スーパーフォーミュラ2017 Round.1 予選 - イベント・レースレポート

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スーパーフォーミュラ2017 Round.1

2017年4月23日

2017年スーパーフォーミュラ開幕、中嶋一貴が5年ぶりにポール!


4月22日、三重・鈴鹿サーキットにおいて、全日本スーパーフォーミュラ選手権が開幕。その初戦「SUZUKA2&4」のノックアウト予選で、No.37 中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分35秒907のトップタイムをマーク。自身通算5度目のポールポジション獲得を果たした。



ワンメイクマシンSF14のエンジン性能アップ、装着するアドバンタイヤのニュースペックタイヤの開発により、さらなるタイムアップに期待がかかる今シーズン。すでにオフシーズンの公式テストからその予兆はあったが、鈴鹿の予選タイムアタックでは、多くのドライバーがこれまでのコースレコードを更新する好タイムをマークすることとなった。



まず、午前のフリー走行でトップタイムをマークしたのはNo. 2 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)。前日の専有走行までは先の見えない状態にあったというが、予選に向けてエンジニアやチームスタッフが見事に軌道修正を果たし、速さを引き出すクルマへと仕上げたという。だが、Q1、Q2、Q3と3度に渡って繰り広げられた恒例のノックアウト予選で最速タイムを叩き出したのは、中嶋一貴。チームとして、これまでどちらかといえば鈴鹿で思うように成績が出せないことが多かったが、今シーズンはテスト中から堅調だったことも後押ししたか、Q1でトップタイムをマーク。続くQ2ではディフェンディングチャンピオンのNo. 1 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)がトップを奪取したが、ラストアタックのQ3では、その国本を100分の9秒差で封じ込め、ポールポジションを手にし、同時に新たな鈴鹿のコースレコードホルダーとして名を刻むことになった。2番手国本に続いたのは、No.16 山本尚貴(TEAM MUGEN)。山本とポール中嶋との差も0.097秒という僅差となり、今シーズンは、よりいっそう実力伯仲の激しい戦いになることが容易に想像できる予選結果となっている。



なお、5人のルーキーが初挑戦となる今年、彼らの中で予選トップタイムをマークしたのは、No.15 ピエール・ガスリー(TEAM MUGEN)。8番手につけ、決勝に向けて躍進を予感させるアタックを見せている。




■第1戦鈴鹿 予選結果(TOP6)
1.No.37 中嶋 一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)1’35.907
2.No. 1 国本雄資(P.MU/CERUMO・INGING)1’35.997
3.No.16 山本尚貴(TEAM MUGEN)1’36.004
4.No. 2 石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)1’36.018
5.No.10 塚越広大(REAL RACING)1’36.379
6.No.19 関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)1’36.610





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