SUPER FORMURA 2026 Round.3 - イベント・レースレポート

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SUPER FORMURA 2026 Round.3

2026年7月15日

SUPER FORMULA第3,6&7戦富士プレビュー 約1ヶ月半ぶりの富士、瑶子女王杯を手にするのは?


今週末、静岡・富士スピードウェイにおいて、今シーズン初めての全日本スーパーフォーミュラ選手権が開催される。本来、第6、7戦の2レースで予定されていたが、悪天候でキャンセルされた第3戦オートポリスの決勝代替レースも組み込まれており、まさに”盛りだくさん”のレースウィークになりそうだ。
 

・夏休み最初の週末は、贅沢な3連戦に

レースウィーク中、土曜と日曜にそれぞれ予選と決勝を実施するワンデー・レースを2度開催することが増えた昨今のスーパーフォーミュラ。ドライバーやチームにとっては、短期決戦の難しさはじめ、梅雨が開けて夏本番を迎えるなかでのレース環境の確保など、さまざまな要素が入り混じるタフなレースウィークとなる。一方、戦いの行方をじっくりと楽しめるファンにとっては、申し分ないほどの”お得感”がある。エンターテインメントとしての楽しみを味わうには、今週末の3連戦はもってこいといえるだろう。
 

さて、ここで3連戦の内容をおさらいしておこう。もともとシリーズカレンダーとして設定されていたのは、第6戦、第7戦の2戦。ここに今回第3戦の代替戦が加わった形となる。第3戦というのは、大分・オートポリスが舞台で、もともと4月25、26日に実施されたものだ。ただし、正確に”実施”され、終了したのは、予選まで。決勝レースが行なわれる予定だった26日は、朝のフリー走行こそ走行可能だったが、セッション終了前に雨足が強くなり、コース上でクラッシュが発生。赤旗中断となり、そのままセッションを終えることになった。さらに、午後からの決勝を前に再びコンディションが悪化。予定より時間を遅らせてセーフティカーによるスタートを切ったものの、すぐさま赤旗中止に。しばし再開を待ったが状況は改善せずにキャンセルが発表されたという経緯がある。レースはスタートしてから2周を消化しておらず、その結果、のちに代替レースを実施することが確定した。
その舞台になったのが、今回の富士。予選はすでにオートポリスで完結しているため、そのグリッドに沿って富士で決勝を行なう。
 

・シーズン折り返しの戦いでヒートアップ必至!

通常、1イベントで2戦を開催する場合、各日に予選と決勝を実施するフォーマットを採用するスーパーフォーミュラだが、今大会は決勝レースを3度開催するため、変則的なフォーマットが採られることになった。まず、17日(金)にフリー走行を行ない、ドライバーたちは1ヶ月半ぶりのレースモードへの”ウォームアップ”に取り組む。もっとも、6月30日、7月1日には同じ富士スピードウェイにおいて公式テストが行なわれており、それから2週間ほどで実践を迎えることになる。このため、テストでさまざまなメニューをこなした各陣営が、どのような”最終決定”をしてサーキットに乗り込んでくるのか、そのあたりにも注目が集まることだろう。
 

翌日の18日(土)には、第6戦予選、第7戦予選を午前中に実施。午後4時過ぎに第6戦の決勝が行なわれる予定だ。2度の予選を終えてから、決戦までおよそ5時間のインターバルがあるものの、気持ちの切替や体力の温存等、自身のコントロールも必要であるため、ドライバーにとってはいかに効率よく集中力を保てるかがカギになりそうだ。そしてレースウィーク最終日となる19日(日)は、朝に第3戦の決勝が行なわれる。第6、第7戦はフルの41周で実施されるが、第3戦は25周の”超スプリント”。タイヤ交換、給油もなく、スタートすればあとはゴールを目指すのみ。高速サーキットの富士は、抜きどころも多いとはいえ、スプリントならではの駆け引き、そして午後に控える第7戦決勝を意識して戦うため、なかなかの神経戦になりそうだ。
 

