SUPER耐久 2015 Round.3 - イベント・レースレポート

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SUPER耐久 2015 Round.3

2015年7月1日

スーパー耐久 第3戦富士 プレビュー


国内最長の8時間レース、富士SUPER TECは今週末!

今年の梅雨も大詰め、今週末の天候が気になるところだが、静岡・富士スピードウェイではスーパー耐久シリーズ第3戦「SUPER TEC」が開催される。高速サーキットで繰り広げられる“S耐”は、シーズン中盤戦の一戦でもあるだけに、ますますヒートアップしたバトルが期待できそうだ。

■梅雨明け間近の8時間耐久レース!

昨シーズンまでは7時間のイベントだったこの一戦。なんと今年はプラス1時間の8時間での戦いとなる。SUPER GTにもないこの長時間レース、今や日本国内最長の一戦となっている。通常は最大3名で戦うこのS耐、最近はプロドライバーのエントリーも珍しくないが、とはいえまだまだアマチュアドライバーが多数出走する参加型レースだけに、より安全にレースをすることを考慮して8時間を戦うにあたって最大4名のドライバーを登録することができる。これは開幕戦のもてぎ(5時間レース)と同様だが、天気次第では厳しい暑さが強敵となるため、最善の策といえるだろう。

■ハイレベルのトップ争い、リベンジに燃えるGTNET ADVAN C-WEST GT-R

今シーズンは車両トラブルに見舞われ、決勝レースで思うような活躍を披露することができていないGTNET ADVAN C-WEST GT-R。ディフェンディングチャンピオンの意地をかけ、この富士戦でパワフルな走りをアピールしたいところだ。そこで、GAMISAN / 星野一樹 / 吉田広樹のレギュラードライバーに加え、今回はDドライバーとして、SUPER GTで活躍中の安田裕信選手を抜擢。巧みなドライビングを武器に、チームとしての総合力を大幅にアップ! 昨年は2位で終わった悔しさを晴らすため、今回はGTNETリベンジ戦としてしっかりと戦いたいところだ。

8時間の戦いではクルマの信頼性も大きく問われる。速さだけでなく、強さを兼ね備えたアプローチが必要となる。その上で欠かせないのがチームとしての緻密な戦略であり、迅速な対応力だ。すべてのパズルがしっかりとはまったチームが、8時間後のポディウムで美酒に酔うことができるだろう。

さまざまな車両、キャリアの異なるドライバーが多数出走するこのレースは、7月5日の日曜日午前10時にスタート、近づく日没を前にした午後6時にチェッカーが振られる。

 

記事:島村元子/ TEXT : Motoko SHIMAMURA





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