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LEXUS、フルモデルチェンジした新型ISを発表

2013年1月26日 更新

遂にハイブリッドモデルも追加!スピンドルグリル採用によりスポーツセダンとして欧米のライバルと肩を並べる事ができるか!?



3代目ISはスポーツカーとしても1流品となるか?

トヨタのハイグレードブランドである「LEXUS」は2013年1月14日に米国デトロイトで開催されている「2013年北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)」で同ブランドのフルモデルチェンジした新型スポーツセダン「IS」を発表した。今回のフルモデルチェンジで3代目となる。
日本では「トヨタ・アルテッツァ」として1999年から2005年までFRスポーツセダンとして人気を博した。2005年からLEXUSブランドが日本展開を始めたのと同時に2代目にモデルチェンジ。欧米のライバルに負けじと日本車ならではのハイクオリティーパッケージなコンパクトFRセダンとして販売され、年々改良を行い、2007年には同ブランドのプレミアムスポーツブランド”F”の名を加えたハイパフォーマンスモデル「IS-F」を発表発売した。2008年にはコンバーチブルタイプの「IS-C」を発表した。

3代目ISをひと目で見て分かるようにフロントグリルはブランドアイコンとなっている「スピンドルグリル」とヘッドランプユニットから独立させてL字型を強調したクリアランスランプを採用し、精悍さが増しスポーティーな印象を受けるようになった。

インテリアもLFAの意匠・機構を受け継ぐ可動式メーターを採用し男ゴコロをくすぐる

インテリアは全体的にはISの上位モデルとなるGS・LSのデザインを取り入れたフラットなインストルメントパネルとなり操作性とプレミアム感が増している。室内空間の拡大し後部座席の快適性を改善したのも大きな特徴だ、そこはLEXUSブランドでスポーティーな位置づけのIS、よく見ると昨年12月まで500台限定生産していたスーパーカー・LFAのデザインも受け継いでいるのがわかる。特にそれが明確にわかるのがメーターでISのスポーツグレードとなる「F SPORT」のみLFAの特徴であった可動式コンビネーションメーターを採用し、オーナーに優越感とドライビングの愉しむスパイスを与えるものとなるだろう。

このF SPORTはメーター以外に「表皮一体発泡」を採用したスポーツシートの採用、走行面では専用チューニングサスペンション、専用18インチアルミホイールを装着している。

日本で最も注目を集めるであろうハイブリッドモデルの存在

新型ISで最も期待が寄せられていると言ってもいいのが「IS300h」、ハイブリッドモデルだ。日本で展開しているモデルで唯一ハイブリッドの設定がないIS、今回のフルモデルチェンジで遂に追加設定された。低燃費・高出力化を実現する新世代直噴技術「D-4S」を搭載した2.5L 2AR-FSEエンジンを採用した。このエンジンは新型クラウンに搭載されたものをベースとしており、20km/L以上の低燃費を実現しながら3Lクラスの走りを期待することができるものとなっているだろう。

日本での発売は2013年春を予定している。


New Lexus IS】主要諸元(北米仕様)
IS250 IS350 IS300h(※)
全長(mm) 4,665
全高(mm) 1,430
全幅(mm) 1,810
ホイールベース(mm) 2,800
乗車定員(人) 5
駆動方式 2WD(FR)・AWD 2WD(FR)・AWD 2WD(FR)
エンジンタイプ 2.5L V型6気筒 3.5 V型6気筒 2.5L 直列4気筒
エンジン 最高出力 /
kW [hp] /r.p.m
152[204]/6,400 228[306]/6,400 130[174]/6,000
最大トルク /
N・m[kgf・m] /r.p.m
250[25.5]/4,800 375[38.2]/4,800 215/[21.9]/4,400
モーター 最高出力 /
kW (hp)
- - 105(141)
最大トルク /
N・m (kgf・m)
- - 300(30.6)
システム全体 最高出力 /
kW (hp)
- - 162(220)
トランスミッション 6 Super ECT 8-Speed SPDS (2WD)
6 Super ECT (AWD)
電気式無段変速機

※:欧州仕様




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