スーパー耐久第2戦 韓国シリーズ 決勝|スポーツカー専門店のGTNET
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スーパー耐久第2戦 韓国シリーズ in インジェオートピア 決勝


- 5月26日:決勝日 / 第1レース、まさかのハプニングでリタイヤに終わる
- 薄曇りの中、決勝日を迎えたスーパー耐久第2戦。インジェ・スピーディウムには初戦のイベントをひと目見ようと、多くの観客が集まってきた。また、オープニングイベントとして、
韓流スターがステージを開催したことも、集客につながったと思われる。
日本以上に蒸し暑い天候の下、午前中に早速第1レース決勝がスタートする。45分の戦いで、No.81 GTNET ADVAN NISSAN GT-Rの青木は逆転の走りを披露できるのか…。
注目が集まる中、GT-Rがなかなかピットを離れない。というよりも、エンジンが始動せず、ピットを離れることができない状態に。スタッフが懸命に修復作業を進めた結果、なんとかエンジンは始動。
だが、すでにピットロード出口はクローズされ、結局ピットストップを強いられた。
ライバルたちに遅れを取る形でレースに加わった青木。怒涛の追い上げを見せ、着実にポジションアップを見せていく。そして4周目には総合7番手まで浮上、さらなるポジションアップを果たすかに思われたのだが…。
またしてもクルマにアクシデントが発生、青木は5周目にクルマをピットへと戻してしまう。なんでも、猛追する中、序盤にスピンしていた他車と接触したことが原因で、
パワーステアリングのオイルラインをカットしてしまったという。惜しくもレースへの復帰が難しいアクシデントであったため、そのままリタイヤに終わった。
第2レース、激戦を繰り広げ、2位表彰台を獲得!
レースのインターバルでは、華やかなステージで盛り上がりを見せた現場だが、No.81 GTNET ADVAN NISSAN GT-Rにとってはさにあらず。
迫り来る第2レースまでに、なんとかクルマの修復を終わらさなければならない。そんな切迫した状況の中、スタッフは全神経を集中させ、見事作業を完了。
第2レースのドライバー・星野一樹にステアリングを託した。
フロントローからクリアスタートを切った星野。早速ポールの28号車と激しいバトルを繰り広げるが、その直後には1号車も迫り来る。大混戦となる中、星野は冷静な判断をもって、ポジションキープを断行。
1号車の猛追をシャットアウトし、チャンスがあればトップを奪い取る態勢を崩すことなく45分を走破。終盤には3番手が再び猛攻を見せたが、これも抑え切って逃げ切りに成功。2位表彰台に上がった。
初の韓国イベントで波乱万丈のレースウィークを過ごしたNo.81 GTNET ADVAN NISSAN GT-R。次の第3戦は舞台を栃木・ツインリンクもてぎに移しての一戦。
7月、真夏の暑さとの戦いにもなるレースは5時間の長丁場。ホットな一戦になることだろう。
- 日付: 2013年5月26日 インジェ・スピーディウム(韓国・江原道麟蹄郡)