ブラーップ、ブラーップ、ブラーップ、ブラーップ、ブラーップ!
記事提供元:turnpike
この音、聞き覚えがあるだろうか?きっと今、頭の中であの独特のサウンドが鳴り響いているはずだ。
「7’s Day Houston 2026」の告知を初めて見た瞬間、これは絶対に行かなければと思った。会場はテキサス州ヒューストンのダウンタウン。ヒューストン・アストロズの本拠地、ダイキン・パークのすぐ隣だ。都会のビル群、そして夜になれば街の灯り。最高のロケーションになることは、行く前から想像できた。ただ、ひとつ忘れていたことがある。93オクタンのガソリンと、プレミックスされた2ストロークオイルが混ざり合う、あの何とも言えない匂いだ。そして排気ガスが目に染みて、思わず涙が出てくることも……。でも、それも含めてロータリーの世界なのだ。
会場の雰囲気は最高だった。これだけ多くのJDMを代表する名車たちに囲まれると、そこにいるだけでも気分が高まってくる。
毎年7月7日に行われる「7’s Day」は、RX-7を中心に、マツダの歴代ロータリー車を祝う日だ。しかし今回のヒューストンには、それだけではなくさまざまなクルマが集結。もちろん日本車が中心だが、その中にはヨーロッパ車の姿もちらほら見られた。
派手さを抑え、クルマ本来の美しさを生かしたクリーンな仕様がある一方で、フェンダーとリムがギリギリまで接近し、キャンバー角はなんとマイナス30度という強烈なスタンス仕様まで。
とにかく、ここには何でもある。
自分のスバルBRZをスタンス仕様にすることはおそらくない。でも、スタンス系のクルマを見るのは大好きだ。
BRZといえば、ZN/ZC6系から現行ZD8までがずらりと並んでいるとは思っていなかったので、これは嬉しいサプライズだった。声をかけてくれて、隣に停められるよう誘導してくれた皆さん、本当にありがとう。
マツダ以外にも、気になるクルマはいくつもあった。
そのひとつが、美しいAP2型ホンダS2000。足元には鮮やかなソニックグリーンのRAYS VOLK RACING TE37を合わせ、Spoon製ブレーキ、そして運転席には真っ赤なRECARO Pole Position。細部まで抜かりのない仕上がりだ。そして、こちらもTE37を履いた美しいE46 BMW M3。やはりTE37は、クルマを選ばない。
さて、ロータリー車へ行く前に、もう1台どうしても紹介しておきたい。Ronald Patrice(@ronaldpatrice)のFD3S型マツダRX-7だ。遠くからこのFDを見つけたときには、まさかエンジンスワップされているとは思わなかった。しかし、エンジンカバーがちらりと見えた瞬間、「何かがおかしい」と気づき、思わず近くまで走って確認しに行った。そこに収まっていたのは、ロータリーではなくトヨタの1JZ。どうやってこの長い直列6気筒エンジンをFDのエンジンルームに収めたのか、今でも不思議なくらいだ。シリンダーヘッド後端とファイアウォールの隙間は、25セント硬貨を2枚重ねたらいっぱいになりそうなほどしかない。まさにギリギリだ。
そして、いよいよ主役のロータリーへ。
7’s Day Houston 2026には、本当に数え切れないほど魅力的なロータリー車が集まっていた。初代FBからFC、そしてFD型RX-7。さらにRX-8の姿も何台か見ることができた。
多くの車両には、日本を代表する名門チューナーのパーツが惜しみなく投入されていた。RE雨宮、Knight Sports、R-Magic、そしてFEEDなど、ロータリーファンなら誰もが知る名前ばかりだ。
しかし、ベースとなる車種やカスタムの方向性に関係なく、ここではどのクルマもそれぞれの個性を持った一台として、このイベントに自然と溶け込んでいた。
最後まで読んでくれて、ありがとう!
















































