
スーパー耐久2012
レースプレビュー・SUPER耐久第3戦SUGO
スーパー耐久第3戦、舞台はみちのく仙台SUGO!
3月下旬にスタートを切ったスーパー耐久だが、はやくも今回第3戦目を迎える。舞台はみちのく仙台、スポーツランドSUGO。アップダウンのレイアウトを持つサーキットは、テクニカル高速コースとして知られ、多くのドライバーを魅了する場所だ。
今回はワンデーレースにて開催!
前回は4時間レースということもあり、予選を土曜日、決勝を日曜日にという2日間のイベントとして開催されたが、今回SUGO戦は3時間レース。しかも、日曜日に予選と決勝を一度に行うワンデーレースとして行われる。
日曜の朝、フリー走行ではなく、いきなりタイムアタックに挑まなければいけないドライバーにとっては、なにかと落ち着かず、プレッシャーにもなりかねない。しかし、そういう限りある環境に強いドライバーが、より速く、よりいいポジションを手に入れることができるのだ。なお、参加台数はSTOが発表したことろによると、45台。これはSUGOのピットでフルグリッドになる大盛況状態!GT3クラスからST-5クラスまで多種多様の車両が一同に会すのだから、お近くのレースファンは、天気がよければ新緑がまぶしいであろうサーキットにぜひとも足を運んでいただきたい。
スーパー耐久シリーズ第5戦・鈴鹿 決勝結果
<第2レース>
1.No.28 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(片岡龍也/J・レスター/M・モー組)28Laps 1:00’33.957
2.No. 1 PETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3(谷口信輝/D・アン/F・ハイルマン組)+22.702
3.No.24 スリーボンド日産自動車大学校GT-R(藤井誠暢/GAMISAN組)+1’00.700
・各クラス第2レーストップ(総合トップ3はのぞく)
ST-1 No. 3 ENDLESS・ADVAN・380RS-C(峰尾恭輔/谷口行規/高木真一組)27Laps
ST-2 No.20 RSオガワADVANランサー(大橋正澄/阪口良平/花岡翔太組)26Laps
ST-3 No.80 PETRONAS TWS GS350(吉本大樹/佐藤晋也/小林敬一組)26Laps
ST-4 No.339 GPO+KOTA RACING(北野浩正/佐々木孝太/橋本達也組)25Laps
ST-5 No.36 エンドレス アドバン トラスト ヴィッツ(添田正/岩谷昇/井尻薫組)23Laps
いよいよ、あのGT-Rが登場!
前回、もてぎでその雄姿を発表したKONDO RACINGのNo.24 スリーボンド 日産自動車大学校 GT-R。将来有望なメカニックのタマゴが大勢ピットに出入りする姿だけを見ると、いささか頼りなさ気ではあったが、そこは日頃SUPER GTやフォーミュラ・ニッポンの現場で仕事をするプロのレーシングメカニックが細かくフォローしていた。レースという何よりもシビアな環境で実践を積むという貴重な経験ができるのだから、願ってもないチャンスに恵まれているといえる。
もてぎでは、お披露目のみ、という話ではあったが、実際は予選でタイムアタックを行い、レースでもトップ争いに君臨するという離れ業を見せ、潜在能力の高さをアピールしてみせた。それだけにセットアップが進んでいけば、最強ライバルでもあるPETRONAS SYNTIUM SLS AMG GT3とのバトルもそう遠くないと思われる。
主なスケジュール
・5月19日(土)
09:00-10:00 S耐専有走行1回目
11:30-12:30 S耐専有走行2回目
12:35-13:05 ピットウォーク
13:50-14:50 S耐専有走行3回目
・5月20日(日)
08:45-10:10:40 公式予選
08:45-09:15 Aドライバー
09:30-10:00 Bドライバー
10:20-10:40 Cドライバー
12:20-13:55 ピットウォーク
13:40-16:40 SUGO スーパー耐久3時間耐久レース 決勝
((記事:島村元子))