2013 HKS PREMIUM DAY in FSW - イベント・レースレポート

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2013 HKS PREMIUM DAY in FSW

2013 HKS PREMIUM DAY in FSW イベントレポート

まだまだ冬真っ只中の1月27日、日本屈指の高速サーキット・富士スピードウェイでチューニングメーカー・HKSが主催しているイベント「HKS PREMIUM DAY in FUJI SPEEDWAY」が開催され、同社の最新のチューニングパーツの展示、デモカーの走行、ショップデモカーでのタイムアタック大会、ユーザー参加型の走行会そして今話題のトヨタ86/スバルBRZのチューンドカーバトルなどイベントコンテンツが盛りだくさん!HKSにとっても創立40周年になる今年はより力の入るものになった。「クルマ離れ」という言葉を聞く昨今、チューニングも消極的になるのではないかと思われたが実際そうでもなく、86/BRZの登場によりチューニングに視線が再び集まりはじめたと感じたイベントとなった。86/BRZチューニングは、ボクサーエンジンらしく過給器を装着しハイパワーFRスポーツを目指すか、ローパワーながらも軽量なマシンを生かしたピュアスポーツマシンに仕上げるかという選択肢が確立してきた。

ピット・パドック

ピット裏のパドックでは各ショップ、チューニングメーカーのデモカーの展示がされているだけではなく、イベントならではのグッズやパーツの販売されていて賑わっていた。ランサーエボリューションをベースしたスペシャルカー「CT230R」は天然ガスとガソリンのハイブリッドのスーパーエコマシンとなっていた。またパドックから少し離れた駐車場ではGT-R,CR-Zなどの人気車のオーナーズミーティングが開催されておりパドックのブースに負けじと賑わっていた。
やはりBRZ、86が展示してあるブースには人がよく多く集まりブース担当者に様々な質問を投げかけていた様子が見受けられた。

手塩にかけた愛車の走りは最高!「HIPER CHALLENGE」

ユーザー参加型のタイムアタック大会は日本車だけではなく欧州車も参加していたが人気があるのはやはりGT-Rであった。最速タイムは1分47秒918(R33)だった。アマチュアとは思えないギリギリの走りが観客の視線を集めた。しかし気合が入りすぎてマシントラブルに遭遇してしまったクルマもいたりした。また珍しいクルマでSA22CサバンナRX-7もロータリーサウンドの快音を響き渡らせていた。

その走りに敬服するしかない!SUPER LAP!

本イベントのメインである「OPTION FUJI SUPER LAP」は全国の様々なチューニングショップが自慢のデモカーを持ち寄りプロドライバーが限界ギリギリまでマシンを攻め立ててタイムを削っていった。最速ラップは1分42秒678を叩きだしたR32GT-R(写真右)僅差の2位はエスプリが製作したNSXで1分43秒041。(写真左)出場マシンの中にはホームストレートでオーバー300km/h、最高出力1000馬力オーバーのモンスターマシンもあり、アタック時の走りには固唾を呑んでしまう。その中にスーパーチャージャーを搭載したスバルBRZも参加し、参加車両の中ではライトチューンではあったが、BRZがもつバランスの良さを生かした無駄のない走りで2分1秒831を記録。

僅か15分間のチャンスで魅せたスーパーラップ!

午後の僅か15分間で1分39秒887という驚異的なタイムを記録したHKSが提案するR35GT-R究極のチューニング「GT1000 Racing Spec」。名前の通り、1012ps/120.7kg-mというモンスタースペック、それに対応するための空力対策もしてあり、漆黒のボディは超音速機「SR-71 ブラックバード」の様だ。ホームストレートでは最高速333km/hを記録。これだけのマシンを破綻させずに操るドライバーも驚異だが、そのパワーを受け止めるGT-Rのパッケージ性能の良さを認識できた瞬間であった。クローズド専用品とはいえ、このパフォーマンスが一般ユーザーが手に入れられることを考えると驚きである。

世界初の86&BRZのワンメイクレース!貴方は過給器派?NA派?

最後に行われた「86/BRZ 5LAP BATTLE」。昨年末に同じ場所で86/BRZのワンメイクレースが開催されたが、それはイコールコンディションでのレースだった。しかし今回のは無差別で各チューニングショップが思い描く86/BRZを思う存分全開で走る初めての機会。それ故にスピードレンジに若干のばらつきがあるが、どのマシンも「操る楽しさ」を持っているように感じたレースとなった。

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