シーズン折り返しを迎えるなかでの戦いとなるが、現時点でシリーズランキング暫定トップにつけるのは、No. 6 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の52点。これをNo. 1 岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)が14.5点差で追う。そして岩佐に2.5点差で付けるのがNo.14 福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)だ。一方、お膝元ともいえる富士を得意とするNo.36 坪井 翔(VANTELIN TEAM TOMʼS)は18点で現在6番手となかなか厳しい状況。しかし、今大会はもちろん、シーズン終盤にも富士での2戦が控えており、そろそろ”本領発揮”とばかり、巻き返しの好機を伺っていることだろう。
 

”SUPER FORMULA 夏祭り 2026”と題して行なわれる今大会。熱い3連戦はもちろんだが、サーキットに出向いたファンだけが堪能できるお楽しみも盛りだくさん。土曜の夜は決勝後に打ち上げ花火が行なわれ、日曜日の夜は、ホームストレート上で「JEGT AFTER RACE GRID PARTY」も実施され、まさに夏祭りコンテンツがぎっしり!また、三笠宮家の瑶子女王殿下が、大会にご臨席されることも発表されている。今大会は「第3回瑶子女王杯 2026年全日本スーパーフォーミュラ選手権 第3戦・第6戦・第7戦」として開催され、日曜の決勝後には、勝者に賜杯が授与される。栄誉ある賜杯を手にするのは、果たしてどのドライバーになるのか。
 

■主なタイムスケジュール

7月17日(金)
11:00 – 12:00 フリー走行1回目
14:50 – 16:15 フリー走行2回目
 

7月18日(土)
08:15 – 08:25 第6戦 予選Q1・A組
08:30 – 08:40 第6戦 予選Q1・B組
08:50 – 09:00 第6戦 予選Q2
10:35 – 10:45 第7戦 予選Q1・A組
10:50 – 11:00 第7戦 予選Q1・B組
11:10 – 11:20 第7戦 予選Q2
11:45 – 12:25 ピットウォーク
16:15 –     第6戦 決勝レース 41周/最大75分
 

7月19日(日)
10:05 –     第3戦 決勝レース 25周/最大50分
11:45 – 12:25 ピットウォーク
15:35 –     第7戦 決勝レース 41周/最大75分
 



2026年4月26日

天候回復ならず、オートポリス決勝は中止に


4月26日、大分・オートポリスを舞台に41周で繰り広げる予定だった全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦。あいにくの悪天候により、レースは中止となっている。
 

前日、5年ぶりとなる予選Q1〜Q3のアタック合戦において、100分の1、1000分の1で明暗分かれるスリリングな走行を披露したドライバーたちだったが、悪化の一途をたどる天候には残念ながら歯が立たなかった。
 

決勝日にあたる26日は、午前9時40分から30分間のフリー走行2回目がスタート。早朝から雨と霧に見舞われたサーキット周辺だったが、やや天候が回復。セッションは小雨降るなかで決行された。各車、午後からもウェットコンディションでの戦いが予想されるため、レインタイヤで走行を続け、セットアップ等の確認を行なっていく。
 

だが、残り9分を前に、1台のクルマが3コーナー先でコースアウトし、クラッシュ。これを受け、赤旗中断となりそのままセッションが終了しており、だれもが消化不良のまま決勝を迎える形だった。
 

一旦収まったように思われた雨だったが、午後になると再び雨脚が強まり、冷たい風と霧がサーキットを包み込む。結果として午後2時30分からのスタートはディレイとなり午後2時48分にフォーメーションラップを迎えた。当然ながら全車の前にはセーフティカーがスタンバイ。先導のもと決勝レースが幕を開ける。
 

だが、オープニングラップを走行する時点でコース上には赤旗が提示され、ふたたび各車がメインストレート前に停止。あらためてレース再開を待つことになったが、さらに風が強まるなか、グリッド上のクルマには簡易テントが張られ、ドライバーはみな持ち場を一旦離れた。
 

その後、午後3時10分になるとエントラント代表が招集され、レース実施について検討が行なわれる。結果、それから10分後の午後3時20分には、この赤旗をもってレース終了がアナウンスされた。なお、レースは2周を消化していないため、不成立扱いとなる。
 

