTA MUGEN HRC PRELUDE-GTが優勝。シーズン序盤の不調を一気に払拭した形だ。今回のSUGOでは、5台で参戦するホンダ勢のうち、まだサクセスウェイトの影響を受けない2台(17号車、No.64 Modulo HRC PRELUDE-GT)が躍進を見せるのではないだろうか。
一方のライバル勢も黙ってはいない。シーズン序盤から安定した強さを見せるトヨタ勢は開幕戦から2連勝を飾ったNo.36 au TOM’S GR SupraやNo.14 ENEOS X PRIME GR Supraはサクセスウェイトが重くタフな戦いになることが予想されるが、一方で試合巧者のNo.39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraや36号車の僚友であるNo.37 Deloitte TOM’S GR Supraに期待が集まる。そして日産勢もそろそろ本領発揮といきたい。No.23 MOTUL Niterra Zはもちろんのこと、昨シーズンのSUGOで勝利しているNo.24 リアライズコーポレーション Zも、そろそろ大量ポイントが欲しいところ。今シーズンはドライバー編成や装着するタイヤも変わっているが、チームとして得意とするコースで好結果を狙ってくることだろう。いずれにせよ、このSUGOではチームによってサクセスウェイトの影響の大きさが異なるため、”どのメーカーが強いか”ではなく、”サクセスウェイトの影響を受けにくいのはどのチームか”に注目して、戦いの行方を見守りたい。
■GT300はまだまだ混線模様
毎戦のようにウィナーが異なるGT300クラス。国内外のメーカーによる参戦でバラエティ豊かな車両がそれぞれの個性と強みを活かしたレース展開となり、つねに見どころの多い攻防戦を繰り広げている。前回の鈴鹿戦が好例だ。チームとして初のポールポジションを手にしたNo. 9 PACIFIC ウマ娘 NAC BMWは、決勝でも安定した速さとミシュランタイヤを武器にポール・トゥ・フィニッシュを達成している。クルマそれぞれに見合う戦略がうまくハマれば、予選だけでなく決勝でも一気に好結果を狙える可能性が高いだけに、今回のSUGOも新たなヒーローが誕生するかもしれない。
GT500同様に、序盤から好戦してきたチームにとってはサクセスウェイトが大きな足かせとなり、思うような速さを手にすることは難しいだろうが、抜きどころの少ないSUGOをうまく味方につけ、コース上で巧みなレース運びを完遂させ、ライバルよりひとつでも前のポジションで戦いを終えるのが得策といえる。”たかが1点、されど1点”というように、結果次第でランキングも上下しやすい状況のため、手堅い戦いを目指すことになりそうだ。
現時点の天気予報によると、残念ながら秋晴れを期待することは難しいそう。秋雨前戦が台風25号に変わったことで荒れ模様になるかもしれない。まずはその影響でアクシデントやハプニングが起こらないことを願うのみだ。
■主なスケジュール
SUGO GT 300km RACE
9月19日(土)
10:30〜11:00 公式練習(GT300+GT500)
11:30〜11:45 FCYテスト
11:45〜11:55 公式練習(GT300専有)
11:55〜12:05 公式練習(GT500専有)
13:00〜13:50 ピットウォーク
14:30〜14:40 公式予選Q1 GT300 A組
14:48〜14:58 公式予選Q1 GT300 B組
15:03〜15:13 公式予選Q1 GT500
15:23〜15:33 公式予選Q2 GT300
15:41〜15:51 公式予選Q2 GT500
16:10〜16:40 キッズウォーク
9月20日(日)
10:20〜11:10 ピットウォーク
11:20〜 ドライバーズアピアランス
12:00〜12:20 ウォームアップ
12:20〜13:30 スタート進行
13:30〜 決勝 84周