SUPER GT 2019 Round.4 予選 - イベント・レースレポート

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SUPER GT 2019 Round.4

2019年6月30日

SUPER GT第4戦タイ、WAKO’S 4CR LC500が今季初ポール!


今シーズンの前半戦締めくくりの一戦となるSUPER GT第4戦タイ。「チャンSUPER GT RACE」の予選が6月29日にタイ・ブリーラムに位置するチャン・インターナショナル・サーキットで開催され、No.6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/山下健太組)がトップタイムをマーク。今季初ポールポジションを手にしている。
 

例年に比べ、薄曇りの天気が続くチャン・インターナショナル・サーキット。朝の公式練習では気温30度、路面温度35度からスタートし、セッション終盤に路面温度が44度まで上昇した。その中で最速タイムをマークしたのはNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-Rだった。
 

午後に入り行われたノックアウト予選。気温は30度を軽く超え、また路面温度も最高48度まで上昇する中でのアタックラップとなった。各車タイミングを見計らい、アタックを開始。Q1でランキング上位につけ、ウェイトハンデが大きいNo.38 ZENT CERUMO LC500(立川祐路/石浦宏明組)やNo.23 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ組)が敗退する一方、ランキング4番手のNo.8 ARTA NSX-GT(野尻智紀/伊沢拓也組)がトップタイムでQ1を通過した。
 

Q2開始を前に急激に日が照り始めたサーキット。しかしながらすぐ灰色の雲が上空を覆うなど、やや不安定なコンディションとなったが雨の心配はなく引き続きドライでのアタックが始まった。Q1同様、タイミングを見越してアタックを開始する各車。その中から抜きん出たタイムをマークしたのがNo.6 WAKO’S 4CR LC500の山下健太。Q1終了後にセッティング変更したことがプラスに働き、刻んだタイム1分23秒260はコースレコードを更新する出来栄えだった。なお、山下にとっては自身で掴んだGT500クラス初ポールポジションとなる。2番手に続いたのは、No.19 WedsSport ADVAN LC500の国本雄資。スーパーフォーミュラでは僚友のふたりがフロントローを分け合う結果となった。3番手には平手晃平がアタックを務めたNo.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R。僅差のアタック合戦のトップ3はレクサス日産が分け合うこととなり、ホンダ勢としてのトップは7番手となるNo.1 RAYBRIG NSX-GT(山本尚貴/ジェンソン・バトン組)だった。
 

一方、GT300クラスは今シーズンからの参戦となるNo.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ組)が好調をアピール。まずQ1でトップタイムをマーク、Q2でもコースレコードを更新する快走を見せた。しかしながら、そのパフォーマンスを上回ったのが、No.25 HOPPY 86 MC(松井孝允/佐藤公哉組)。絶対的な自信を見せてアタックした松井が刻んだタイムは、1分31秒839。従来のコースレコードも松井がマークしたものだったが、それを大きく更新する躍進を見せた。なお、25号車にとっては第3戦鈴鹿に続いてのポールポジションとなる。
 

決勝は現地時間の午後3時(日本時間午後5時)にスタート。66周の戦いにはどんなドラマが待ち受けるのか。タイならではの展開になるのか、楽しみは尽きない。
 

・第4戦タイ 予選結果 各クラストップ3
GT500
1.No.6 WAKO’S 4CR LC500(大嶋和也/山下健太組)1’23.260
2.No.19 WedsSport ADVAN LC500(国本雄資/坪井 翔組)1’23.350
3.No.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R(平手晃平/フレデリック・マコヴィッキ組)1’23.455
 

GT300
1.No.25 HOPPY 86 MC(松井孝允/佐藤公哉組)1’31.839
2.No.56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R(平峰一貴/サッシャ・フェネストラズ組)1’32.057
3.No.7 D’station Vantage GT3(藤井誠暢/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組)1’32.111
 

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