スーパーフォーミュラでは、今シーズン開幕前にレギュレーションが変更されており、代替レースに関しては今回の予選結果をもとに開催することになっている。ただ、今日の段階で、その開催サーキットや日程等は決定しておらず、今後発表されるとした。
 

各車白熱した予選アタックが堪能できたオートポリスだったが、あいにく決勝は開催ならず。勢いに乗るドライバーたちにとっては、まさに水を差されることになった。次の鈴鹿大会は第4戦、第5戦として行なわれ、開幕戦同様に1日1レースでのフォーマットで展開する予定だ。
 



2026年4月25日

5年ぶりの予選Q3で岩佐歩夢がポールポジションを獲得


4月25日、大分・オートポリスで全日本スーパーフォーミュラ選手権第3戦の公式予選が行なわれた。予選は今シーズンから復活したQ3までのフォーマットで実施され、そのすべてのセッションでトップタイムをマークしたNo.1 岩佐歩夢(TEAM MUGEN)が後続に差をつける最速の走りでシーズン2回目となるポールポジションを獲得した。
 

4月初旬にモビリティリゾートもてぎで開幕した今シーズンのスーパーフォーミュラ。わずか3週間で最南端の開催地であるオートポリスで第3戦を行なう。なお今大会は、もてぎ大会のような1日1レースではなく、予選、決勝を各日に行なうオーソドックスなスタイルが採用されている。このため、予選の方式に変化を持たせ、3回にわたってアタック合戦を繰り広げることになった。スーパーフォーミュラとしては、2021年以来、5年ぶりのQ3復活となる。このフォーマットでは、まず、Q1で参戦ドライバー24名をA、Bの2組に分け、各組から上位6名がQ2に進出。計12名によるアタックとなるQ2からは、上位5名がQ3に進んでポールポジションを競う形とした。
 

これに先立ち行なわれた朝のフリー走行でトップタイムをマークしたのは、ディフェンディングチャンピオンの岩佐。0.169秒差でNo.14 福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE)が続く一方、先のもてぎで連勝したo. 6 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は12番手に留まった。
 

午前中は青空が見えていたオートポリス。気温15度、路面温度19度というコンディションは、午後2時15分からの予選を迎える頃にはそれぞれ20度、32度まで上昇。だが、上空には薄曇りが一面に広がった。まずQ1・A組には、No.36 坪井 翔(VANTELIN TEAM TOMʼS)、No.16 野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)のチャンピオン経験者ふたりはじめ、No. 28 小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)、No.50 野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)、No.53 チャーリー・ブルツ(TEAM GOH)らルーキーが出走した。そのなかでフリー走行で好調だった福住に注目が集まったが、思うようにタイムが伸びず、6番手でなんとかQ1を通過。結果、この組をトップで通過したのは坪井で、これに1000分の4秒差で野尻が続くことに。また、ルーキー野村が5番手でQ1突破を果たしたが、小林とブルツは敗退を喫した。一方のB組には、注目の岩佐、太田が出走。ルーキーでは先の第2戦で大きくポジションアップする活躍を見せたNo.97 ロマン・スタネック(ナビクル Buzz MK RACING)が出走した。そのなかで最速ラップをマークしたのは、岩佐。フリー走行で刻んだベストタイムを更新してみせた。太田はこれに0.156秒遅れの2番手に。そして僅差でNo.37 サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOMʼS)が続く結果となる。なお、セッション序盤、アウトラップを終えたばかりのNo.12 小出 峻(ThreeBond Racing)が1コーナー先で痛恨のコースアウト。赤旗の原因を作ることになり、ここで出走のチャンスを喪失している。
 

Q1よりさらに気温、路面温度が下がり、19度、30度のコンディションでQ2がスタート。12台がQ3に進出できる上位5台入りを目指して緊迫のアタック合戦を迎える。まずタイヤのスクラブを行なうためにピットアウトからコースを1周してピットイン。タイミングを見計らってアタックラップへと向かう。残り1分を切るあたりから本格的なアタックが始まると、まず野尻がトップタイムを刻んだが、あとから滑り込んだ岩佐が1分26秒419をマーク。Q1での自身のタイムを上回る走りでトップを奪う。結果、野尻は0.1秒差で2番手通過を果たしている。3番手にはNo.38 阪口晴南 (SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)が続き、フェネストラズ、太田がトップ5入りしたが、岩佐と太田のタイム差はわずか0.164秒というものだった。また、惜しくも6番手でQ3進出を逃した坪井と太田のタイム差はわずか0.081秒。まさに、シビアな予選を印象付ける結果となった。
 

