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RX-7[FD3S]編 スピリットR VS カタログモデルベース吸排気仕様

RX-7ベース車

  • rx7 gtnet
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マツダのテクノロジーを結集して開発された3代目RX-7がFD3Sです。発売期間は歴代RX-7の中でも最長で、1991年から2002年まで生産されました。その間に幾度も仕様変更を重ね、最終的にはⅥ型まで進化。限定車や特別仕様車も多数誕生しました。
エンジンはグレードや型によって仕様の違いがあるものの、13B-REW型ロータリーターボのみの設定です。モーターのようなスムーズな吹け上がり、低重心が生み出すダイレクトなハンドリングなどは、コンパクトなロータリーエンジンの存在がなければ成し得ません。
初期型の最高出力は255psでしたが、ボンネットやアームにアルミを多用して軽量化を追求していたこともあり、当初からピュアスポーツとして突出した動力性能を誇っていました。ところがⅣ型では8ビットから16ビットに変更したECU、インテークパイプの口径見直しなどにより、265psへと出力アップ。Ⅴ型からはタービンの風量アップを実施した280ps仕様もラインアップに加わります。
排出ガス規制の強化といった逆風などにさらされ、生産は2002年8月で終了。その後に登場したRX-8でもロータリーエンジンは継承されましたが、NAの4ドアスポーツとなったため、いまも正統派スポーツカーとしての魅力は色褪せていません。

スピリットR

  • rx7 スピットR gtnet
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FD3Sでは様々な限定車が企画されましたが、2002年に発売されたスピリットRはRX-7最後の限定車であり、「究極のRX-7」としてとくに人気を集めている一台です。2シーター5速MTのタイプAを筆頭に、4名乗車5速MTのタイプB、4名乗車4速ATのタイプCと、3タイプが設定され、計1500台の限定生産モデルとして販売されました。
280ps仕様車がベースで、エンジンやタービンといったパワー系に変更はありませんが、大径ドリルドローター(タイプCを除く)、ビルシュタイン製ダンパー(タイプCを除く)、BBS社製アルミホイール、ソフト塗装のインテリアパネルなど、変更は内外装の多岐に及びました。とくにタイプAは乗車定員を2名に絞ってレカロのフルバケットシートを導入し、軽量化を追求するなど、スパルタンなキャラクターが与えられています。
また、スピリットRの代名詞でもあるチタニウムグレーメタリックを設定。所有欲をくすぐる専用カラーは、やはりユーズド市場でも安定した高値をキープしています。

最終ジャッジ!! やはりスピリットRは別格!!!!

熟成が進んだⅥ型FD3Sはユーズド市場でも人気が突出していて、近年は価格が高騰する傾向にあります。その中でもスピリットRは別格です。RX-7最後の限定車だけあって、装備の充実ぶりと完成度は高く、ノーマルで長く乗り続けていくのであれば、多少高価でも手に入れたい一台であるのは間違いありません。とくに2シーターと割り切って企画されたタイプAのキャラクターは際立っています。
一方、17インチのホイールや腰高感のある車高に不満を感じるユーザーも少なくありません。レギュラーのカタログモデルであれば、トレンドの18インチや高性能車高調を組み込んだチューンドモデルも比較的容易に探せます。最終モデルのⅥ型であっても、スピリットRよりは手頃な価格で推移していますので、ノーマルやライトチューンのレギュラー仕様をベースに、自分好みのプレミアム仕様に仕上げていくのもいいかも知れません。

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FD3S購入後のアフターサービス

全体的にエンジンの経年変化が進んでいる車両が多く、圧縮比の低下がオーバーホールの目安となります。GTNETではスペアエンジンの確保にも取り組んでいて、タイミングが合えば正常なコンディションのエンジンに換装することもできます。そのほか、純正リビルドタービンへの入れ換え、足まわり&アライメントのセットアップなども豊富なノウハウとデータを蓄積していますので、気軽にご相談ください。

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