スーパー耐久2022 Round.7 - イベント・レースレポート

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スーパー耐久2022 Round.7

2022年11月30日

スーパー耐久第7戦 レースレポート


スーパー耐久第7戦、ポルシェセンター岡崎 911 GT3Rが連勝!
チャンピオンはHELM GTRの手に

11月26、27日、三重・鈴鹿サーキットにおいてスーパー耐久シリーズの最終戦となる第7戦「SUZUKA S耐」が行われた。レースでは、前回の岡山戦に続いてNo.16 ポルシェセンター岡崎 911 GT3Rが優勝を遂げて連勝。一方、シリーズチャンピオンでは、トップクラスのST-XにおいてNo.62 HELM MOTORSPORTS GTR GT3が王者を獲得し、参戦初年度にしてタイトルを掴んでいる。
 

最終戦の舞台は再び鈴鹿
1ヶ月強のインターバルを経て幕を開けた今シーズンの最終戦。舞台となる鈴鹿サーキットでの開催は、今シーズン2度目となる。3月に開幕の舞台でもあった鈴鹿で迎える最終戦では、まだチャンピオンが決まっていないクラスもあるため、それぞれ白熱の戦いになった。また、全9クラス、56台による同時開催となったためにより賑わいを見せていた。
 

曇り空の下で進められた予選。予選では、ランキング2位からの逆転を目指すNo.62 HELM MOTORSPORTS GTR GT3が快走。Aドライバーのアタックでトップタイム、そしてBドライバーでは2番手につけ、合算タイムで総合ポールポジションを獲得する好調の滑り出しとなり、2ポイントを追加計上。逆にランキングトップのNo.888 Grid Motorsport AMG GT3は5番手どまりとなり、決勝に向け、2台のポイント差はわずか0.5点差という緊張高まるシチュエーションに変わった。
 

予選結果・各クラス・A、Bドライバー合算タイム

【ST-X】No.62 HELM MOTORSPORTS GTR GT3 4’04.353
【ST-Z】No.22 Porsche EBI WAIMARAMA Cayman GT4 RS 4’22.541
【ST-Q】No.3 ENDLESS AMG GT4 4’22.068
【ST-TCR】No.97 Racer HFDP CIVIC 4’32.075
【ST-1】No.2 シンティアム アップル KTM 4’18.687
【ST-2】No.7 新菱オート☆DIXCEL☆EVO10 4’36.955
【ST-3】No.63 TRACY SPORTS RC350TWS 4’32.023
【ST-4】No.86 TOM’S SPIRIT GR86 4’43.213
【ST-5】No.65 odula TONE HERO’Sロードスター 5’01.604
 

予選2位のポルシェセンター岡崎 911GT3Rが逆転!
翌日の決勝日は5時間レース。全クラス、56台が一堂に会して繰り広げられた決戦。圧倒的に台数の多いレースは迫力もあり、バリエーション豊かな車両が次々とバトルを繰り広げる見どころ多いレースになった。
 

やや肌寒さを覚える中、それでも晴れのコンディションに恵まれた鈴鹿では、午前10時45分にフォーメーションラップが始まり、レースが幕を開ける。スタート早々から激しいポジション争いを展開、一方で、途中FCY導入からSCランへと切り替わる状況が重なるなど、序盤から落ち着きのないレース運びが続いた。中盤は膠着状態が長くなり、逆に穏やかな展開に。だが、折返しを過ぎるとトラブルに見舞われた車両が出始め、やはりFCYが導入されるなど、終盤に向けても波乱は続いた。
 

終盤になってもこの流れは変わらず。チェッカーまで残り15分を切ったタイミングでもFCY導入という場面が見られたが、最終的に逆転を果たした予選2位スタートの16号車が前回の岡山戦に続いて勝利。シーズン2勝目をあげた。一方、ポールポジションスタートだった62号車は2位でチェッカー。ランキングトップだった888号車は4位チェッカーだったことから、ST-Xのシリーズチャンピオンは16号車の手に。参戦最初のシーズンでタイトルを逆転で掴み取る躍進を見せた。
 

決勝結果・各クラストップ

【ST-X】No.16 ポルシェセンター岡崎 911 GT3R(永井宏明/上村優太/伊藤大輔)122Laps
【ST-Z】No.22 Porsche Team EBI WAIMARAMA(山野直也/大草りき)116Laps
【ST-Q】No.3 ENDLESS AMG GT4(小河諒/川端伸太朗/菅波冬悟/谷岡力)116Laps
【ST-TCR】No.97 Racer HFDP CIVIC(遠藤光博/中野信治/三井優介)113Laps
【ST-1】No.2 Ksフロンティア KTMカーズ(IDA TAIYO/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)117Laps
【ST-2】No.225 KTMS GR YARIS(平良響/荒川麟/奥住慈英)110Laps
【ST-3】No.63 TRACY SPORTS RC350TWS(阪口良平/久保凜太郎/水野大)113Laps
【ST-4】No.86 TOM’S SPIRIT GR86(河野駿佑/松井孝允/山下健太)108Laps
【ST-5】No.4 THE BRIDE FIT(岡田拓二/伊藤裕士/石澤浩紀/いとうりな)103Laps
 

なお、今シーズンの各クラスのシリーズチャンピオンは以下のとおり。
 

【ST-X】No.62 HELM MOTORSPORTS GTR GT3(鳥羽豊/平木湧也/平木玲次)
【ST-Z】No.500 5ZIGEN AMG GT4(大塚隆一郎/太田格之進/金石年弘/木村偉織)
【ST-Q】No.3 ENDLESS AMG GT4(小河諒/川端伸太朗/菅波冬悟/谷岡力)116Laps
【ST-TCR】No.75 Team Noah HONDA CIVIC TCR(“J”/蘇武喜和/霜野誠友/和田慎吾)
【ST-1】No.2 Ksフロンティア KTMカーズ(IDA TAIYO/加藤寛規/高橋一穂/吉本大樹)
【ST-2】No.225 KTMS GR YARIS(平良響/荒川麟/奥住慈英)
【ST-3】No. 39 エアバスターWINMAX RC350 55ガレージ TWS(冨林勇佑/伊藤鷹志/石井宏尚)
【ST-4】No.86 TOM’S SPIRIT GR86(河野駿佑/松井孝允/山下健太)
【ST-5】No.4 THE BRIDE FIT(岡田拓二/伊藤裕士/石澤浩紀/いとうりな)





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