Q1での赤旗の影響を受け、当初の予定より11分遅れでスタートしたQ3。5年ぶりのアタック合戦は7分間で行なわれる。出走する5名のうち、2021年のQ3を経験しているのは3名。岩佐と太田にとっては初めてのQ3だ。このセッションでも阪口がアウト〜インでタイヤを交換し、アタックに向かう戦略を採る。残り1分を切り、まずアタックに入ったのは岩佐。これにフェネストラズ、阪口、野尻、そして太田と続く。
 

真っ先にチェッカーを受けた岩佐が刻んだタイムは、1分25秒866。またも自己ベストタイムを更新し、唯一の25秒台へと突入する圧巻の走りを見せつけ、文句なしのポールポジションを手にした。今シーズン2回目、通算6回目となる。野尻は岩佐に続いて2番手につけていたが、ラストアタッカーとなった太田が0.005秒差で野尻を上回って2番手をもぎ取る。太田は、最終コーナー立ち上がりで大きくラインが膨らみ、右両タイヤをほんの少し縁石に乗り上げる形になったのがタイムロスになったことが悔やまれた。
 

これにより、今シーズンから導入された「SUPER POLE QUALIFYING Supported by YOKOHAMA TIRE」をモノにした岩佐には、賞金100万円が贈られた。
 

明日決勝を迎える第3戦のスタートは午後2時30分。41周の戦いとなる。
 

【第3戦オートポリス 予選トップ3】
1.No.1 岩佐歩夢(TEAM MUGEN)1’35.866
2.No.6 太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)1’26.139
3.No.16 野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)1’26.144
 



2026年4月24日

SUPER FORMULA 第3戦 AP プレビュー


シーズン初のQ3を導入するオートポリスは1レースの戦いに
 

今シーズンは、開幕戦を三重・鈴鹿サーキットから栃木・モビリティリゾートもてぎへと移して開催した全日本スーパーフォーミュラ選手権。早くもシーズン2大会目、レースとしては3戦目を迎える。その舞台となるのは、大分・オートポリス。5月開催だった昨シーズンは、予選日は悪天候で走行がままならず、決勝日に予選と決勝を実施するワンデーレースとして行なわれた。今週末も少し雲行きが怪しげだが、ステアリングを握るドライバーによって、スリリングなバトルを繰り広げてくれることだろう。
 

・ノックアウト予選Q3が復活!

1大会で2レースを実施するスーパーフォーミュラ。そのレースフォーマットでは、同日に予選と決勝を行なうスピーディな展開となるだけに、持ち込みセットから好調であること、あるいは短時間で的確なセットアップを見出し、そのクルマをドライビングすることが求められる。ドライバーはもちろんのこと、クルマを用意するエンジニアリングのスキルも相当高くなければ、目まぐるし展開を味方にすることは難しい。すべてのポテンシャルを最大限引き出すことの難しさが、レースを左右していると言える。
 

頭脳戦ともいえるシングルシーターのスーパーフォーミュラだが、今回のオートポリスは土曜日に予選、日曜日に決勝を行なうという極めてオーソドックスなフォーマットで開催される。しっかりとアプローチしてレースに挑む…と言いたいところだが、今シーズンから新たなフォーマットが導入されている。それが、予選方式の変更だ。土曜日は午前中にフリー走行、午後からは予選を行なうが、そのセッションをこれまでの2回から3回へ増やしたのだ。これはドライバーサイドからの提案をもとに、新たに導入されたものだという。結果、通常より1セット増の4セットのニュータイヤを用いてアタックを実施する。
 

