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07/08モデルのR35GT-Rユーザー向けに快適な乗り心地を与えるGTCカスタマイズ純正ダンパー。
乗り心地が良くなったと評判のMY11モデル同様に、アルミ製のフリーピストンを採用するなど、純正をうまく活かしながら開発しています。
GTCでは、バネやダンパーをR35GT-R純正品をそのまま使用し、中身に変更を加えて快適性を追求したダンパーを開発しております。R35GT-Rのダンパー・サスペンションは、比較的街乗りでは硬いと感じるオーナーが多く、そこをなんとかしたいという声も多いです。
ただ、社外品へ交換すると純正の可変機構を使えなくなるなど、そこまでは抵抗があるオーナーも多いのも事実です。そこで、GTCではダンパー自体は純正品を使用するので、R35GT-Rに備わる電子制御式減衰力可変機構(ダンプトロニック)をそのまま生かしながら、中身の変更を施すことで乗り心地の良いダンパーを開発していく方向となりました。
内容としては、MY11モデル同様にアルミ製のフリーピストンを採用し、ガス圧やバルブを変更。ノーマルよりもしなやかな特性に仕上げる方向で開発しております。また、リセッティングのみならず、距離が伸びてダンパーが抜けた場合は、ノーマルに準じた仕様にオーバーホールすることもできるよう開発しています。
約1700kgあるR35の車両重量を支える足回りにかかる負担は大きく、更にアームのレバー比を長く持つR35はアブソーバーのロッドへの影響、シェルケース内部の損傷は走行距離に応じて傷が入ることが確認できました。これはすなわちダンパー内部のバルブ、フリーピストン等、隔てるべきパーツの機能が発揮しないことに繋がります。
故に本来機能するべきダンパーの性能が発揮できないどころか、日々悪化することとなります。
初期は乗り心地が固く違和感があった方も数万キロの走行で慣れたのか、馴染んだのか体感的には新車当初の乗り味との変化も多少ご理解いただいているかもしれません。しかし、それはダンパー内部の摩耗などにより性能にロスが生じていることの理解が必要です。
GTNET TECHNICAL CENTER ではそのダンパーの内部に注目し、損傷されたシェルケースのホーニング加工に始まり、歪んだピストンロッドの曲がり修正、更にバフ研磨を施し、本来持つ性能を復活させる技術を注ぎ込みます。そのノウハウの中からダンプトロニックまでリセッティングすることが可能となりました。是非、ご体感ください。
※鈴鹿、富士、岡山など国内主要サーキットにてノーマルとカスタマイズ後のダンパー比較テスト