SUPER FORMURA 2026 Round.3 本選 - イベント・レースレポート

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SUPER FORMURA 2026 Round.3

2026年7月19日

オートポリスから富士に代替の第3戦、オオムラ・フラガが大逆転勝利!


7月19日、静岡・富士スピードウェイにおいて、全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦の決勝レースが25周に渡って行なわれた。レース自体はセーフティカーが2度も導入される波乱の展開となったが、ピット作業を伴わないスプリントレースを制したのは、予選9番手スタートのNo.65 イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)だった。
 

・【決勝】およそ3ヶ月ぶりの決戦

悪天候が原因で決勝レースが中止された第3戦。元々の舞台は大分・オートポリス。予選は今シーズンから復活したQ3までのフォーマットで実施され、No.1 岩佐歩夢(TEAM MUGEN)が2位以下に差をつけてポールポジションを獲得。Q3導入に合わせて設定された「SUPER POLE QUALIFYING Supported by YOKOHAMA TIRE」を獲得、賞金100万円を手にした。2番手にはNo. 6 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、さらに3番手には、昨日第7戦の予選でおよそ1年ぶりのポールポジションを獲得したNo.16 野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)が続いた。
 

一方、翌日のサーキットは朝から雨と霧に見舞われ、ころころと変化する天候に翻弄されてしまう。午前中のフリー走行はウエットコンディションながら実施されたが、セッション中にはコースアウト、クラッシュが発生。赤旗中断で走行時間が終わりを迎えることとなった。さらに、午後になると再び雨脚が強くなり、季節外れの寒さがサーキットを包み込む。スタートディレイを繰り返した末に、セーフティカースタートを切ったものの、オープニングラップの時点で赤旗が提示されてセッションが中止に。のち、この赤旗をもってレース終了がアナウンスされ、レース自体は不成立扱いとなった。
 

したがって、代替開催となる富士での第3戦は、オートポリスで実施された予選結果をもとに、スタートが切られた。気温29度、路面温度34度の曇天のなか、ポールポジションスタートの岩佐は出遅れ、太田がホールショットを奪う。これに予選5位のNo.38 阪口晴南 (SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)、さらに3番手スタートの野尻が続いた。なお、中団に飲み込まれた岩佐は他車との接触もあり、2コーナーアウト側にストップ。レースはこのアクシデントを受けて1周目からセーフティカー(SC)が導入された。
 

このあとセーフティカーは9周終了までステイアウト。そして、レース再開時に目が覚めるようなスタートを見せたのがフラガ。まず9番手からスタートを切ると、4番手まで急浮上。リスタート時はオーバーテイクシステム(OTS)を最大限活用してみせる。一方、トップの太田は後方からライバルが迫るなかで1コーナーをオーバーラン。背後の阪口もこれに引っ張られるように挙動を乱すことに。結果、フラガ、野尻、阪口、太田のオーダーで仕切り直しの展開を迎える。
 

レースは折り返しを前に、再びSCが導入される。10周目の13コーナー立ち上がりで後続車が他車との接触によってタイヤホイールを破損したためで、これを受けて11周目からSCランとなり、14周終了までレースがコントロール下に置かれた。
 

なお、この時点で、レース前に待機中のグリッドで濡れた路面をブロアで乾かしたチーム対し、「グリッド上の改変行為」としてのペナルティが提示される。その対象となったのが、太田、No. 4 笹原右京(REALIZE KONDO RACING)、No.97 ロマン・スタネック(ナビクル Buzz MK RACING)の3台であり、各車にはレース結果に10秒加算のタイムペナルティが課されることになった。これを受け、太田はポジション争いだけでなく、入賞圏内に留まるべく、後続車との差を広げるプッシュを強いられる。
 

一方、単独トップに立ったフラガは、ペースよくクリーンエアのなかで力走。野尻も懸命に喰らいつくが差が2秒近く開くことに。逆に背後に迫る太田も、No. 5 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)を抜いてきたNo.36 坪井 翔(VANTELIN TEAM TOMʼS)の存在を意識する走りとなってしまった。
 

結果、後続に差をつけて走り切ったフラガが昨シーズン鈴鹿以来となる自身2勝目を達成。今シーズン初優勝を飾った。2位に続いた野尻も、今季初表彰台に。太田は3番手でチェッカーを受けたものの10秒が加算されて8位入賞に留まったが、ポイントランキングでは加点を果たし、2位に36.5点と差を広げることに成功している。太田に代わって3位表彰台に上がった坪井は、今季2度目の表彰台。得意とする富士で好結果を残し、安堵の表情を見せていた。
 

午前中に代替戦のスプリントレースを終えた富士大会。このあと、午後3時35分からは第7戦が控える。前日の第6戦との合算で最高得点を挙げた選手には、栄えある”瑶子女王杯”が授けられる。タフな戦いのフィナーレはどのような戦いとなるのか。
 

【第3戦富士(AP代替戦) 決勝トップ3】

1.No.65 イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)40’30.689
2.No.16 野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)+2.079
3.No.36 坪井 翔(VANTELIN TEAM TOMʼS)+3.764



2026年4月26日

天候回復ならず、オートポリス決勝は中止に


4月26日、大分・オートポリスを舞台に41周で繰り広げる予定だった全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦。あいにくの悪天候により、レースは中止となっている。
 

前日、5年ぶりとなる予選Q1〜Q3のアタック合戦において、100分の1、1000分の1で明暗分かれるスリリングな走行を披露したドライバーたちだったが、悪化の一途をたどる天候には残念ながら歯が立たなかった。
 

決勝日にあたる26日は、午前9時40分から30分間のフリー走行2回目がスタート。早朝から雨と霧に見舞われたサーキット周辺だったが、やや天候が回復。セッションは小雨降るなかで決行された。各車、午後からもウェットコンディションでの戦いが予想されるため、レインタイヤで走行を続け、セットアップ等の確認を行なっていく。
 

だが、残り9分を前に、1台のクルマが3コーナー先でコースアウトし、クラッシュ。これを受け、赤旗中断となりそのままセッションが終了しており、だれもが消化不良のまま決勝を迎える形だった。
 

一旦収まったように思われた雨だったが、午後になると再び雨脚が強まり、冷たい風と霧がサーキットを包み込む。結果として午後2時30分からのスタートはディレイとなり午後2時48分にフォーメーションラップを迎えた。当然ながら全車の前にはセーフティカーがスタンバイ。先導のもと決勝レースが幕を開ける。
 

だが、オープニングラップを走行する時点でコース上には赤旗が提示され、ふたたび各車がメインストレート前に停止。あらためてレース再開を待つことになったが、さらに風が強まるなか、グリッド上のクルマには簡易テントが張られ、ドライバーはみな持ち場を一旦離れた。
 

その後、午後3時10分になるとエントラント代表が招集され、レース実施について検討が行なわれる。結果、それから10分後の午後3時20分には、この赤旗をもってレース終了がアナウンスされた。なお、レースは2周を消化していないため、不成立扱いとなる。
 

スーパーフォーミュラでは、今シーズン開幕前にレギュレーションが変更されており、代替レースに関しては今回の予選結果をもとに開催することになっている。ただ、今日の段階で、その開催サーキットや日程等は決定しておらず、今後発表されるとした。
 

各車白熱した予選アタックが堪能できたオートポリスだったが、あいにく決勝は開催ならず。勢いに乗るドライバーたちにとっては、まさに水を差されることになった。次の鈴鹿大会は第4戦、第5戦として行なわれ、開幕戦同様に1日1レースでのフォーマットで展開する予定だ。
 





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