24選手が2組に分かれ、Q1を実施。各組から上位5台がQ2へと駒を進める。そのQ2を出走した10台から上位5台がQ3へと進出可能となる。Q2までの予選では、全12台によるポールポジション競争だが、Q3では最終的に5台によるアタック合戦を展開することになり、まさに真の最速ドライバーが決まるドキドキ感を味わうことができそうだ。
 

ちなみに、Q3導入時は「SUPER POLE QUALIFYING Supported by YOKOHAMA TIRE」と銘打たれ、最速ドライバーつまりポールポジション獲得者には賞金100万円が横浜ゴムから贈られるとのこと。単発のボーナスを授与できるとあってドライバーのやる気も上昇するのではないだろうか。なお、今シーズンQ3を導入するのは、今大会と8月初旬の第8戦SUGO大会の2回。100分の1、時には1000分の1を競うドライバーの手に汗握るアタックラップに注目してほしい。
 

・太田の勢いに待ったをかけるのは誰?

開幕戦のもてぎは、初日が雨模様となり、第1戦はペースカー先導によるレースにとどまり、事実上レースらしい展開は見られないままだった。一方、第2戦は最後の駆け引きをモノにし、トップ争いに終止符が打たれた。そして両レースを制したのが太田格之進(No.6 DOCOMO TEAM DANDELION RACING)だった。
 

昨シーズンはアメリカでのレースにも参戦し、武者修行した太田。今年はSUPER GTにも参戦するなど日本国内でのレースにも精力的に参戦する。参戦4年目の今年は開幕戦で2勝するという理想的なシーズン立ち上がりとなったため、このオートポリスでも予選から積極的な走りを見せてくるはず。勢いに乗る太田に待ったをかけるのは、果たしてどのドライバーになるのか。
 

その最右翼となるのは、やはりディフェンディングチャンピオンの岩佐歩夢(No.1 TEAM MUGEN AUTOBACS)か。予選での一発の速さ、決勝での粘りは太田に引けを取らない。前回に続き、このふたりによる熱いバトルが再燃する可能性もあるだろう。一方、ふたりのチームメイトも黙ってはいない。太田のチームメイトである牧野任祐は、もてぎ戦で結果を残せず辛酸を嘗めた。そのリベンジをオートポリスで目論んでいるはずだ。昨年のチームチャンピオンのドライバーのひとりとして、復調を見せて欲しい。また岩佐のチームメイトである野尻智紀は2度ドライバーズチャンピオンに輝いたベテランだ。試合巧者であり、最多ポールポジション獲得者でもある。ここしばらく理想的な勝ちレースからはやや遠ざかってはいるが、すべてのパーツがうまく噛み合えば、誰もが手を付けられない圧勝の戦いを見せるドライバーでもあるので、オートポリスではリズムに乗れるかが勝負の鍵を握ることになるだろう。
 

トヨタエンジンユーザーからは、やはり2024年チャンピオンの坪井翔(No.36 VANTELIN TEAM TOMʼS)の名前を挙げずにはいられない。勝負を構築するスキルに長けるドライバーであり、先のSUPER GTでも独走によるシーズン初優勝を達成した。このままオートポリスでもいい流れをキープし、来週のGT第2戦富士に繋げたいはずだ。
 

この他にも、注目のドライバーの名をあげていくと、枚挙にいとまがないのが今シーズンのスーパーフォーミュラだ。予選で僅差のグリッド争いをしたかと思えば、決勝ではタイヤをマネージメントし、息が詰まるほどの繊細な駆け引きを繰り広げる。まさにダイナミックなドラマを惜しみなく発揮するドライバーの奮闘の行方をしっかりと見守ってほしい。
 

■主なタイムスケジュール

4月25日(土)
09:15 – 11:10 フリー走行1回目
13:00 – 13:50 ピットウォーク
14:15 – 14:25 予選Q1・A組
14:30 – 14:40 予選Q1・B組
14:50 – 15:00 予選Q2
15:10 – 15:17 予選Q3
17:00 – 17:30 キッズピットウォーク
 

4月26日(日)
09:40 – 10:10 フリー走行2回目
10:45 – 11:35 ピットウォーク
13:35 – 14:30 スタート進行
14:30 –     決勝レース 41周/最大75分





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