スーパー耐久2022 Round.5 本選 - イベント・レースレポート

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スーパー耐久2022 Round.5

2022年9月6日

スーパー耐久第5戦、Grid Motorsport AMG GT3が今季2勝目!


9月最初の週末となる3、4日に、栃木・モビリティリゾートもてぎでスーパー耐久シリーズ第5戦「もてぎスーパー耐久 5Hours Race」が行われ、スタートのNo.888 Grid Motorsport AMG GT3が総合優勝を果たした。888号車にとっては、今シーズン2勝目の達成となる。
 

シーズン最終戦へ。もてぎには51台が参戦
7月最終に第4戦が実施されてから、ほぼ丸々1ヶ月のブレークを経て第5戦を迎えたスーパー耐久。舞台となるもてぎは、台数調整によってST-3クラスが”お休み”となる。レースウィーク中は不安定な天候になるのではないかという不安要素も多かったが、幸いにして土曜、日曜日はドライコンディションでの走行となった。
 

予選トップタイムを刻んだのは、ポルシェセンター岡崎 911 GT3R。前回、オートポリスでの第4戦に次ぐポールポジション獲得に成功。Aドライバーがトップタイムを刻み、続くBドライバーは2番手のタイムをマーク。合算タイムによってポールポジションを手にすることとなった。
 

予選結果・各クラス・A、Bドライバー合算タイム

【ST-X】No.16 ポルシェセンター岡崎 911 GT3R 3’46.083
【ST-Z】No.310 GRGarage水戸インター GR SUPRA GT4 4’03.359
【ST-TCR】No.97 Racer HFDP CIVIC 4’06.908
【ST-Q】No.3 ENDLESS AMG GT4 4’00.773
【ST-1】No.47 D’station Vantage GT8R 3’59.956
【ST-2】No.6 新菱オート☆夢住まい館☆DXL☆EVO10 4’12.413
【ST-4】No.884 シェイドレーシングGR86 4’22.585
【ST-5】No.4 THE BRIDE FIT 4’39.816
 
 

曇天模様の決勝。予選2番手の888号車が躍進

曇り空の下、午前11時に号砲となった5時間レース。総合ポールポジションスタートの16号車に代わり、予選2番手のNo.23 TKRI松永建設AMG GT3が果敢な攻めを見せてトップを奪取する。
 

ところが、レース折り返しを過ぎる中、コース上で挙動が乱れてコースアウト。自力脱出が難しく、オフィシャルの手をかりてコース復帰することに。これで戦線離脱となってしまった。
 

このトラブルでトップは予選6番手のNo.31 DENSO LEXUS RC F GT3に移ったが、じわじわとその差を詰めたのが888号車。チェッカーまで残り1時間を切る頃についにトップへと躍り出た。2位に続いたのは終盤で怒涛の追い上げに成功したNo.81 DAISHIN GT3 GT-R。ポールスタートの16号車は3番手でチェッカーを受けた。
 

決勝結果・各クラストップ

【ST-X】No.888 Grid Motorsport AMG GT3(マーティン・ベリー/ショウン・トン/高木真一/山脇大輔)147周
 

【ST-Z】No.34 テクノ・SUN’S・モノコレ G55(加納政樹/大木一輝/安田裕信)136周
終盤、21号車が躍進。レースではクラストップの310号車に代わってトップに立った。ところが、FCY中のピット作業中という判定を受け、90秒のタイム加算に。結果、34号車の勝利となった。
 

【ST-TCR】No.75 Team Noah HONDA CIVIC TCR (清瀧雄二/蘇武喜和/“J”/芳賀邦行 132周
クラスポールの97号車が快調に周回を重ねていたが、わずか1時間も経たないうちに、車両トラブルでピットイン。結果、75号車が97号車に対して10周の差をつけてトップチェッカーを受けた。
 

【ST-Q】No.3 ENDLESS AMG GT4(小河諒/川端伸太朗/菅波冬悟/谷岡力)139周
予選ポールスタートから安定感ある走りを続け、堂々のクラストップチェッカー。2位に対して5周の差をつけた。
 

【ST-1】No.47 D’station Vantage GT8R(浜健二/織戸学/ジェイク・パーソンズ)139周
クラスポールスタートの47号車に対し、前回のクラスポールである2号車の攻防戦を展開。そのなかで2号車はピットインの際にエンジンのスターターにトラブルが発生し、万事休す。47号車に軍配が上がっている。
 

【ST-2】No.13 ENDLESS GRヤリス(伊東黎明/石坂瑞基/花里祐弥/岡田整)131周
1回目のルーティンピットでクラストップへとジャンプアップを果たすと、その後はクラストップの座をキープした。
 

【ST-4】No.884 シェイドレーシングGR86(石川京侍/国本雄資/山田真之亮)128組
レースは、過去クラス3連勝を誇るNo.86 TOM’S SPIRIT GR86が884号車を攻めたて逆転を目論んだが、884号車が鉄壁の守りを見せて、シーズン初勝利を達成した。
 

【ST-5】No.4 THE BRIDE FIT(太田郁弥/伊藤裕士/石澤浩紀/いとうりな)
出走台数最多のST-5クラスでは、クラスポールスタートから盤石の走りをキープした4号車が見事完勝を果たす結果となった。
 





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