レポート 第9回NAPAC走行会 in 富士 | 中古車検索・中古車情報はGTNET

スポーツカー専門 GTNET

第10回NAPAC走行会 in 富士 富士スピードウェイ

日時 : 2010年3月11日(木)
場所 : 富士スピードウェイ・レーシングコース

車社会の安全と発展をコンセプトに、日本のアフターパーツメーカー企業で構成されているNAPAC(ナパック)が、富士スピードウェイにて走行会を開催した。

なおNAPACとは、"安全なアフターパーツ"をコンセプトに、製品のチェックや管理を行っている業界団体で、現在会員企業数は148社になる。パーツに貼られた"ASEA"というロゴの入ったステッカーが、NAPACの厳しい基準をクリアした証明。チューニングを楽しむユーザーは、ぜひ覚えておいて頂きたい。

さて今回で10回目となるNAPAC走行会 in 富士は、前日まで降り続いた雪の影響が心配されたが、当日は快晴。絶好のサーキット走行会日和となった。

この走行会の最大の特徴は、同乗走行やドライビングアドバイスを行ってくれる講師陣が豪華な点だ。スーパーGTドライバーの柳田真孝選手、谷口信輝選手を始め、昨年スーパー耐久のST2クラスでシリーズチャンピオンに輝いたランエボをドライブする峰尾恭輔選手、植松忠雄選手、村田信博選手、ラリードライバーの勝田範彦選手、炭山裕矢選手が参加。その他にも、元レーシングドライバーで伝説のZ遣いと言われている柳田春人氏や田中実氏を加えた、計9名のドライバーが参加者をサポートしている。こんなあらゆるジャンルのドライバーが揃う走行会は、他ではお目にかかれない。

La Strada CUP2009

La Strada CUP2009

11時30分から開催されたドライバーズミーティングでは、コースやフラッグの説明が行われた。と、ここまではどんな走行会でも必ず行われているが、NAPAC走行会ではサーキットビギナーだけを対象にした"初心者講習"の時間を設けている点も見逃せない。サーキット経験の少ないビギナーがもっとも気になる、"速いクルマが後ろから来たときの抜かれ方"や"コースアウトしたときの対処法"などのアドバイスがあった。

元レーシングドライバーの田中実氏は、「前を走る車が優先なので、急に進路を変更するのはNG。基本は後ろから来る車に抜いてもらう」「ウインカーなどを出して意思表示する場合は、前は2、後ろ8くらいの気持ちで後方を確認しましょう」「富士の場合、縁石の外側は路面μが高いので、しっかりブレーキを踏んで体制を整えられるので落ち着こう」といった、レーシングドライバーならではの実践的なアドバイスがあった。こういった講習があると、初心者でも安心してサーキット走行を楽しめる。サーキットデビューを検討している人は、安心してサポートしてくれるNAPAC走行会はオススメだ。

走行時間になると、同乗走行を希望する参加者の多さに驚いた。それもそのはず、プロドライバーが愛車をドライブし助手席に乗れる同乗走行に加え、メーカーデモカーの助手席に乗れるコンテンツも用意されていたためだ。講師ドライバーの数が多いため、希望したほとんどの参加者が同乗走行を体験できたようだ。

大きな事故もなく、午後3時に走行が終了。参加者が一息ついたところで、最後のコンテンツとなるプレゼント抽選会が行われた。

ブリヂストン(株)からはタイヤ、ブリッド(株)からはフルバケットシート、(株)エーテックからはアルミホイール、(株)エンドレスアドバンスからはブレーキパッドといった高額なパーツを始め、Tシャツやスポーツタオル、エンジンオイルといったアイテムは参加者全員分の数が用意されていた。高額パーツ抽選のときは、参加者から大きな歓声が上がり大盛況だった。

次回のNAPAC走行会は2010年9月29日(水)、場所は今回と同じ富士スピードウェイで開催予定。サーキット走行を楽しむユーザーはもちろん、興味を持っているサーキットビギナーもぜひ参加してみよう。

  • クラス1表彰台
  • クラス2表彰台
  • クラス3表彰台
  • クラス4表彰台
  • クラス4表彰台

参加者の声を聞いてみよう

  • ビギナー
    #4
  • 中級
    #27
  • ベテラン
    #100

タイムアタック結果

NAPAC:http://www.napac.jp/asea/
ASEA :http://www.asea-jp.org/
JAWA :http://www.jawa.jp/


NAPAC 走行会
次回 9月29日 富士スピードウェイ


スポーツカーの中古車情報ならGTNET