フォーミュラニッポン2012 Round1 - イベント・レースレポート

スポーツカー専門 GTNET

  1. スポーツカーの中古車ならGTNET
  2. 国内イベント・レースレポート
  3. フォーミュラニッポン2012
  4. Round1

フォーミュラニッポン2012 Round1

2012年4月15日

フォーミュラ・ニッポン開幕戦ウィナーは、中嶋一貴!


4月15日、三重県・鈴鹿サーキットにおいて全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの決勝が43周にわたって繰り広げられ、予選3位スタートの中嶋一貴(No.2 PETRONAS TEAM TOM’S)が巧みなピット戦略を味方につけ、今シーズンの初ウィナーになった。
薄曇りから日差しが戻ってきた鈴鹿サーキット。レース日和の中、レースのスタートが切られ、ポールポジションの伊沢拓也(No.40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)に代わり、2番手スタートのチームメイト、塚越広大が先行。レースを牽引した。

中盤、トップをひた走る塚越のマシンから突如異音が聞こえ、一瞬ペースが落ちる。が、その後はペースを取り戻してトップ争いをキープ。23周を終えてピット作業を迎えたが、22.6秒とライバルたちより長めのピットインとなってしまう。一方、2番手だった中嶋は塚越より3周遅れてピットイン。だが、作業時間は18.1秒と短く、結果、塚越より先にコースへ復帰することに成功した。

その後、トップ2台の差はさほど大きく開くことはなく、塚越のプッシュをしのいだ中嶋がそのままトップをキープ。開幕戦のウィナーに輝いた。中嶋が鈴鹿で表彰台の真ん中に立ったのは、2004年全日本F3以来とのこと。また、2位塚越に続いたのは、予選7番手からスタートしたJ・P・デ・オリベイラ。ピット戦略があたり、3位表彰台を獲得することとなった。

■第1戦 決勝結果(トップ6)

1.No. 2  中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)43L 1:15’02.966
2.No.41 塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)+3.996
3.No.19  J・P・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)+12.410
4.No. 7  大嶋和也(Team LeMans)+20.227
5.No. 1  A・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)+20.783
6.No.40  伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)+35.162

(写真/記事:島村元子)

  • フォーミュラニッポン 2012 Round1



  • 2012年4月15日

    フォーミュラ・ニッポン鈴鹿、朝のフリー走行トップはロッテラー


    4月15日、全日本選手権フォーミュラ・ニッポンのフリー走行が三重県・鈴鹿サーキットで行われた。前日と異なり、ドライコンディションでの走行となり、各車決勝に向けて最後の調整を行っている。
    気温16度、路面温度21度と前日とは大きく異なる環境の中、安定したラップタイムを刻み、トップタイムをマークしたのは、アンドレ・ロッテラー(No.1 PETRONAS TEAM TOM’S)。ディフェンディングチャンピオンの名にかけて、開幕戦の勝者を狙ってくるだろう。
    これに対し、自身初ポールポジションを獲得した伊沢拓也(No.40 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)も順調にセットアップを進めていた模様だ。
    このあと決勝は午後2時30分にスタート、43周の戦いになる。

    ■第1戦 フリー走行結果(トップ6)

    1.No. 1  A・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)1’41.029
    2.No.32  小暮卓史(NAKAJIMA RACING)1’42.315
    3.No. 2  中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)1’42.726
    4.No.31  中嶋大祐(NAKAJIMA RACING)1’42.867
    5.No.19  J・P・デ・オリベイラ(TEAM IMPUL)1’42.921
    6.No. 6  L・デュバル(Team KYGNUS SUNOCO)1’43.054

    (写真/記事:島村元子)

  • GNNS_0415_2



  • 2012年4月14日

    今シーズンのフォーミュラ・ニッポン開幕戦のポールは、伊沢拓也!


    4月14日、三重県・鈴鹿サーキットで全日本選手権フォーミュラ・ニッポンが開幕。午前中は、前日から続く雨によってウェットコンディションでの走行になったが、その後雨が上がり、ドライコンディションへ。
    しかしながら、路面は依然として一部が濡れた状態であったため、終始ウェット宣言下での走行となった。

    今回、ノックアウト方式の予選方法が採用されたため、まずQ1では17台から13台へ、そしてQ2は13台が8台へと徐々に絞り込まれ、最後のQ3では8台が今季最初となるポールポジションの座をめぐり、激しいタイム競争が繰り広げられた。
    Q2でトップタイムをマークしていた山本尚貴(No.16 TEAM 無限)は、Q3に入ってもハイペースでのアタックを披露。ところが、勢いがあまりすぎたのか、S字でまさかのクラッシュ! クルマの前後のウィングを激しく損傷し、予選セッションがここで赤旗中断した。

    この時点で残り時間は1分強。セッションがこのまま終了するかと思われたが、大半のドライバーがまだアタックをしておらず、結果、2分30秒の時間が与えられ、再度セッションが再開した。
    ここで躍進を見せたのが、DOCOMO TEAM DANDELION RACINGの2台。勢いにのったふたりは揃ってタイムアップに成功。フロントローを独占することとなった。ポールシッターにおさまった伊沢は、参戦5年目にして初ポールを獲得。明日の決勝は、自身初優勝を目指す。

    なお、今シーズンから走行距離が改められ、30km距離が延びて250kmになったフォーミュラ・ニッポン。加えて、義務づけられていたタイヤ交換が撤廃され、自由になっている。基本的には、250kmで無給油の可能性は極めて低く、給油のためにピットインする際、タイヤ交換も併せて行うのかどうか。決勝ではチーム戦略も含め、様々な見どころがある。

    ■第1戦 予選結果(トップ6)

    1.No.40 伊沢拓也(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’39.583
    2.No.41 塚越広大(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’39.681
    3.No. 2  中嶋一貴(PETRONAS TEAM TOM’S)1’39.705
    4.No. 7  大嶋和也(Team LeMans)1’40.362
    5.No.20 松田次生(TEAM IMPUL)1’40.363
    6.No. 1  A・ロッテラー(PETRONAS TEAM TOM’S)1’40.520

    (写真/記事:島村元子)

  • GNNS_0414_1



  • 2012年4月11日

    主なイベントスケジュール


    ・4月14日(土)

    9:05~10:05 フリー走行
    12:45~13:35 ピットウォーク
    14:00~       予選(ノックアウト方式)
    17:10~17:40 キッズピットウォーク

    ・4月15日(日)

    9:10~ 9:40 フリー走行
    11:10~12:00 ピットウォーク
    14:30~       決勝レース(43Laps)

    併催イベント

    CR-Z 10Lチャレンジ
    ・全日本F3選手権第1、2戦
    ・全日本ロードレース選手権JSB1000





    スポーツカーの中古車情報ならGTNET