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減衰力推奨値:F:8段目/R:8段目
(FR:ADVAN NEOVA 245/40-18)
タイトコーナーが連続する比較的路面の凹凸が大きいワインディングで走行テストをおこないました。テスト車両は、ノーマルサスペンションに比べて車高が低く(車検対応の範囲内)、バネレートもアップされていますので、クルマ全体の反応がシャープになり、ステアリングを切ったときのレスポンスが明らかに向上しています。ステアリング操作に応じてクルマがキビキビと向きを変えてくれる“スポーティなハンドリング”を体感できました。
公道ですのでタイヤのグリップ力を超えるような走りは試せませんが、ワインディングを気持ちよく走行する範囲であれば“合格点”が与えられるサスペンションといえるでしょう。
路面が波打つところを通過しても、タイヤが路面を離そうとせず、しなやかに追従してくれます。サーキット仕様のようなガチガチの足の場合、路面の凹凸に対してストロークが足りず、内輪が浮き気味になって挙動を乱すことがありますが、このサスペンションは路面の荒れたワインディングでも楽しく安全に走行できます。コンセプト通りの仕上がりを確認できました。
Cyber Engineeringスポーツサスペンションシステム+ADVAN NEOVA
ノーマルサスペンション+ADVAN NEOVA
テストドライバー:青木孝之選手